ちょっと先の未来クイズ第4問

血糖降下薬のベイスンは服用後に食事を摂らなかったetcで低血糖になるのでしょうか?インスリン注射での低血糖は分かるのですが内服薬の場合はどうなのですか?詳しく教えて下さい。

A 回答 (2件)

ベイスンはαグルコシダーゼ阻害薬と呼ばれるものです。



ベイスンは体内に吸収されるのではなく、小腸の刷子縁(さっしえん)と呼ばれる膜に存在するαグルコシダーゼの働きを阻害することによって、食事に含まれる二糖類から単糖への分解を阻害し、糖質の消化、吸収を遅延させることにより、食後の過血糖を改善するものです。空腹時に服用しても、効果は示しません。

効果的な服用方法として、「食事と共に」服用する。おかずの一種と考え、一箸目にベイスンを服用するという方法や、ごはんにふりかけのようにベイスンをかけ、食べさせると指導する医師もいました。

インスリンを分泌させたりするわけではないので、単独での低血糖は少ないと思います。

ベイスンは単独投与が基本ですが、他の糖尿病薬と併用すると低血糖症状を起こす可能性があります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

食事と一緒に内服するというのははじめて聞きました。
とても参考になりました。有難うございました。

お礼日時:2006/04/25 01:46

作用を考えると分かりやすいのですが、二糖類→単糖に消化する酵素を抑える働きなので、炭水化物や砂糖などの吸収速度が遅くなります。


それによって、食後過血糖を改善させます。

つまり、ベイスン自体が直接血糖値を下げる働きは無いので、食事を摂らない時に服薬しても意味がないだけで、低血糖を引き起こすものではないです。

ただ、糖尿病の人の場合、血糖値を下げる働きに問題があるだけでなく、下がりすぎた血糖値を上昇させる働きが健康な人より低い場合があるので、食事を摂らないことによっての低血糖の危険は考えられます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど、とても分かりやすい説明でした。
有難うございました!

お礼日時:2006/04/25 01:45

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報