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IPOの主幹事を見ると、たまに共同で複数の証券会社が挙がっていることがありますが、これってどんな利点があるのでしょう?
また、どんなデメリットがあるのでしょうか。

どうぞ教えてください。

A 回答 (1件)

IPOの引き受けについては、主幹事、幹事、その他引受ごとに、証券会社に入る引受手数料が違います。

単位当たり手数料は、主幹事が最も多く、次が幹事、その次が普通の引受となります。

そのため、証券会社は競って主幹事になりたがります。

たまに、証券会社間で、IPOに関する提案(ウチは手数料がこれくらい安いですよ、とか、ウチなら顧客がいっぱいいるからすぐに捌けますよ、など)が甲乙付けがたい場合、あるいは、過去の行き掛かり上、複数の証券会社を手数料で差別しがたい場合などがあり、そのときは、IPO株を発行する会社が、複数の証券会社を主幹事に指名します。

複数指名される証券会社にとっては、より高額の手数料が入ってくることになり、利点になります。

ただ、一般投資家にとって、どれだけメリットがあるか、またはデメリットがあるかは分かりません。

より高額の引受手数料を支払うことで費用がかさみ、それが利益を圧迫して株価が下がる、ということが起こるかどうかは分かりません。それほど、手数料が高額とは思えませんが。
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