
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
添加物の用途別分類は「増粘安定剤」ですが、「糊料」「ゲル化剤」などと呼ばれることもあります。
要するに食品に粘り気やとろみをつけるための添加物です。そのなかで「多糖類」に分類されるものが「増粘多糖類」ということになります。非常に多くの物質があり、2種類以上を使用したときは物質名ではなく「増粘多糖類」という一括表示でよいことになっています。ちなみに、「多糖類」とは、炭素と水素と酸素の化合物、つまり炭水化物のことです。代表的なものがデンプンやセルロース。「単糖類」や「多糖類」の違いは、原子の数や結合状態の違いによるものです。
以上が「増粘多糖類」の大雑把な定義。
添加物として認められている物質の具体的な物質名・品目名は、厚生労働省の告示を参照してください。
表中の、用途の欄が「増粘安定剤」、基原・製法・本質の欄に「主成分は多糖類である」と書かれている物質です。ほとんどは植物原料由来ですが、微生物(酵母や細菌)を原料とするものもあります。
『既存添加物名簿収載品目リスト』
http://www.ffcr.or.jp/zaidan/MHWinfo.nsf/a11c098 …
また、一般には食品として利用されているもので添加物としても利用されている物質のなかにも、多糖類の増粘安定剤がいろいろあります。詳細は下記。
『一般に食品として飲食に供させている物であって添加物として使用される品目リスト』
http://www.ffcr.or.jp/zaidan/MHWinfo.nsf/a11c098 …
で、肝心の安全性について。
手もとの『食品添加物危険度事典』(渡辺雄二、KKベストセラーズ)の著者の5段階分類によれば、ほとんどは危険度2か1、ごく一部が3となっています。
危険度1 安全性の高いもの
危険度2 それほど気にしなくて良いが、避けられるなら避けたいもの
危険度3 できれば避けたいもの
危険度4 できるだけ避けたいもの
危険度5 極力避けるべきもの
もともと使用目的・用途や許容使用量を明示して使用を認可されたものですから、「絶対避けなければならないもの」は存在しません(危険性が判明して認可が取り消される場合も稀にありますが)。
詳細なご回答ありがとうございました。
お礼が遅くなりまして申し訳ありません。
微生物(酵母や細菌)・・・!!!
黒酵母なるものも初耳ですが、細菌までもが使われているなんてゾッとしますね。母乳に出てしまうことを考えると、極力避けたいと考えます。
どうもありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
増粘多糖類はいろんなものがありますが、天然由来のものが多く、添加物のなかでも比較的安全な添加物だと思います。
体にどのような影響があるのかはまだはっきりしたデータはありません。
摂取期間や量によりますし・・・
その名のとおり、粘度を出すためのものですが、お弁当などに使われる場合、餡などのとろみを出す、保水、工場でのラインにのせる際の歩留まり向上などいろんな目的に使用されますが、使用量としてはさほど多くありません。
なのであまり神経質にならなくてもいいと思います。
メーカーや店舗によって添加物使用の独自の安全基準を作っているところもありますので、信頼できる店やメーカーのものを使用するようにされるといいと思います。
個人的な意見としては、お弁当などの加工食品だと
どうしても塩分が多くなりがちなので、むくみとかそちらの方が心配です。
お礼が遅くなりまして申し訳ありません。ご回答ありがとうございました。
天然由来でも、#2さんデータによると細菌を培養したものが使われたりすることもあるようですね。ちょっと気持ち悪いですが、比較的安全ということがわかっただけでも少し安心しました。
でも、やっぱり母乳のことを考えると・・・。仰るとおり塩分も心配ですよね。ご助言ありがとうございます。
No.1
- 回答日時:
たまたま私もこの件について調べようと思っていましたので
Googleで検索(キーワード:増粘多糖類 毒性)してみました。
すごく大雑把に言うと「多分大丈夫なんじゃないかな」らしいです。笑
でももう少し丁寧に言うと、次のような感じでしょうか。
明確な毒性は認識されていないものの、
だからといって絶対安全であるとは言い切れず、
また十分なテストが行われているとも言えないが、
添加物類の中では問題ないとされることも多い。
また「~類」とあるように、2種類以上の天然多糖類の使用に際して
法的に一括表示が認められているということだが、
そのうちの何を実際に使用しているかで判断が分かれる場合もある。
…さて、結論になっているでしょうか?(笑)
やっぱり何をもって安全とするか、どの程度であれば「自分が」安心できるかは、
最終的には自分の価値観?でもって決めるしかないということになりますかねぇ。
私もなかなか勉強になりました。
質問者さんもお子さんへの影響を心配されているようですので、
ご心配は尽きないでしょうからこの機会に検索してみてはいかがでしょうか。
(キーワードは「食品添加物 安全性」などを組み合わせてもいいと思います。)
お急ぎの場合?用に見つけたうちのひとつのURLを貼っておきますね?
