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お世話になります。
感知器の終端抵抗ですが、感知器末端につける場合と、
配線を総合盤まで戻し(または4C配線)、総合盤内に設置するのは、何か使い分けの理由があるのでしょうか?
お願いします。

A 回答 (2件)

火災報知設備が義務設置になったころは、回線の末端に回線試験機を設けることが義務になっていて、発信機がある場合はそれで代用できるという規定でした。


そのため幹線からの分岐点は通常、総合盤の中ですからそこまでぐるっと戻るために4Cを使いました。
ですので未だに、その方法じゃないと許可をおろさない消防もあります。
私が施行する場合はすべて4Cで引きます。保守の容易さはかなり大きな違いになります。

4Cで引くと有利な点は#1さんが書かれたとおりです。
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(1)<警戒区域に総合盤(発信機)が設置される場合>


幹線から分岐したL-C線(行き)→各感知器→L-C線(帰り)→発信機(抵抗)で終了します。4C送りです。
・総合盤の内部に抵抗があり点検が容易です
・発信機を押すことにより終端抵抗と合わせて断線で無い事が確認できます
・断線時L・C一方の断線か両線の断線か検討がその場で可能
・断線時終端抵抗側から電圧を乗せて感知器を作動させると断線区間を特定し易い
・受信機更新に伴い終端抵抗の種類が変わるとき交換がし易い
・配線コストが上がる
・感知器線断線中は発信機も機能しない


(2)<警戒区域に総合盤(発信機)が設置される場合>
幹線から分岐したL-C線(行き)→発信機→各感知器→終端感知器(抵抗)で終了します。
2C送りです。
・(1)の逆が欠点です
・4Cで送ると途中で2C分岐し、もう1警戒できます(階段等)


(3)<警戒区域に発信機を必要としない場合>
幹線から分岐したL-C(行き)→各感知器→終端感知器(抵抗)で終了します。
2C送りです。
・(1)の利点を生かし4C配線する場合もあります


参考になりますでしょうか?
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