プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私は現在、中堅大学(代ゼミで偏差値60くらい)の工学系学部に在籍しています。
以前から知的財産権や特許等に強い関心がありました。
また、法学全体に関しても興味関心があり、伊藤真さんの本を時折購入して読んでいます。

卒業後の進路として、法科大学院(未修)に入り、司法の道へ進みたいと考えています。
しかし、学費の都合上「東京大学」「一橋大学」「横浜国立大学」以外は厳しい状況です。
そこで1年である現在から、未修試験に向けての大まかな対策プランを立てたいと思っています。
自身で探し出せた情報は
・高度な英語力が必要とされる
・同じく高度な小論文を作成する能力が必要とされる
以上2点しか分かりませんでした。
どなたか更に詳細な内容や、違った点をご存知の方がいましたら、
教えてください。

A 回答 (4件)

 こんにちわ。

私は法化大学院には興味ないんですが
知り合いがトライしてるのと、年配の弁護士さんの
知り合いがいるんで、興味ある話題なんで
答えさせて下さい。

>学費の都合上
 
 司法試験に合格した後、法務省が行なう
司法修習という研修があります。以前は
この研修が2年でしたが、現在は1年半。
授業料は必要なく、公務員待遇の給料を
もらいながらの研修です。

 今後、これが有料化になる可能性がある
ようです。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1685214


>1年である現在から、未修試験に向けての大まかな対策プランを立てたいと思っています。


 とりあえずどこかの予備校の説明会とか、体験
入学みたいのに行ってみるといいと思います。

 あなたの大学のシステムはわかりませんが、
理系だと1年から大変でしょうが、3年後期から
4年はもっと大変になると思います。
 1、2年の間の授業が空いている時間に、
どこかの予備校の入門コースのようなところに
通われた如何でしょうか?

 
 背水の陣というもの1つの手ですが、
司法試験は合格するより、落ちる可能性の
ほうが高いんです。現在法務省が発表して
いる数字なんかだと、法化大学院の卒業生の
うち、新司法試験に合格するのは全体の
20%くらいだそうです。

 法化大学院は、専門性の高い大学院
です。司法試験だけのためにあると言って
いいわけで、ここを出て、司法試験に
合格できないような人には、医学部を出て
医師国家試験に合格できないようなもので、
もはやまともな就職先はないだろうとまで
言われています。

 頑張る気持ちは大切ですが、最終的に
合格できなかったときのことを考えて
プランを立てることをお勧めします。


>以前から知的財産権や特許等に強い関心がありました。

 弁理士はご存知ですね。伊藤さんも知的財産に
関する本を出されているし。

 弁理士も難しいと言われていますが、
本試験の選択科目で民法や刑法のかわりに
物理、電磁気学をとったりできますので、
司法試験よりは理系にとって敷居がほんの
ちょっと低いです。

 特許法は財産権で民法の特別法だし、
裁判となれば民事訴訟法の特別法に
なります。

 そのまま工学系で大学院まで進む
ことにして、まずは1、2年のうちに
弁理士試験受験のための予備校に
通い、基本がつかめたら独学の
割合を増やして、大学院卒業までに
弁理士合格を目指すんです。

 弁理士試験に合格したら、どこかの
特許事務所で働きながら、司法試験を
目指すんです。

 法化大学院に行かなくても、新司法試験が
受験できる、司法試験予備試験というのも
あります。
http://www.moj.go.jp/SHIKEN/shinqa01-08.html

 万が一弁理試験に合格できなくても、
何食わぬ顔してメーカーに就職すれば
いい。
 そのころには世間の状況も変わって
きてるかもしれませんから、そのまま
弁理士を目指すもよし、司法試験に
切り替えるもよし。

 どんな分野でも法律の試験の勉強を
ある程度やりと、法律の理解の仕方、
論述の仕方が身につきますので、
司法試験へのアプローチの手法として
弁理士を目指すという方法もありなんです。

 サラリーマンのふりして受験する。
社会人仮面受験生といったところでしょうか。

 こういった方法なら、生活は維持できるわけ
です。

 

 


