

No.1ベストアンサー
- 回答日時:
建築で層間変位というと通常水平変位の上の階と下の階の変位差を意味します。
1層のものなら基礎と最上部の変位の差となります。基礎からの水平変位を下の階からd1、d2,d3,d4,d5とすると、
1層目の層間変位はd1、2層目はd2-d1、3相目はd3-d2,4層目はd4-d3、5層目はd5-d4となります。
層間変形角は、層間変位/層間高さです。
鉄骨の場合は1/100程度にすることが多いようです。でも実際の建築物ではサッシなど仕上げ材などの変形追従性能を考慮してもっと小さい範囲で設計しています。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/special/131/03.html
なお、特定建築物の場合は1/200以下となっています。
http://www.ksknet.co.jp/nikken/faq/answer.asp?q=55
この回答への補足
早速にありがとうございます。
漠然と書いたので申し訳ないです。
要は各層の地震時の水平力(0.6G)を支柱に与えてそれを片持ち梁と考えて、そのポイントのそれぞれのタワミ量(δ)を出して、それを変位と考えてたよいのでしょうか?
支柱(H鋼)と、水平力の関係です、また構造物ではなくただの配管サポートラックだから層間変位角は1/100であれば、許容範囲と考えればよいのでしょうか。
H5→|e
|
H4→|d
|
H3→|c
|
H2→|b
|
H1→|a
|
|
| FL
------
各点a~eまでのタワミは解けますから、それを変位量として計算すればよい訳ですよね。
なおH1=0.6×W1 W1はa点の垂直荷重とします。
層間変位角=各点のタワミ量/各高さ が0.01を越えなければ安全と判断すればいいのですね。

No.2
- 回答日時:
>層間変位角=各点のタワミ量/各高さ が0.01を越えなければ安全と判断すればいいのですね。
普通はそういう判断はしませんね。通常は部材や溶接部・ボルトなどに発生する応力度で安全性は検証します。
>要は各層の地震時の水平力(0.6G)を支柱に与えてそれを片持ち梁と考えて、そのポイントのそれぞれのタワミ量(δ)を出して、それを変位と考えてたよいのでしょうか?
建築では各柱を片持ち梁に見立てて計算するようなことはしません。ラーメン構造として解析します。
よく使われるのはたわみ角法や固定法です。
最近機械屋さんが建築構造の質問をするのがはやっているのでしょうか?
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2430719
別な方のようですが、こちらの方のように一度建築構造力学を通して学んだ方が理解が深まると思います。
ありがとうございます。
一応、部材や溶接部・ボルトなどに発生する応力度で安全性は検証していますし、全ての数値は満足しています。
いままで客先もそれ以上(層間変位)は望まれませんでしたので、材料力学等は学びましたが、この言葉さえ知りませんでした。
やはり、機械系、建築系で違うのでしょうね、逆に機構学とかは得意ですが。
構造物の用途によって、必要か必要でないかを考えてもらえればいいのですが・・・何でもかんでも計算書を出せといわれるのも、蛇足みたいな気がします。
お勧めの本を参考にしてみます。
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