食事介助を嫌がる方。

特別擁護老人ホームで働き始めたものです。
毎回食事のときに自分で食事ができない方へ職員がついて食事介助を行うのですが、
そのなかでスプーンで食べ物を口まで持っていっても食べてくれない方がいらっしゃいます。

一人は知的障害のある方で口の中に入れてもすぐに戻してしまいます。
先輩には言葉をかけながら少しづつと言われているのですが、私にまだなれていないせいか拒否反応を示し
立ち上がったり、手で私の体などを押したりされます。

もう一人は脳梗塞をわずらった方で、最初の何口かは食べるのですがそのあとはスプーンを口に持っていくと首を振って食べようとしてくれません。
この前先輩が食べさせているのを見ていると嫌がっていてもその隙を突いて、するりと上手に口の中に
入れていました。

先輩の話でもこうすると必ず食べると言うような方法はなく、自分でコツを掴むしかないのかもしれませんが、もし何か有効と思われるアドバイスや食事介助の
よいサイトなどをお知りの方がいらっしゃいましたらご教授ください。

食べたくないなら無理に食べさせる必要もないのでは、とも思ったのですが　やはり栄養をとり体力をつけてもらうと言うことでできるだけたくさん食べてもらったほうがよいようです。

ちなみにお二人とも言葉はほとんど発しないので何故食べたくない理由を聞くことはできません。

No.1 回答者： yama-kiti 回答日時： 2006/04/05 09:27

年齢とともに気力…すなわち、食欲などは低下するようです。

多くのお年寄りが、昔ほど食べれなくなったと話されます。

ただ一方で、若者が好むようなスパゲッティー、ハンバーグなど好まれる方も時にいます。

私も以前、特養に勤務しておりましたが、今思うと調理場から提供される食事に固定概念を持ちすぎていたのでは…ということです。

口腔内の状況が低下しているから、病気的に制限があるからと、すべてのお年寄りに同じものを提供し、食べてくれないというのは無理な話というのが自然なのではないでしょうか。

食事の形態の変更はもちろんのこと、我々の好む高カロリーなチョコレートやプリンなど一口で食べやすいものからはじめることが大切に思えます。

また、炭酸飲料、更にはお酒といったものは適度な量であれば食を促してくれます。（コーラで成功しましたよ。）

最後に…あくまでも少しでも摂取量を増やしたり、エネルギーを確保するために行った私のこれまでの経験です。

ぺこり。

この回答へのお礼

＞すべてのお年寄りに同じものを提供し、食べてくれないというのは無理な話というのが自然なのではないでしょうか


そうですよね。それぞれ食べ物も好き嫌いなど個人差ありますし、給食で出たものは何でも食べたという小・中学校時代とはちがって食欲は相当落ちてますもんね。

他のお菓子や炭酸飲料などはどうかなども先輩に相談してみます。
どうもありがとうございました。

お礼日時：2006/04/05 14:54

No.2 ベストアンサー 回答者： samotorakeno 回答日時： 2006/04/05 14:01

少しでも栄養や体力をつけてもらいたいから食べて欲しい

その気持ちわかります
こうすれば食べるという方法があったら知りたい気持ちも同じです（＾＾；）

ホームだと時間も限られているし、とにかく食べて欲しい気持ちで一杯になったりしませんか？
私達が食事をする時、自分で食べたいものを選び、口に運ぶことができます
なのでそれに近い形にできるといいな、と思っています
もうやってらっしゃるかもしれませんが
「今日は鰆の煮付けと、菜の花のおひたしと・・・」食べ物が視界に入るように説明する
「おいしそうですね、どれから食べましょうか？」選択の意思を尊重する
「暖かくなってきましたね、菜の花も沢山咲いてますよ」季節感を知ってもらう・会話を楽しむ

介助を受ける方の食事は刻み食であったり、ペースト状なので、正直食欲をそそるには程遠いので
なるべく言葉で想像できたり、楽しめるような雰囲気つくりに努めるのもひとつの手だと思います
お二人とも言葉はほとんど発しないとのことですが
首を振って自分の意思を伝えることができるのなら意思の疎通は可能ですね
あまり付きっ切りで食べてもらおうとすると双方疲れてしまいますから
介助者をかわったりしながら
時間をかけて信頼関係を築いてコツをつかめれば良いですね

この回答へのお礼

＞ホームだと時間も限られているし、

そうなんです！特にまだ入ったばかりで早く介助が終わった先輩たちは他の仕事をどんどん進めているので、自分も早く食べさせて仕事を手伝わないと、と思ってしまい気持ちばかり焦っています。

でも、そういう考えは利用者さんの立場にたって
いないよなと思い反省しています。気持ちよく食事をして頂いて、さらに他の仕事も早くやってとなるとまだまだ道のりは遠そうです。

食事のときは話しかけてはいたのですが「美味しいので食べましょうね」「たくさん食べると元気になりますよ」みたいな感じで、
samotorakenoさんの文章を読んで、会話にもっと膨らみをもたせてあげないとなと思いました。「食べて～」
だけではあまりにも貧困ですよね。

どうもありがとうございました。時間をかけてやっていきます。

お礼日時：2006/04/05 15:19