許せない心理テスト

IRで純度を確認する場合、既にデータがあるスペクトラムと比較して、シャープなところが、ブロードに現れていなかったり、余計な波長が出ていなければ純度が高いといえるのでしょうか?
どれくらい既知のデータと違うと、純度が低いといえるのでしょうか?
指紋領域がある程度一致していれば、他の特定波長の領域に余計な波長がでていても、純度は高いといえるのかな。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

IRにおいて純物質であるか不純物であるかの二者択一はできても、どれだけ純度が高いかを測定することはまず無理です。


なぜならほんのわずかの不純物でも特定の領域に大きな吸収帯を持っていたり、逆にその不純物が赤外に吸収帯を持たない可能性もあるからです。

純度が高いと言い切るためには指紋領域が『ある程度』ではなく『完全に』一致していること、その他余計な領域に吸収を持たない場合です。それでも赤外に吸収をもたない物質があるので、それを除去してあることが前提です。

IRではなく、定量分析のできる機器を使ったほうが正解です
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この回答へのお礼

分かりやすく教えていただきありがとうございました!感謝しております^^

お礼日時:2005/08/10 17:43

No.1のご回答にもありますように、IRは純度を決定する手段としては適当ではありません。


類似した化合物であれば、指紋領域も含めて、かなり類似したスペクトルになることもあります。
不純物が何であるかがわかっていて、そのIRスペクトルがわかるのであれば、多少なりとも手がかりにはなるかも知れませんが、不純物が特定できないのであれば、純度決定の役には立たないと思います。
一般論として、本来ないはずの吸収が見えれば、それに対応する不純物があるということはわかるでしょうが、それ以上のことは言えません。

有機化合物であれば、純度を決定する方法としては、ガスクロ、液クロ等が代表的なものだと思います。NMRでもある程度の情報は得られると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!参考にいたします。

お礼日時:2005/08/10 17:44

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