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【問題】A商事(3月決算、資本金¥20,000,000)は、平成18年6月25日に開催された定時株主総会において繰越利益剰余金を原資として¥5,000,000の剰余金の配当の決議を行った。 尚、資本準備金の残高は¥2,000,000、利益準備金残高は¥2,600,000であり、利益準備金は会社法で規定する額を積立てるものとする。

【解答】
(繰越利益剰余金)5,400,000 (利益準備金)  400,000
                  (未払配当金) 5,000,000

繰越利益剰余金が何故に5,400,000になるのか?
未払配当金の勘定科目が出てくるのか??です

利益準備金の400,000と云うのは、資本金20,000,000の1/4
が5,000,000で、この5,000,000から資本準備金残高2,000,000と利益準備金残高2,600,000を引いた数値なのでしょうか?

宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

会社法では、利益剰余金を株主配当あるいは役員賞与として分配(以下、利益処分という)するときは、分配金の10%以上を利益準備金として積立てなければならないと規定しています。

ただし積立制限があり、その制限とは、資本準備金と利益準備金の合計額は資本金の25%を限度とするというものです。

>繰越利益剰余金が何故に5,400,000になるのか?

株主配当金は500万円ですから、普通ならば利益準備金は(10%の)50万円以上です。しかしA商事は既に(資本準備金200万円+利益準備金260万円=)準備金460万円を持っており、一方、A商事の準備金積み立て限度は(資本金2000万円×25%=)500万円ですから、準備金の積み立て余力は、(500万円-460万円=)40万円です。ゆえにA商事は今回は、利益準備金として40万円しか積立てられないことになります。以上が、処分される利益剰余金が540万円である理由です。

>未払配当金の勘定科目が出てくるのはなぜか??

配当金の支払を決定したのは平成18年6月25日に開催された定時株主総会です。ゆえに、この日付で仕訳を起さなくてはなりません。ところが配当金の支払を総会と同じ日に行うのは(一般的には)不可能です。それゆえ、

定時株主総会の日付で、
〔借方〕繰越利益剰余金5,400,000/〔貸方〕利益準備金  400,000
〔借方〕ooooooo{空欄}ooooooo/〔貸方〕未払配当金 5,000,000

後日、配当金を支払った日に、
〔借方〕未払配当金5,000,000/〔貸方〕当座預金 5,000,000


(注意)利益処分の仕訳においては、例えば支払配当金とか、支払役員賞与のような費用科目は登場しません。定時株主総会の日付での仕訳の借方はあくまでも繰越利益剰余金です。そして貸方は未払配当金、未払役員賞与です。
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この回答へのお礼

おかげさまで理解することが出来ました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/16 14:11

まず、繰越利益剰余金ですがこの勘定は簡単に言うと


当期の利益ですよね。

5,000,000を払うと、同時に積み立てなくてはいけないのですが。積み立て額の400,000の解釈はそれであっています。

まぁ、支払い分と積み立て分が利益から消えるので

5,400,000になります。

利益という解釈が良く分からないようでしたら
損益からの一連のTフォームを作ってみてはいかかでしょうか?

簿記は基本が大事ですから
3級あたりをしっかり覚えてないと
後々詰まりますね。
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この回答へのお礼

遅くなりましたが、ありがとうございました。
3級の知識が抜け落ちてるので猛勉強中です。

お礼日時:2007/04/16 14:12

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