
「六甲おろし」の一番でお聞きしたいことがあります。すべて貼ると著作権に違反しそうなので、一部だけを貼らせていただきます。
「六甲(ろっこう)おろしに
颯爽(さっそう)と
蒼天(そうてん)翔(か)ける」
でいったん切れると解釈してもよろしいんでしょうか?
.........................................
六甲(ろっこう)おろしに
颯爽(さっそう)と
蒼天(そうてん)翔(か)ける
日輪(にちりん)の
青春(せいしゅん)の覇気(はき)
美(うるわ)しく
https://www.uta-net.com/song/17972/
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
日輪(にちりん)の」の「の」ですが、これは格助詞で意味は比喩です。
(5)比喩…比喩に用いられる。[~のように]
世になくきよらなる玉の男皇子さへ生まれたまひぬ。(源氏物語・桐壺)
(世にまたとない気品のある玉のような皇子までもお生まれになった。)
https://www.hello-school.net/haroajapa010003.htm
ですから、日輪の」は「太陽のように」の意味になります。これがかかる先は「美(うるわ)しく」になります。
ですがリズムとしては全体七五調が貫かれていて、以下のようなリズムで歌の流れを理解するとよいと思います。
六甲(ろっこう)おろしに 七
颯爽(さっそう)と 五
蒼天(そうてん)翔(か)ける 七
日輪(にちりん)の 五
青春(せいしゅん)の覇気(はき)七
美(うるわ)しく 五
また「蒼天(そうてん)翔(か)ける」は直後の「日輪(にちりん)」の修飾語ですから、そこで切るのは、リズムから言ってもあり得ません。
非常に分かりやすいご回答を、ありがとうございます。
なるほど。5・7で切れるんですね。
教えていただいたサイトも、大変参考になりました。
No.9
- 回答日時:
> 六甲から吹き下ろす風の中を颯爽と駆けて、
「六甲おろしを素早く駆け抜けて」くらいでは?
颯爽は、「爽やかな風のような様子」と言う意味なので、本職の翻訳家であれば、「風の中を颯爽と」とは訳さないと思います。
ただ、いずれにせよ、英語歌詞から日本語歌詞の国語的解釈や詩的意味を探ると言うアプローチは、かなり違うと思います。
再度ご回答をありがとうございます。
>「六甲おろしを素早く駆け抜けて」くらいでは?
そうですね。
>ただ、いずれにせよ、英語歌詞から日本語歌詞の国語的解釈や詩的意味を探ると言うアプローチは、かなり違うと思います。
私は英語訳から元の歌詞を解釈しているのではありません。
こちらに質問をさせていただき、今までいただいたご回答の中では、
#4のご回答が一番正しい解釈のように感じました。
それを踏まえて、オマリー版の英訳は的を得ているように感じましたが、#8でいただいたご回答で
>オマリー版に至っては、別の歌詞でしょうね。
と書かれていたので、そんなことはないと思いますというつもりで、
オマリー版の歌詞の解釈を書かせていただきました。
いずれにせよ、おっしゃるように、すべての解釈は、佐藤惣之助さんの「六甲おろし」に基づくべきだと考えております。
No.8
- 回答日時:
> 「六甲おろしの中を颯爽と駆けぬける」のは、選手なのではないでしょうか?
