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企業は株を発行した後は、株価が上がっても下がっても、お金をもらえるわけではないので、発行後は自社の株価が上がろうと下がろうと、どうでもいいような気がするのですが、なぜ企業は自社の株価を上げようとするのでしょうか?

A 回答 (2件)

いやいや、もっと本質的な部分ですよ。



会社は株主のものです。
株主は株主総会で色んなことを決めます。
株主は経営者(取締役以上)を選任して、「俺達が儲かるように株価を上げろ」と指示しているわけです。経営者は株主に委託されており、株価が上がれば役員報酬は上がるし、株価が下がれば解任されます。だから経営者は株価を上げるよう頑張ります。

経営者は社員を雇います。「会社が儲かるように頑張れ」といわれた社員は頑張ります。成績が悪いとクビになりますが、社員は経営者よりも組合等に守られているのですぐにクビにはなりません。

だから経営者も社員も株価を上げようとするのは当然のことです。ただこれまで日本企業では株主総会でのチェックが効かず、株価が上がらなくても経営者が厳しく責められることもありませんでした。最近はファンドの登場など「物言う株主」が増えてきてますよね。

ちなみにベンチャー上がりの会社は創業者兼社長兼大株主ということで合法的なワンマン体制ができてしまいます。代表例はホリ・・・。
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1.近年は時価発行がほとんどです。

増資する際、高ければれば高いほどお金が入ってきますよ。転換社債発行でも有利です。

2.株価が高ければその会社は市場、つまり世間から高い評価を受けているということになります。
融資上、営業上、そしてリクルート上でも有利になります。

この回答への補足

時価総額が大きいのは、市場の信用力につながり、資金もビジネスも向こうからやってくることになるのですね。

補足日時:2006/02/03 20:06
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