これ何て呼びますか

誘電正接とは、
誘電体内での電気エネルギー損失の度合いを表す数値である。

とありますが、例えば一部品のそれを知りたいとの問い合わせを受けた場合、
相手は何が知りたいから聞くのでしょうか?
問い合わせ先に聞く前に理解しておきたいため、ご教示をお願いしたい次第です。
よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

タンデルが大きくて助かる(役に立つ、歓迎される)のは、電子レンジや誘電加熱(誘導加熱とは違う)装置くらいかな。


ふつうはゼロに近いほどいいわけ。ロスになるだけですから。
半導体製造装置では、何の目的に使うかでしす。
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この回答へのお礼

なるほどですね。
有難う御座いました!

お礼日時:2023/03/04 16:57

誘電正接は確かに「誘電体内での電気エネルギー損失の度合いを表す数値」ですが、それでは具体的に何を意味するのか分からないかもね。



誘電正接はふつうはtanδと表現し、「タンジェント・デルタ」と言うのですが、略して「タンデル」と呼ぶことが多いんです。

身近なところでtanδが関係するのが電子レンジで食品などを加熱するときです。
水やアルコールのようにtanδが大きな物質(誘電体)は、電子レンジ内でマイクロ波の電磁波を浴びると、電磁波エネルギーがそれに効率よく吸収されて熱になります(よく加熱されます)。

一方、磁気や陶器、あるいはガラスはtanδが小さく、食品と一緒に瀬戸物のお皿を入れてもほとんど加熱されません。これが温まるのは、加熱された食品からの伝熱によるものです。

コンデンサ(電力コンデンサ)の中にもその容量を大きくするためと絶縁のために鉱物油などの誘電体が入れられています(PCBが問題になったりします)。
コンデンサ(電力コンデンサ)は本来はそこで電気エネルギーが消費されるものではないのですが、その誘電体にtanδがあるとそこで電力ロスが発生します。なので(電子レンジを除いては)好ましくないわけです。

なお、tanδの値は周波数によって違ってきますから、もしtanδの問い合わせがあったら、どの周波数でのものかを確認しないといけません。
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この回答へのお礼

有難う御座います。
電子レンジ以外では、それが高いとエネルギーロス?になってよろしくないって感じですかね?
半導体装置においてはそれが高いと、
エネルギーロスして効率的にエッチング出来なくなる?
装置の性能に影響してくる?
高周波に悪影響を与える?
って感じですかね?

認識あっておりますでしょうか?
よろしくお願い致します。

お礼日時:2023/03/04 13:26

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