参考URL:http://www.geocities.jp/mozart0610/mame-tisiki.htm
お礼が遅くなりまして申し訳ありません。
早速のご回答ありがとうございました。
検索下手で、「増粘多糖類」「赤ちゃん」「影響」ではヒットせず・・・(^^;)
URL、早速拝見しました。他の添加物の方が危なそうですね。勉強になりました。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 化学 この中で体に悪い成分はありますか? 7 2022/12/19 15:22
- 医療 5類引き下げの意味 3 2022/07/21 12:18
- ガーデニング・家庭菜園 畑土を洗っていますが時間と共に水の粘土がまして・・ 2 2022/11/10 14:00
- 病院・検査 フォシーガ5mgの効果時間について 2 2023/04/26 17:24
- 糖尿病・高血圧・成人病 検査をし血糖値が5.4でした。 女44才 35キロですがいくつが正常ですか? 父が糖尿病です。糖尿病 4 2023/03/09 18:59
- その他(料理・グルメ) 血糖値 3 2022/03/23 03:30
- 車検・修理・メンテナンス ドアハンドルプロテクター 1 2023/04/20 21:13
- 糖尿病・高血圧・成人病 血糖値スパイクであくびが出た時の対処法。 1 2023/07/30 10:30
- その他(ヘルスケア・フィットネス) 暑い日が続き、水を飲む機会も増しています。 水便補給は必須ですが、多くなると消化器にも影響も出て来そ 5 2022/07/31 19:06
- その他(ヘルスケア・フィットネス) 暑い日が続き、水を飲む機会も増えてきています。 水分補給は必須ですが、多くなると消化器にも影響も出て 5 2022/07/31 19:40
関連するカテゴリからQ&Aを探す
今、見られている記事はコレ!
-
梅は海外でも食べられている?梅干しソムリエに梅の実の海外事情を聞いた!
梅の実は、私たち日本人にとってなじみ深い食べ物だ。特に梅干しは、誰もがきっと一度は食べたことがあるだろう。そこで気になるのは、「海外でも食べられているのか」ということ。「教えて!goo」にも「外国人は漬け...
-
イチゴの品種はどうしてこんなに多いの?海外では野菜としてサラダに使われることも!
冬から春にかけて、スーパーや青果店に様々な種類が並ぶイチゴ。以前に比べて生産される期間が長くなったのでは、と感じている人はいないだろうか。実際、継続的に品種改良が行われており、生産時期や味が多様化して...
-
フキノトウ、ワラビ、タラノメなどの「山菜」を若い人は知らない?食べたことない?
春の訪れと共に、八百屋やスーパーには様々な種類の野菜が並ぶ。春野菜といって思い浮かぶのは、「春キャベツ」や「春タマネギ」という人が多いだろう。一方で、「フキノトウ」「ワラビ」「タラノメ」など、かつて春...
-
旬のレモンは香りで選ぶ!青いレモンと黄色いレモンの違いとおいしいレモンの選び方
料理に爽やかな香りや酸味を添えてくれるレモン。ビタミンCが豊富で、抗酸化作用がある優秀な果物だ。旬である今の時期にこそ堪能したいが、個性の強い存在なだけに、どのように取り入れたらよいか悩むこともあるか...
-
カリッ!な食感から、モチッ!な食感まで!美味しくアレンジ自在な今注目の食材とは
今SNSで密かに注目を集めている「ライスペーパー」をご存知だろうか。ライスペーパーとは、お米を原料として作られたベトナムの食材だ。低カロリーで食物繊維を豊富に含んでおり、最近ではダイエット食としても人気...
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
杏仁(北杏)で作る杏仁豆腐は...
-
インスタント麺
-
食べるラー油をさがしています。
-
加工食品 添加物 恐怖しょう
-
ただの江戸むらさきとごはんで...
-
「辛そうで辛くない少し辛いラ...
-
保存料って そんなに危険なので...
-
液体ミルクって体に悪いのでし...
-
うどんやそばを、別に茹でない...
-
長ネギの白い部分が固いのは何...
-
水分の飛んでしまったカレーの...
-
お魚の鮭の切り身を冷蔵保存し...
-
カレー粉を入れすぎて、ものす...
-
30%の食塩水の作り方は?
-
コショウのかけ過ぎ。
-
たけのこのあく抜き後の汁
-
カレーを作るとき水がなくなっ...
-
ネギの異様な苦さについて。
-
カットキャベツ(スーパーで100...
-
先ほど、明太子フランスパンを...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
杏仁(北杏)で作る杏仁豆腐は...
-
燻製は安全性でしょうか? タ...
-
無添加と無化調の違いってなん...
-
イギリス認可の食品添加物の一...
-
活性白土の安全性について
-
女性に質問ですが、 どんなもの...
-
シリコーンは添加物ですか?
-
食品 シリコーン
-
ハマグリのぬめりの正体
-
根茎類アレルギーというものは...
-
なたね油のエルカ酸
-
コンビニ弁当には薬が入ってい...
-
干芋が大好きで40年くらい毎年...
-
病院食のおかゆを美味しく食べ...
-
6月10日は「無添加」の日。無添...
-
添加物の安全性は厚生労働省が...
-
ソーセージ、ウインナー、菓子...
-
vape のリキッドを自作したいの...
-
うまみ調味料について
-
遺伝子組替え食品が何故いけな...
おすすめ情報