A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
> 「軽量鉄骨造にシフト」そうですね、展示場でもちらほら見ます。
これのメリットって何ですか?鉄骨はプレハブにあっているからだと思いますよ。木はやはり有機物であるから、狂いが出たり、個々の材料が均一でない分、製品の精度・性能をすべて同じレベルに統一することが難しいね。それに現場が早いし、職人の技術差がそれほど影響しないから、安心感はあるね。
> 経年変化しにくいとか?。
確かにそうですね。それに、躯体を建てている最中に雨に降られたとしても、鉄ならまあ木よりいいしね。これ、経年変化関わってきそうでしょ。
> でも大量生産しないとコスト的におっつかないから、大手だけですかね現状。良く解りませんが。
そうですね。メーカーの建物には多くの頭脳が注ぎ込まれているみたいですよ。生産の設備も大変だし、国の構造の認定もとらなきゃいけない。大手じゃないとできない仕事でしょうね。
> 増改築の対応って柔軟に出来るのかなあ?
できるようですよ。最近はどこのメーカーさんも力を入れているみたいです。
平凡だけど安心感や安全性・ある程度の快適性を望むなら大手ハウスメーカーがいいんじゃないかな。でも、自分の理想や個性あるライフスタイル、こういう空間に身を置きたいという希望がわりとハッキリしている、気にかかる建築家がいる、なんかの場合は建築家に頼むといいと思います。建てるほうもいっぱい勉強しないといけないけどね。それもまた、楽しかったりする。
No.6
- 回答日時:
適切な構造計画と施工がなされていれば在来工法、2×4共、耐震性は全く変わりません。
阪神大震災のおり、2×4がつぶれなかったというのはメーカーの非常に姑息な嘘の宣伝です。2×4が単に新しい工法であったために新しい基準で建てられていたからに過ぎません。在来の家でも新しい基準で建てられた家は潰れていないのです。いまだにそんな噂が残っているのは驚きです。(統計でも確かめられています)それと、どちらが良くて、どちらが悪いという考えもおかしな考え方です。善し悪しが出てくるのは計画次第です。計画が悪ければどちらの構造であろうと問題が出てきます。たとえば2×4でも将来を見据えたフレキシブルなプランで対応すれば耐力壁の問題もクリアー出来ます。
(長くなるのでこれ以上は書きませんが)
設計事務所に依頼しようかな、というような書き込みもありましたが、是非そうしてください。HMと違って営業マンがプランをするのではなくプロがプランを行いますのでメーカーとはひと味違った物ができあがると思います。和風がお好みならその方面に強い事務所を探された方が良いです。
「メーカーの非常に姑息な嘘の宣伝」ですか、以下の文を読んで理解出来ました。
ところで今回の我が家の増築は地方大手HMにお願いしたのですが(単純に相見積り5.6社、一番安かった)営業マンは、契約したら呼ばない限り2度と来なかった。(薄々解ってたけど)
和室は義父が暇プラス建築好き(素人で確認申請までした経験の持主!)でしたので、デザインは任せました。
説得力あるご回答、誠に有難う御座いました。
No.5
- 回答日時:
私は在来派です。
現在の木造を耐震パネルや筋交いで補強すれば耐震性に不安はありません。基準以上にどれだけ設計するかということになります。まあ、本当は伝統工法の太い柱で耐久性のある家作りがしたいのですけどね。耐震に関していえば軸組みという工法は本来揺れない構造ではなくゆれる構造であるという事です。高層ビルはこの柔らかさのある構造を利用してつくられています。自然の驚異に立ち向かう箱(2×4)のイメージよりも揺れながらも建つという構造が私は好きだからです。今後免震・制震技術が発達するにつれ軸組み工法の耐震も安定さを増すと思います。
もうひとつ私が在来派な理由は日本の気候が多湿である事です。耐久性の面から考えて構造体の換気を保つ事は重要な課題です。考えとして密閉式の2×4よりも軸組みのほうが(モチロン気密工法をとっても)構造体の換気状態が容易に保ちやすいと考えているからです。
ただ、食糧自給率のように日本の林業は現在好調とはいえません。外材に頼っているのです。森林70%である日本が木を育て木と共生するという意味を日本人がたくさん好きになってもらいたいと感じます。
あと残念なのが価格ですが2×4は入ってきた在来と比べてフレーミング工賃が安く当初住宅価格がかなり安くなるという話でした。しかし現状は微少な差しか生まれていません。ユーザーに安く提供できる話はどこにいっちゃったのでしょうかね。そこが不満です。
