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ちょくちょく、それは偶然だよ、とか必然的に起こったとかいう言葉を耳にしますが、確率論の教科書で、「偶然」とか「必然」という言葉を見かけることはない、あったとしても、きちんとした定義を見たことはありません。元々、確率論は「偶然」事象を研究するために生まれた分野だとすると、これは少々おかしなことだと思うのです。(もっとも、世に出ている全ての確率・統計のテキストを読んだわけではなく、こちらの勉強不足なだけかもしれませんが)
仮に、「偶然」「必然」を確率論で定義するとしたらどうなるか?
例えば、「必然」=確率100%で起こる事象、「偶然」=確率値<100%の事象 という定義を考えてみたのですが、しかし、そうするとこの世の中で起こるほとんどの事象は「偶然」ということになってしまいそうです。
自然科学、特に素粒子物理学では5σルールというのか、例えば新粒子を実験で発見したとするためには、99.99994%の確度が必要とされるそうですが、これは、新粒子かどうかの確からしさであって「偶然」とか「必然」とはいささか異なる基準ででしょう。”偶然”、新粒子に見えるデータが得られる確率の評価として表現されることはありますが…。それに、これを基準として採用すると、基準値が非常に厳しいために、やはり、世の中の大部分の現象が「偶然」となってしまうでしょうね。
または、社会学的には、2σルールで95%の確率値を基準に用いるそうですが、これでも結構厳しく、少なくとも人間社会で起こる多くの現象が「偶然」となるように思われます。
一体、何%が、「偶然」と「必然」を分ける閾値なのか?それとも、確率何%で分けるものではないのでしょうか?もっと別の定義があるのか?
それとも、そもそも、現代の公理的確率論には、「偶然」と「必然」という概念が必要ないのでしょうか?「偶然」の研究がその発端であったとしても…。

A 回答 (5件)

数学では、「必然」とは、必ずそうなることが証明されているという意味です。


「偶然」は、あまり使わない言葉だけれど、必然でないものが偶然なのかな?
その意味での「必然」は、確率が 1 であることよりも強い条件です。
例えば、0 から 1 までに一様分布する確率変数の値が丁度ピッタリ 1/2 ではない
ことの確率は = 1 ですが、丁度ピッタリ 1/2 になることも確率 0 とはいえありえる
ので、必然的に起こるとはいえません。同じ確率変数の値が 100 ではない
ことならば、必然と言えるでしょう。100 は絶対にありえないので。
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偶然というのは、一定のパターンや法則に従わず、


予測が難しい状況を意味します。

だから、確率論とは、いわば別次元の
問題です。

従って、何%以下が、偶然か、という
ことは言えないと思われます。


これに対し、必然も、確率論とは
別次元の問題ですが
法則性が確定していますので
ほとんど100%と、いうことが
出来ると思われます。
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「偶然」


 確率がかなり小さいと思われることが、現実に起こること。
 「小さい」がどの程度かは、内容や「思う人」によって異なる。

「必然」
 論理的、推移的にそうなることが妥当と判断されること。
 「妥当」がどの程度かは、内容や「判断する人」によって異なる。
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偶然→たまたま起こった・場合によっては奇跡と言い換えれる


必然→起こるようになっていた・運命とも言える
でいいと思います
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確率論?は詳しくは知りませんが根本的に勘違いをしてますよ。

全ては必然であり、偶然はないのです。だって物事に因果関係があるため必ずと言っていいほど原因となる要素があっての結果に繋がるわけですから。その要素となる事象が分からない場合はなぜ起きたのか分からないため偶然と感じてしまいますが、物理法則に則った環境で偶然のような事はあり得ないのです。

世に言う確率論は偶然とか必然みたいな起きる要素を語るのではなく、起こりうる事象全てから1つの事象が選ばれる確率を可能性として数値的に見る学問だと思います。
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