10秒目をつむったら…

ブレンステッドローリーの定義について質問です。この定義によればCH3COOH+H2O→CH3COO-+H3Oから水は塩基となります。ここで疑問なのですがこの塩基の水は塩基性なのですか?僕が思うに水は中性のはずです。ということは塩基だとしても塩基性とは限らない、また酸なれば酸性とは限らないという解釈でいいですか?
また一般に酸性やアルカリ性をもつものの判断はアレニウスの定義に従えばいいのですか?

A 回答 (2件)

ブレンステッド-ローリーの定義では、酸とか塩基というのは、「特定の反応における役割の名称」を表す言葉です。

なので、その「特定の反応」以外では言及できない言葉です。
たとえば、あるドラマの中で某俳優が刑事の役を演じているとしても、実際に刑事であるわけではないし、別のドラマでは犯人役かもしれません。つまり、その「ドラマの配役に限定した範囲での役割」に過ぎないということで、ブレンステッド-ローリーの定義による酸塩基もこれと同じようなものです。
なので、あなたが「水は中性のはずです」というのは、その俳優を指して、「この人は本当は刑事ではありません」と言っているようなものであり、全く別の話だということです。
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水はブレンステッドローリーの定義において塩基として働くことはありますが、それは反応条件によるもので、常に水は中性とか塩基性というものではありません。



化学反応によって塩基性を示す事もあれば中性として振る舞うこともあります。

同様に、例えば一般に酸性の物質も、反応条件によっては酸性以外の性質を示すこともあります。

んで、溶液の酸アルカリ性を示すときはだいたいアレニウスの定義で判断されます。
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