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こんにちは。

今日遠方で働く兄から届いたメールに、
以下のような記述がありました。

「ふと、気になってしまったことがあります。
目出度いとき等にやる"万歳"ですが、
この習慣があるのは日・中・韓並びに戦中日本の占領下にあった地域のみですか?
相方の調査員はハワイに長らく留学していたので聞いてみましたが、
どうもバンザーイの習慣は向こうには無い様なのです。
添付した写真に万歳ペンギンと名付けて海の向こうの人にメールしようと思ったので、
相方の調査員に「万歳は英語で何て言うの?」と聞いたら、
「そもそも万歳の習慣が無いので、対応する単語が無いと思う」とのお返事でした。
なので、気になってしまったのです。
「バンザイ」のルーツは何処から?
地球上で「バンザイ」が普及している地域は?
以上の2点について、お暇でしたら「教えてgoo(私はこれについて良く知りません)」
などなど活用して調査お願いします。
船上では調べようがありません。」

...というものです。

私はただの一般人で、
何の専門的な知識も持っていないので、
全く分からないです。

兄は友人にこのことを説明したメールを
送りたいようなので、
もしお時間があれば、
出来るだけ早めにご回答いただけたら
幸いです。勝手なことを言って申し訳ありません。

それでは、長くなってしまいごめんなさい。
皆様のご回答を、心よりお待ちしております。

A 回答 (4件)

バンザイは英語でもBANZAIです。



朝鮮民主主義人民共和国の皆さんはよく「マンセー!」とかやってますよね。
大韓民国の人も、新興宗教の教祖様が「マンセー!」と叫んで、桜田淳子さんが涙ぐんでいましたっけ。
中華人民共和国に至っては、天安門広場に思いっきり大きな字で「中華人民共和国万歳」って書いてありますね。

正確なところは忘れましたが、万歳の起源は
明治の初め頃、当時の明治天皇が何かの式典に行幸された際に、迎え入れた一高(とういから、今の東京大学教養学部?)の学生が
「せっかく陛下がお見えになるのだからボケッと突っ立ているのも芸がないし、なんか歓迎の意を表そうじゃないか。」
「何する?」
「英国の hip,hip,hurrah! みたいのがいいんじゃないか?」
「それがよかろう。」
と始まったとか...なぜ「ヒップヒップフレー」の訳が「ばんざい」になったのかは忘れました。(肝心な部分ですが...)

今思い出しましたが、ディズニーの映画「くまのプーさん」のなかでもクリストファー・ロビンが hip,hip,hurrah! と叫ぶシーンがありましたね。
#1さんの 露語"ура(ウラー)"と英語"hurrah"(フレー)はおそらく同じ語源だと思います。独語"Heil"(ハイル)も同じかな?

因みに、万歳をする際は
背筋を伸ばし、
手は肩幅よりやや広めに上げ(Yの形)、
且つ両の手のひらは内側を向かせる
のが正式な作法なのだそうです。
正面から見て手のひらが見えるようではダメなのだそうです。
ペンギン君がちゃんとしてくれているといいのですが....
このごろは、正しい万歳の仕方を誰も教えないのか変な万歳が増えてきています。即位六十年の頃の昭和天皇の万歳はそれはそれは見事なものでした。(余談)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
大変詳しく書いてくださって、
嬉しいです。

「余談」が面白くて、おもわず
「そうなんだ!!」と感心してしまいました。

ちなみにペンギン君は、正しくないほうのバンザイでした。(手(?)がヒレのようにうすべったいので、
手を内側に向けることが出来ないようです)

早速兄に宛てて、chaffさんのご回答を
メールします。

どうも有り難うございました。

お礼日時:2006/01/30 11:40

ルーツについては、この(↓参考URL)のサイトが一番もっともらしい感じがしました。



範囲はわかりません。ま、中国文化圏だという気がします。中国人王朝があったタイや近接のベトナムなどはどうなんでしょうね?

英語ではフレー(hurrah)やブラボー(bravo)も近い言葉だと思います。特にみんなで唱えるような場合は、ほぼ同じ意味の言葉といってさしつかえない気がします。和英辞書にも英和辞書にも載っていますし。

参考URL:http://www.i2igr.jp/sahou/text/bankigen.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

サイトとともに、兄にコピーしたluune21さんの
ご回答をメールで送ってみます。

普及地域の特定というのは、難しいのですね...。

しかし、ルーツについては、
大変詳しく紹介してあって、
兄もこれで満足することと思います。

どうもありがとうございました!!

お礼日時:2006/01/30 11:32

「そもそも万歳の習慣が無いので、対応する単語が無いと思う」というのは間違っています。


昔の英国などでは「王様バンザイ」と翻訳する言葉があったはすで、
 「Long live the King!」
がこれにあたります。でも、日本の「バンザイ」とはニュアンスが異なります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「Long live the King!」
というのは、
超直訳すると、
「王様長生きしてね!」
になりますね。
なんかいたわっている感じがびしびしと伝わってきました。直訳ですが。

でも、やはり日本の「バンザイ」とは
ニュアンスが違うのですね。

兄に訊かれるまで考えたこともありませんでしたが、
言語って奥が深いですね。

どうも有り難うございました。

お礼日時:2006/01/30 11:46

ロシア語には ура(ウラー)という、万歳の意味の掛け声があります。


語源などは分かりません・・・
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ロシアだったらいいですけど、
日本で日本人が使うにはちょっと抵抗のある
単語ですね。
怒ってるみたいで...。

またひとつお利口になりました。
有難うございました。

お礼日時:2006/01/30 11:49

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