そこは論点ではないと言いますか。
まず「青春の覇気」を発するのは、明らかに選手を指すと考えられます。
また、「蒼天翔ける日輪の」の「の」は、No.4さんが指摘する通り、比喩であり、「青春の覇気を発する『選手』」をたとえています。
従い、あなたの解釈では、「六甲おろしの中を、蒼天を翔ける日輪の様に、『颯爽と駆け抜ける』、青春の覇気を発する選手」と言うところかと。
それは否定はしませんが。
ただ、「六甲おろしの中を、颯爽と蒼天を翔ける日輪の様な、青春の覇気を発する選手」と、文意はほぼ同じの意訳に過ぎません。
「颯爽とした日輪の様な、人」と「日輪の様な、颯爽とした人」の違いです。
また、前段は「六甲おろし(風)」から「颯爽」、「颯爽」から「蒼天翔ける日輪」を連想させる、情景描写と考える方が、詩的でしょう。
英語歌詞に関しては・・何とも言いようがありません。
たとえば「六甲山から風が吹く」で完結し、そもそも「颯爽と」のニュアンスも出て来ません。
オマリー版に至っては、別の歌詞でしょうね。
再度、ご回答をありがとうございます。
>まず「青春の覇気」を発するのは、明らかに選手を指すと考えられます。
また、「蒼天翔ける日輪の」の「の」は、No.4さんが指摘する通り、比喩であり、「青春の覇気を発する『選手』」をたとえています。
これはその通りだと思います。
ところで、私にはオマリー版英訳が、的を得ているように思えます。
(As) Dashing swiftly through the wind
blowin' (down) from Rokko,
六甲から吹き下ろす風の中を颯爽と駆けて、(現在分詞構文)
<Like the big sun soaring
in the clear blue sky (shining)>,
蒼天翔ける日輪のように、 (前置詞句)
(Mighty spirit of the youth)←すべての主語
shows the victor's grace
青春の覇気 うるわしく (主節)
直訳ではなく、「六甲おろし」の楽譜の音符に合わせているので、省略している言葉もあるとは思いますが。
No.7
- 回答日時:
> 意味は「風の中を颯爽と駆ける」
「六甲おろし『が』颯爽と」であれば、颯爽としているのは「六甲おろし」ですが。
「六甲おろしに」なので、あなたも「風の中を」と書いている様に、風(六甲おろし)の中を、颯爽と蒼天を翔けているのは、「日輪」と解釈すべきでしょう。
六甲おろしに颯爽と(している)。← 何が?
蒼天翔ける日輪の(様な)、青春の覇気(が)麗しく。←なぜ連用形?
六甲おろしが颯爽と(している)。← 〇
蒼天翔ける日輪の(様な)、青春の覇気(が)麗しい。← 〇
無論、詩の解釈は自由だし、応援歌や応援歌の歌詞としては完成度が高く、区切りを変える必要など皆無です。
しかし国語的(詩的)には、先の回答の解釈が自然であり、かなり妥当性は高いと考えます。
実際にも、たとえば三番の歌詞は「勝利に燃もゆる栄冠は、輝く我等ぞ、阪神タイガース」で。
すなわち、音楽(フレーズ)とは無関係に、詩は続く形(栄冠は輝く)になっています。
再度ご回答を有難うございます。
解釈の参考にさせていただきたく思います。
ただ、「六甲おろしに、颯爽と蒼天(を)翔ける日輪の」と#6でご教示いただきましたが、
六甲おろしが太陽まで届くかな?とも思うのですが…。(六甲おろしは、六甲山から吹き下ろす風ですよね。下に向かって吹き下ろす風の中を太陽が駆けるというのは不自然にも思えてしまいます。)
実は、「六甲おろし」の英訳を二つ見つけました。
それらを読む限りでは、やはり「六甲おろしに/颯爽と」は「日輪」にはかかっていませんね。もっとも、歌詞の解釈は人それぞれなのですが…。
https://www.gao.ne.jp/~tgs1698/mb/pageteng.htm
おそらく、「六甲おろし」は先にメロディーができて、その後に歌詞がつけられたのではないでしょうか? ですので、メロディーに合わせるために、省略をされている部分も多いように思います。
「六甲おろしの中を颯爽と駆けぬける」のは、選手なのではないでしょうか?
No.6
- 回答日時:
名調子の名曲ですから・・ダマされちゃいますね。
私も考えるまでは、気付きませんでした。
メロディーを無視して、国語的に考えると、「六甲おろしに颯爽と」ではなく、「颯爽と蒼天翔ける日輪の」でしょう。
すなわち・・。
「六甲おろしに、颯爽と蒼天(を)翔ける日輪の(様な)青春の覇気(が)、麗しく輝く我が名こそ、阪神タイガース(である!)」と言う、歌詞全体が一文です。
「我が名ぞ」の「ぞ」は強調の助詞です。
無論、応援歌としては「六甲おろしに颯爽と~」じゃないとダメですが。
国語的に考えれば、解釈はさほど難しくないでしょ?
ご回答をありがとうございます。
「六甲おろしに」で切るのは違うんじゃないでしょうか?