 
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伊藤塾で現行司法試験の講座を受講している者です。



個々の大学の法科大学院入試については詳しくはないですが、
一般論として新司法試験も含めて法科大学院入試に必要な力は、
論理的思考力と文章読解力です。

法律知識と合わせて、論理的思考力と文章読解力は、
法律家になるには同じぐらいに必要な能力と言えます。

法科大学院の入試に未修者コースと既習者コースとありますが、
在学年に1年しか違いがないということは、
既習者が、学部時代に4年間で学んだ法律知識の内容を、
1年間で追いつかなければならないことを意味します。
もちろん法科大学院に入るぐらいのレベルでです。
それに耐えうる法律の素養があるかという事を見るのが
法科大学院入試に課せられる適正試験です。

未修試験を目指されるのであれば、
まだ1年生のようですので論理的思考力と文章読解力は、
自信がもてるぐらいに力を付けられたらいいと思います。

論理的思考力は理系の方でしたら、
あまり違和感はないかもしれません。
普段から、日常的なことでも論理的に考える様にしたり、
ニュースや普段見知ったことなども、
小論文対策の意味でも自分の意見としてどう思うか、
論理的に頭の中でまとめてみるといいと思います。

文章読解力は普段から多く活字に触れるしかないと思います。
具体的にイメージを浮かべながら、
更には、頭の中でまとめながらなるべく早く読む訓練をするといいと思います。

伊藤塾やLECなどの受験対策校で講座を受講されるのもいいかもしれません。
大学入試も同じだったと思いますが、
やはり試験は情報が命ですので、受験対策校に見学して、
どのようなものなのか専門の人に直に聞いてみることをお勧めします。
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未修者の多くが挫折していっている現実があるので、大変厳しい状況になると思います。



ご存知でしょうが、未修とはついていても既修者が多くを占めており、法学部出身者以外の状況は、ロースクール設立当初に言われていた、法学部出身者以外から幅広く人材を集めてバラエティーに富んだ弁護士がうまれる状況には程遠い感があります。

今後ロー入試がどうなるかわからない状況の中で、質問者さんは、まだ1年ということですので予備校に通い、法律の勉強もされておいたほうがよいと思います。
ローにいっても試験に受からなくてはなりませんから。
東大レベルの大学に通う優秀な学生さんが1年からロー終了まで勉強してなんとか合格できるレベルの試験に、ローに入ってから3年勉強しただけ追いつくのは無理です。

また、知財や特許関連の弁護士というのが理系学生向けに書かれていますが、あれは修士以上をでたレベルの学生を募集しているのであって学部卒レベルで研究というものもわからないままロースクールに進んでも将来、知財関連の仕事につける可能性は大変低いです。

知財関連の仕事につこうと思えば、学部卒業後、旧帝大クラスの大学院に進学して修了し、ロースクールというのが一番現実的だと重います。修士2年のとき、ロー入試でちょっとハードですが。

まだ、一年生ということですので、ゆっくりいろいろな情報を集められてください。
ローの制度自体まだ未完成ですから、これから数年で変更になる部分も多いかもしれません。
特に今年は、ロー1期生の結果がでますので、結果をしっかり分析なさってください。
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法科大学院を受けるためには「適性試験」といわれる大学受験のためのセンター試験のような試験を受ける必要があります。


適性試験の結果を受けて、受験する大学を決定します。
1回生ということですので、まずはこの試験の対策をされるのがよいかと思います。
あげておられる大学は「適性試験」の段階でそれ相応の点数をとらねばなりません。
大学によって適性試験のあしきり点があったと思います。

過去の法科大学院適性試験
http://www.dnc.ac.jp/houka/houka_index.htm


>・高度な英語力が必要とされる
>・同じく高度な小論文を作成する能力が必要とされる
これは各大学の試験内容かと思います。
その大学によって特色は変わってくるかと思います。
大学のほうに、法科大学院の受験案内があるかと思いますので、そちらを参考に

東京大学
http://www.j.u-tokyo.ac.jp/sl-1/index.html

一橋大学
http://www.law.hit-u.ac.jp/lawschool.html

法科大学院完全ガイド
http://www.jp-lawschool.com/
(日程などが載っています)

参考URL:http://www.dnc.ac.jp/index.htm
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