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胃炎や胃かいようを起こす細菌「ヘリコバクター・ピロリ菌」に感染していると、胃がんになる危険性が5倍以上に高まるという調査結果を、厚生労働省研究班が4日発表した。
萎縮性胃炎や毒性の強い菌の感染が重なると危険度が10倍以上。
というニュース(新聞報道)がありました。

5倍以上の根拠は次のようでした。
40代から60代の全国の男女4万人の調査から
(A)胃癌になった人の94%がピロリ菌に感染していた。
(B)胃癌にならなかった人の75%がピロリ菌に感染していた。

この(A)(B)からからどうしてピロリ菌に感染すると胃がんリスクが5倍になるのでしょうか?

報道では、感染していても胃がんになる人は一部、とありますのでますます分かりません。

A 回答 (1件)

(A)は、胃がん有ピロリ有が94人、胃がん有ピロリ無が6人


(B)は、胃がん無ピロリ有75人、胃がん無ピロリ無が25人
としてみてください。
ピロリ有のうち胃がんの人の比は94/75で約1.25
ピロリ無のうち胃がんの人の比は6/25で約0.24
これの比を取ると1.25/0.24で約5.2になります。
つまりピロリを持ってるってことは5倍ほど胃がんである
確率が高いということになります。
実際は胃がんの人は少ないので75と25を
7万5千人と2万5千人してもいいですが、
比なのでかわりはありません。
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この回答へのお礼

単純に94/25(100-75)と考えてしまい、仮に(A)が100%としても4倍では?と悩んでしまいました。
私はこのような分野は向いていない事がよくわかりました(笑)
わかりやすくご教示いただきありがとうございました。

お礼日時:2006/09/06 23:50

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