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原価計算について勉強しているのですが、減価償却費の取り扱いで悩んでいます。

減価償却費を製造間接費として各製品に配賦した場合(法人)について教えてください。

期末時に未完成のものは仕掛品として残りますよね。
例えば、当期償却限度額が100円の資産を使用して製品A・Bを製造し、
償却費100円を製品Aに60円、製品Bに40円賦課したとします。
製品A:期中に完成し、販売済みで売上原価として計上
製品B:期末時に未完成で仕掛品として翌期に繰越
この場合、償却限度額100円のうち、60円が当期費用・40円が翌期へ繰越となります。

上記例の処理は正しいのでしょうか?
減価償却費は、償却限度額まで当期費用として計上できると思うのですが、どのように扱えばいいのでしょうか?
製品の完成の有無に係わらず、全額を当期費用として計上するべきでしょうか?

参考図書等がありましたら教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

減価償却費を製造間接費として各製品に配賦した場合は、


流れとして、次のように振替られていきます。

1.減価償却費 / 減価償却累計額(間接控除法の場合)

2.製造間接費 / 減価償却費 
↑この時点で減価償却費という科目から製造原価を構成する内訳科目へ振替えられています。

3.仕掛品 / 製造間接費
↑未完成品に含まれる当初「減価償却費」であった費用は棚卸資産の期末仕掛品に資産として含まれます。
【ここまでの振替を相殺すると仕掛品 / 減価償却累計額】

4.製品 / 仕掛品
↑上記と同じで、売残り製品がある場合は、当初「減価償却費」であった費用は棚卸資産の期末製品に資産として含まれます。
【ここまでの振替を相殺すると製品 / 減価償却累計額】

5.売上原価 / 製品
↑当期販売した製品に含まれる当初「減価償却費」であった費用は当期の売上原価に含まれます。
【ここまでの振替を相殺すると売上原価 / 減価償却累計額】

*未完成、完成済で未販売、販売済によって当初計上した「減価償却費」は、資産としてB/Sに表示されるか、費用としてP/Lに表示されるかが違ってきますが、
この減価償却の対象固定資産については、1.の計上時点ですでに減価されていますのでB/Sに表示する対象固定資産は1.の計上分(=当期の償却限度額)まで償却していることになります。


お求めの回答ではない、的はずれのような気もしているのですが。
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減価償却費は当期費用としなければならないものではないですよ。


会計的な観点で話をすれば適正な損益計算を行う為に行うものですから
未完成物件のように収益がたってないものについての費用である減価償却費を対応させることはむしろおかしくなります。
他の費用と同様に考えてOKです。

参考図書はよくわかりませんが簿記2級の工業簿記なんかがわかりやすいかもしれないですね。
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