メーカーはポリシーもあるけど利益も確保ですから2×4は耐震イメージもよいのですが建売が多いようにも思います。住宅を在来で建てたい人のニーズは60%といいますので人気があります。現実住宅の構造割合非木造が55%、木造45%前後のなか、いまや在来の敵は(そんないきり立ってもいませんが)鉄骨系住宅という感が否めません。今後は在来は耐久性のいい家作りが今後国で推進されたり、伝統工法の構造を認めていくなどの動きがあるのでまだ、シェアを増やす希望はそのあたりの動向も関係するのではと思います。
大変丁寧なお答え誠に有難う御座いました。
私も確たる根拠はなしにですが、在来派なんです。
今住んでる家(義父の家)、かつて住んでた実家共、在来だった事に単純に起因してるかな、愛着があると。
それと、やはり和室にこだわりを持つとどうしても在来の方が、大工さんやり易いんじゃないかな。(今、和室増築中なんです)。和室は大工さんの腕次第で全然違ってきますからねえ。
そんなとこです。
No.4
- 回答日時:
5年ほど前に家を建てましたが迷わず2×4にしました。
私の場合は、阪神大震災を経験していたので倒壊する家屋の怖さを強く感じていました。2×4の家は大きな被害を避けられていました。逆に各社が優秀な職人と設計士を使って建築している住宅展示場のモデルハウスでも在来工法の家では大きな被害にあっていたので在来工法は選択肢から全く外れていました。
結露(腐食?)のリスクは高気密・高断熱であれば高まりますが、最近は防露対策のレベルがかなり上がってきたので普通に(きちんと)施工すれば問題はありません。具体的には構造用合板と外壁の間に通気層を取り、室内の断熱材に防露フィルムを施工、機械式計画換気システム(第一種、第三種)をするなどです。
間取りの変更も可能です。ただし耐力壁と呼ばれる壁を壊すことができないので在来工法より制約はありますがこれも耐震性能のためと考えるべきでしょう。
2×4工法(枠組み壁工法)は国内では後に入ってきた工法ですので日本では北米の基準よりも厳しい基準になっています。
参考URL:http://www.2x4assoc.or.jp/
2×4の唯一かつ大きい欠点は、耐力壁の存在と見ました。
ここをどう解釈(妥協?)するかがポイントになりそうだな。
現実ばかでかい空間なんて一般住宅には不要でしょうからたいてい妥協出来そうな気もしなくもなくもない・・・(良くは解りませんので)。
貴重なご意見誠に有難う御座いました。
No.2
- 回答日時:
こんにちは、以前に在来工法、2×4工法どちらの設計にも携わった事がある建築士です。
おっしゃる通り、在来工法は軸組み工法で、マッチ棒で柱や梁を作った家の模型を想像して頂いたらわかりやすいと思います。ジャングルジムみたいな感じですね。でも、指で押すとグラグラしそうでしょ。そのために、スジカイ(斜めの材料)入れて補強します。これで地震にも耐えられるしっかりしたものになります。
一方、2×4工法は2×4の角材を枠にして構造用合板を張ったパネルをパタパタと立てていく感じです。在来の軸に対して2×4は面で構成されているんですね。面で構成されるぶん揺れには強いです。
在来工法は日本従来の工法なので日本の気候風土に合っていてそれなりの実績があります。信頼できます。スジカイをきちんと入れることによって地震にも強い家になるでしょう。さらに、2×4で使う構造用合板を張ればさらに強くなります。
2×4はカナダや北欧が有名です。耐寒性や耐震性には確かに優れているようですが、湿気の多い日本にあうかどうかというと私は少し心配です。密閉性が強い分構造体の腐食が気になります。
ハウスメーカーはいろいろな工法を出していますが、有名どころは、木造よりは軽量鉄骨造にシフトしてきているように思います。
「軽量鉄骨造にシフト」そうですね、展示場でもちらほら見ます。これのメリットって何ですか?経年変化しにくいとか?。でも大量生産しないとコスト的におっつかないから、大手だけですかね現状。良く解りませんが。誠に有難う御座いました。増改築の対応って柔軟に出来るのかなあ?
No.1
- 回答日時:
はじめまして!
大手ハウスメーカーから中堅どこのメーカーも2×4が多くなっています。
原因は、大工さん不足と在来工法に比べ大工の技術力を気にしなくても良いからなのです。
難しい細工・加工を必要としないからですね。
2×4より在来工法のもっとも優れているところは、将来、家族構成や生活形態が変わり増改築または改修する場合、容易に対応出来る点です。
2×4は、在来工法より優れている部分は耐震性です。
2×4は、将来の増改築・改修に際しては、大きな制約を受けます。
既存の大きさの部屋を小さくする事が出来ても、壁を取り払って広くする事が出来ません。また窓の位置や大きさを変えるにも大きな制約を受けます。
貴方が将来住宅を買うか又は建てる場合は、住んだ後の将来をどう考えるかで在来工法にするか、2×4にするか決めなくてはならないでしょう。
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