やはり、「六甲おろしに颯爽と」で切れ、意味は「風の中を颯爽と駆ける」だと思います。
それと、「麗しく」でいったん切れるんだと思います。
「輝く我が名ぞ 阪神タイガース」で一文だと思います。
#4、#5のご回答が正解のように思います。
No.5
- 回答日時:
前回の回答に加え全体の解釈(口語風書き直し)を試みました。
六甲(ろっこう)おろしに 七
颯爽(さっそう)と 五
■六甲颪の中を颯爽と
蒼天(そうてん)翔(か)ける 七
日輪(にちりん)の 五
■青空を巡る太陽のように
青春(せいしゅん)の覇気(はき)七
美(うるわ)しく 五
■若い選手の闘志は意気高く美しく
■以下オマケ
輝く我が名こそ 阪神タイガース
おう おう おうおう 阪神タイガース
フレ フレフレフレ
■以下まとめ
地元の厳しい自然に鍛えられた若者の覇気はまるで太陽のように気高く輝く我がチーム、その名こそ 阪神タイガース
地元の気候風土から太陽まで採り入れた舞台背景に一気に雪崩れ込むように登場する意気軒高な選手たち、徹底的に煽りますね。だれでもファンになりそうな勢いです。
No.3
- 回答日時:
六甲おろしに颯爽と蒼天翔ける日輪の
で切れるんです。「日輪」より前の部分は「日輪」を修飾している。ここまでで
六甲おろしが吹く中を、青空を颯爽と飛ぶ、太陽
という意味です。だからゴテゴテした修飾語を除けば、要するに「日輪の」と言っている。で、続きは
青春の覇気美しく輝く
で切れる。ここまでで、「我らのはんしーんたいがーす」を修飾しているんです。
なので全体では、
六甲おろしが吹く中を、青空を颯爽と飛ぶ、太陽。
その太陽の「青春の覇気」が 美しく輝いている(のと同じように、「青春の覇気」が 美しく輝いている、そういう)我らのはんしーんたいがーす
ってことです。

No.2
- 回答日時:
少し考えなおしました。
日輪(太陽)が天翔ける(つまり空を駆け巡る)というのは、私にとってはやはり奇異な感じがしました。太陽はじっとしているというイメージを私は持っています。だから「天翔ける」が「太陽」を修飾しているとは解釈しないで、次のような解釈に切り替えたいと思います。六甲(ろっこう)おろしに 颯爽(さっそう)と
蒼天(そうてん)翔(か)ける 日輪(にちりん)の
青春(せいしゅん)の覇気(はき) 美(うるわ)しく
(1) 六甲おろしに身を任せながら、颯爽と青い空を天翔ける(阪神タイガース)
(2) 太陽のように、青春の覇気を美しく醸し出しながら突き進む(阪神タイガース)
つまり、上の (1), と (2) とが両方とも、最後の阪神タイガースを修飾していると私は解釈したいと思います。
再度、ご回答をいただき、誠にありがとうございます。
確かに、太陽が天を翔けるというのは奇異な表現ですね。
ただ、#1でいただいたご回答の方が、私は正解に近いような気もします。
質問をさせていただいた後、考え直してみました。
六甲おろしが吹く中を、颯爽と(駆ける)
青い空を照らす太陽のように
若い覇気が美しく輝く

No.1
- 回答日時:
そのように解釈してもいいでしょうけど、私は次のように解釈します。
六甲(ろっこう)おろしに 颯爽(さっそう)と
蒼天(そうてん)翔(か)ける 日輪(にちりん)の
青春(せいしゅん)の覇気(はき) 美(うるわ)しく
六甲おろしに身を任せながら、颯爽と青い空を天翔けるあの太陽のように、青春の覇気を美しく醸し出しながら突き進む(阪神タイガース)
早々にご丁寧なご回答をいただき、誠にありがとうございます。
なるほど…
「六甲おろし」は解釈が難しい歌ですね。
おかげさまでマジックもだんだん少なくなってまいりましたので、ARE に向けて、歌詞の意味をかみしめながら応援したいと思います。
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今、投稿させていただいたお礼に間違いがありました。
<Like the big sun soaring
in the clear blue sky (shining)>,
蒼天翔ける日輪のように、 (前置詞句)
ではなく、
(Shining) like the big sun soaring
in the clear blue sky,
蒼天かける日輪のように(輝きながら)
(やはり、「現在分詞構文」ですが、音に合わせるため、Shining を省略したと推測します。)