プリン+醤油=ウニみたいな組み合わせメニューを教えて!

GCで農薬の有効成分を分析していますが、目的物質のピーク面積が注入のたびに5%程度減少してしまい、原因がわからず頭を抱えています。
検出器はFID、カラムはDB-5、15m*0.25mm*0.25μm、注入口、検出器は280℃、カラム温度は260℃の定温です。スプリット注入でその比は15:1で1μl注入しています。濃度は1mg/ML程度です。なおISのピーク面積に変化はありませんのでインジェクションの不良ではないと思われます。溶媒はアセトンとクロロホルムを用いましたが、クロロホルムの方が減りは比較的緩やかでした。とはいえ、1回10分の分析で5回注入で最初と最後では20%以上エリアが変わってしまうのです。有効成分の分解でもなさそうです。
注入口で何らかの現象がおきていると思われますが、詳しい方、原因と対策、もしくは原因究明のために試すべき方法をご教示ください。

A 回答 (4件)

面積が減るということは、


1.インジェクション~検出までの間で、どこかに残留している。
2.サンプル中の目的物質濃度が自然に下がっている。
3.検出器感度が落ちている。
など考えられますが、ISの面積が変わらないのであれば3ではなさそうですね。

1かどうかはこんな感じで確認できると思います。実際残留があるようであれば、オーブン温度をさらに上げるかGC以外の方法を試した方が良いと思います。
・#1さん指摘の通り、温度を上げて残留物が追い出されるかを試す(その際、検出器をモニターしていれば何か出てくれば分かると思います。)
・溶媒だけ注入してみる(ライナーのグラスウールなどに付着している場合はこれで目的物質のピークが見えることがあります。)

2ですが、目的物質は揮発性が高かったり、バイアルに吸着したり沈殿したりはしないでしょうか?
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この回答へのお礼

御礼が遅くなってすいません。
アドバイスありがとうございました。
下記のとおり、HPLCに変更することにしました。
皆さんのアドバイスを元に、いろいろ今回学ぶことも多く、良かったです。
すいませんでした。

お礼日時:2007/04/29 23:39

No.3です。


 
濃度が低くなる程に非が
          ↓
濃度が低くなる程に比が

です。
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スプリット比に問題はありませんか?


15:1ではスプリットにする意味が余り無いように感じます。
ましてや1000ppmもの高濃度分析でキャピラリーのスプリットを使用する意味がよく判りません。パックドで十分なのではありませんか?
マクロをマイクロの手法で無理にこなそうとすると誤差が大きくなるような気がします。
Iniの1/10~1/1000の濃度の検体を各水準調整しそれぞれの面積比或いはピーク高さ比の減少及び増加を観察なさるのも一考かと思います。
濃度が低くなる程に非が小さくなるようでしたら、分析法に問題があると考えて差し支えないかと思います。

水溶解度の高い成分ですとどうしてもバラつきが大きくなりますのでインサートのシリル化等もおこなってみたら如何でしょうか。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなってすいません。
アドバイスありがとうございました。
下記のとおり、HPLCに変更することにしました。
おっしゃるとおり、カラム径に対し、スプリット比が合っていなかったことやあまりに試料を高濃度で調製していた点等、反省材料を多く指摘して頂きありがたかったです。

お礼日時:2007/04/29 23:41

普通は注入の度に増えていくものなので良いアイデアは浮かんできません。

目的物質がカラム表面を活性化していくということになるので…。
ただ、やった方が良いことは二つあります。
1.カラムを加熱して初期状態に戻してから注入し直す。
2.大量のサンプルを入れてみて、それから注入してみる。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなってすいません。
アドバイスありがとうございました。いろいろやってみたんですが、原因のひとつはインサートでの吸着のようです。ただ、どうもそもそもGCに向かない化合物のようで、GCはあきらめ、HPLCでなんとか条件出しができました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/29 23:37

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