1. やわらかなる《和》の心は あくまで一般の市民(ムラびと)のあいだに培われ育まれた交通(まじはり)の思想(生活態度)であった。
2. やがてムラムラから成る社会が国家という二階建ての家に成ったとき ムラビトたちがアマアガリする国ビトらに その第二階をこしらえることをゆるしたのだと考えられる。
3. これを《くにゆづり》と称したように けっきょくこの《アマテラス公民なる国びと》らに好きなようにさせてやったという歴史事実が――大きく 和とそして論理思考とに――介在し影響をあたえている。のではないか?
4. 言いかえると 一般に第一階に住む人びとは 国びとらが どうしてもおれたちをお山の大将にしてくれと土下座してでも頼みこみ拝みこんでくるものだから とうとう根負けして かれらに好きなようにさせた。社会というやしろに第二階というヤシロまでつくらせて そこに住まわせた。気の済むまで統治がしたければ やってみなさいと全面的に甘えさせてやった。
5. これが かれこれ千五百年 経つ。
6. けれども 一度ゆづったからには おまえたち そろそろ返してちょうだいなどと言えない。なかなか言えない。しかも 世の趨勢は かたちの上だけでも すでに主権在民の世の中になっている。市民主権だというのだから かつてのクニユヅリは ゆづり返されたのだろうか? これが何ともはっきりしない。
7. はっきりしないけれども そもそも《和》の心を持ち合わせている市民一般は おいそれと早く返せとは言いづらい。
8. ひとつには そのお二階さんのほうが《和を以って貴しと為せ》と ムラビトのお株を奪うような命題を立ててしまった。立てられてしまった。これも 何とも動きが取りにくい。動きを取りにくくしている。お二階さんたちも いやあ 立派 リッパ。保身の術に長けている。
9. うんぬんかんぬん。つまり 一階の市民らの和をパクってお二階から 和をみだすなかれと説く新種の和は 大和だというのである。一階の和のヤマトがこれも二階へとアマアガリし増幅した。
10. というわけで もともと日本人は・市民一般は 社会の人間的交通において論理的にもその秩序を問い求め続ける人たちであった。マジハリにおける倫理の問題において 論理思考をくりひろげる人びとであった。すでに ユヅリ愛が 実践されている。
11. わづかにその和をみだすものがあるとすれば ニ階建てになったあとで一階の人間が むやみに二階へのアマアガリ出世志向になったり 二階にこびへつらったり またゆすりたかりの甘い汁を吸おうとしたりするような動き これである。
12. この一階と二階との関係具合いにおいては 隙間風が吹いたりいざこざが起きたりする。こういうことではないのか?
13. 野党というのは・またマスコミというのは 総じて自分たちもそこの住人である《空中庭園なるお二階》の居心地があまりにもよいので ただ人びとのガス抜きをしているだけということにまでなっているかも知れない。のではないか。
14. 日本人の論理思考は この一階と二階とが幻想的に逆立ちしてしまっているところにその発現が妨げられているのではないか?
15. プーチンのとこだってシーチンピンのだって さか立ちしてるんぢゃないの?
A 回答 (75件中31~40件)
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No.42
- 回答日時:
小学校六年生のころ、新劇を小学校卒業記念に開いたのよ。
澤瀉君(後に武蔵中・高・東大法卒⇒辯護士)はまめな爺さん役(良いお爺さん)
私は、(桐蔭学園中・高・慶應理工⇒コマツ)は背病爺さん役(悪いお爺さん)
ToT
No.39
- 回答日時:
(天声人語)ありがとう図書館 2022年12月28日 5時00分
ほぼ毎日利用している身に、年末年始の図書館の休みはつらい。思えば絵本を探したころから、文献や資料を求めて駆け込む現在まで、どれだけお世話になってきたことか。執筆に行き詰まって書棚の間をさまよう日々だ
▼司書が細やかに調べ当てる資料は、自力のネット検索では到達できない。門井慶喜さんの小説『おさがしの本は』で主人公の司書は訴える。「図書館にはレファレンス・カウンターがあり、そこには人間がいるんです。(中略)血の通った人間が」
▼高い専門性を持つ司書が、非正規雇用で生活に苦しんでいる。地方自治体が経費削減で正規雇用を減らしているためだ。「手取り9万8千円」の記事に、もしやあの親切な司書さんもと思う
▼国が図書館へ「拉致問題関連本の充実」を求めた時は、蔵書選びに口を出すのかと驚いた。「さまざまな問題や思想が、まんべんなく」ある方が「自分でものを考えられる余地が広がる」と言う門井さんに共感する
▼国家介入が行き着く先に、何があるのか。「同性愛宣伝禁止法」が成立したばかりのロシアで、村上春樹さんの本を含む処分リストが図書館に届いたという。ロシアはウクライナ侵攻で、多数の図書館を破壊した
▼大英博物館図書館の閲覧室で、マルクスが30年通って座り続け、『資本論』などを書いた「G7」の座席を見たことがある。能力に応じて働き、必要に応じて受け取る――司書受難のいま、この言葉が図書館から生まれたのは皮肉というしかない。
No.38
- 回答日時:
#37
貴殿のJesus像を鵜呑みにすると、父と子と聖霊の三位一体がJesusね。
子の父と 父の子と 父と子とのマジハリから発出する聖霊と これらは 各個が他の各個とひとしく また〔各個が〕全体とひとしく 全体は 各個とひとしい。という関係にあります。
二で割っても三で割っても 商はやはり元のままの無限であるというのが 無限です。二分の一や三分の一にはならない。
これが 三つの位格(ペルソナ)の一体性 すなわち 聖三位一体なる神です。
光のタトヘは もういいですよね。光源と発耀と明るさ・暖かさと。
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