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どうでも良い質問なのですが。。。
"Addio"の解釈について意見がわかれたので、イタリア語に詳しく、自信が
ある方、教えてください。

●イタリア滞在歴約10年の知人(ネイティブらしい?)は、「別れの時に
使う言葉」で、それも「死んでしまう時」「二度と逢わない様な時」
「相手に嫌悪感があるニュアンスの時」に使うもので、で普通は使わない
といいます。

●タカコ・半沢・メロジーさんの本では、「二度と逢わない時に使う言葉」
というように書いてありました。

●イタリア滞在歴2-3年の大手商社マンは、自信を持って、大阪弁の
「ほな、さいなら」のニュアンスである。語源的にも、忌み嫌う時に
使うような言葉ではない。といいます。


一番正しい解釈と、(辞書的解釈ではない)意味、どのような時に使うのかを
教えてください。

A 回答 (5件)

忌み嫌う時という限定はないですが、日常では使わないですね。

特に再会の約束はなくてもSee you!と言うように、イタリア語でもArrivederci!(これは「また会う時まで」というのが語源です)または近々の再会を期待して A presto.と言います。

ですからAddioは本当にもう二度と会わなくて、その別れへの悲しみを見せる時か、「おとといきやがれ」的なニュアンスの時に用います。恋人との喧嘩別れの捨てぜりふとか。また、壊れてしまったものやすごくまずい食べ物なんかをゴミ箱に棄てるときに、冗談でこの言葉を言ったりします。

ただし、私の解釈は数年前イタリアの現地高校の生徒だったときに培われたものですので、年輩の方の使用方法は違うかもしれません。少なくとも今の若者は日常語としては用いません。
というわけで私としてはhanazonoさんの知人がおっしゃることは正しいと思いますよ。
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この回答へのお礼

みなさま、お礼が遅くなりました。
イロイロな解釈があるようですが、自分なりに整理がつきました。
どうも有り難うございました。
独りづつお礼を書いている時間がありませんので、
皆様にまとめてお礼をする失礼をお許しください。

お礼日時:2002/07/15 11:05

辞書的な解釈をすれば別れの言葉としてはciao や arrivederciがあるため、addioは永久の別れの時に使用するとなります。

しかし、現実にはaddioの原意である人と別れるに際し『あなたに神のご加護を、神とともに』と祈る気持ちがあれば何時使用してもおかしくありません。言葉は時代、人、年令によって使い分けられます。従って、常にどこの、誰が(どのような人)どのようなシチュエーションで使ったかが大事です。正確な一つの答えを見つけるのなら信頼できる辞書のみという事になります。

むかし、イタリア語のaddioに当たるスペイン語のadiosも永久の別れの意味があるので日常生活では使わないと習いました。ある日、スペイン映画を見ていたら郵便配達夫が郵便を手渡してはadiosといっているのを見て驚いたのが最初で、その後
adiosはいろいろな場面で使われていることを体験しました。イタリア語のaddioはスペイン語よりも重いかも知れませんが、基本は同じでしょう。外国の日本語の教科書では『さようならは昔武士が、左様ならば拙者はこれにて・・・』と使った。現代の若者は『じゃ、またね』というと説明しているかもしれません。言葉は生き物です。
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この言い方は、ロマンス語に一般する言い方で、英語にも入って来ています。

元々、「さようなら」という意味ではありません。ラテン語が起源で、ad Deum が元の形ではないでしょうか。これは「神に、神へ、神に向かい」というような意味で、「神の幸いへ」という風に「幸い」などが隠れている形で、ロマンス語の現在の色々な形ができています。

旅立つ人や別れる人に向かい、「神の幸いがありますよう」という感じで、神の守護や神の祝福を祈ることを示します。

ここから、死者への告別で、アデュー、addio が出てきます。また、危険な旅や、二度と会えない人との別れなどでも、この表現を使います。

しかし、元々が、「神に向かい」なので、また、ロマンス語を使うネイティヴは、この言葉の元の意味を知っていますから、スペインやイタリアなどの割りに陽気な人々は、軽い別れの挨拶でも、「神の祝福を!」という気軽な意味で使うのだと思います。

また、「相手に嫌悪感があるニュアンスの時」とか、滅多に使わないというのは、その人の教養や、どの地域に住んでいるのか、どういう人と交際しているのかで違って来ると思います。

「あなたとはお別れだ。別に死んだ訳でないが、地獄なり天国なり行ってくれ、神様にまかせる」という感じで、これを使うと(つまり、本当に死者の告別とか、もう二度と会えない可能性が高いとか、危険な旅などに使うのではなく、普通の「さようなら」程度の場合)、相手との関係や状況次第で、相手に対する嫌みになるでしょうし、「嫌悪感」の表明にもなるでしょう。

しかし、元々の意味からしても、親しい人で、親しさを強調しようと使う場合は、「もう永遠の別れだ……て、そんなことはないね、じゃあ、また」または「神様にね、じゃあ、また」程度の意味になるのでしょう。

辞書で、「告別」というような厳粛な意味と同時に、何か気楽な、さようならの挨拶表現が、用例としてあるので、大手商社マンの言うことは、その交友関係・取引関係で、意図した親しさを出そうと、こういう表現が多用されているのでしょう。

フランス語では、もう少し使い方が硬くなるのかも知れませんが、オールヴワールと一緒に、「またね」の意味でも使うようです。無論、「アデュー」の方が、真剣さや厳粛さが、言葉本来の意味からして付いてきますが、それをどう捌くかは、場面次第、相手次第ではないでしょうか。
 
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ちなみにスペイン語では、近いうちに再会しそうな相手に対しては、”Adios”という言葉をあまり意識せず使い、一方、当分再会できそうにない相手に対しては、せいぜい元気でいてほしいという気持ちを込めて、Hasta la vista と言うようです。

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フランス語の[adieu:アデュー]も、ほとんど同じようなニュアンスだと思いますが「嫌悪感がある時」と言うのは極言すぎます。



「2度と(会えそうにもない)時に使う」というのが基本で、かなり涙を誘う別れだとは思いますが...?

例えば中国から戦争孤児の方が来日して親類縁者は判明した・・・けれども、事情があって又中国に帰る時などのお別れには

多分もう会えないだろうことを想定しながら云う言葉がフランス語では[adieu:アデュー]で、イタリア語では[addio]になります。

>一番正しい解釈と、(辞書的解釈ではない)意味・・・・

一番正しい解釈は辞書にある[離別][告別]など重い感じの別れの挨拶ということでしょうが両国語とも実際使ったことはありません。
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