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以前、質問させて頂きました。その節は、大変お世話になりました。私の母(80代前半)がパーキンソン症候群の基礎疾患があり、嚥下障害が進行して飲み込みが悪くなっていました。そして、誤嚥から肺炎を起こしました。そのため絶食となり、点滴となりました、肺炎が落ち着いてきたため、経鼻チューブにより栄養剤を注入しています。(パーキンソンの薬も投与しています。)これで体力が回復すると希望的観測をもっていましたが、意識は一時的に回復するものの眠ってばかりいて、痩せてきました。看護師に一日の栄養剤のカロリーを聞くと450キロカロリーとのこと。通常は900キロカロリー注入だそうですが、母の場合は、胃腸の調子を見るため、半分の投与になっているそうです。1200キロカロリー位は投与されていると思っていましたので、かなり驚きました。母は元々は、胃腸は丈夫で他の内臓疾患は指摘されていません。点滴の時で一日300キロカロリーと低カロリー投与が10日間続きました。その後、点滴から経鼻栄養注入に切り替わりまして、一日400キロカロリーが10日間続いています。こういう低カロリー状態が、長く続いて(1)生命維持が可能なのか(2)他の疾患(例えば、血流が悪くなり脳梗塞を起こすなど)が合併しないのか、非常に心配しております。
これらにお詳しい方の回答を、よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

はじめまして。



外科の看護師をしております。
お母さまの容態、ご心配なこととお察しいたします。以前のご質問を拝見しておりました。その後もがんばっておられるのですね。

経管栄養剤のカロリー数を聞くと心配になりますね。たしかに400kcalでは少ないですから、どのくらいとは申し上げられませんが長く続くと生命維持にかかわりますね。一般的には様子を見ながら徐々に量を増やしていき、その方の体格に合ったところまで持っていくのが普通です。ただ、経管栄養剤というのは想像するよりもずっと量あたりのカロリーが高いです。たとえば和食のような淡白な食事になれているご高齢の方がある機会にバターてんこ盛りのステーキを食べたらおなかを壊すように、経管栄養剤を使用するときには下痢を起こしたりとトラブルが起きやすいです。液体なので胃で一度止まって消化して、そこから腸におりてさらに消化吸収する…ということも一般の食事より少ないです。経管栄養を始めておなかを壊してしまうと、注入した分もまるで吸収されないということになります。臨床で、量を増やすとどうにも身体が受け付けずにひどい下痢をしてしまう方がいらしゃると(こちらもその後の処置に大変ですが)しかたがなくお湯を足して薄めたり、ゆっくりゆっくり滴下したりしてなんとか消化管の負担を減らすようにしますが、管につながれる時間が延びるのでご本人もおつらいと思います。

お母さまの状況がわからないのでなんとも言えないのですが、何か理由があるのかもしれません。残念ながらいろんな医療機関があることも存じ上げておりますし、お母さまがいらっしゃる病院が気軽に質問ができる雰囲気を提供してはいない様子ではありますが、医療について、ご本人・ご家族には知る権利があります。担当医にいま一度ご質問なさってみてはいかがでしょうか。

2に関しては、やはりほかの要素も絡んできますので、一般的なお話としてはなかなか難しいです。

参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

大変、丁寧な回答ありがとうございます。専門的な臨床でのご意見で、かなり納得出来ました。もう一度、担当医と話してみたいと思います。心配して、なかなか眠れない状況で頭が冴えません。でも回答を頂き、一抹の不安が拭えた感じです。本当にありがとうございます。感謝します。

お礼日時:2007/05/06 03:00

1日400Kcalは少ないです。


これから増やしていくのか、枯れるのを待っているのか、どちらなのかはわかりません。担当医にご確認ください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。やはり、少ないですか・・・。これから、増えていく事、元気になることを信じたいと思います。担当医にも確認してみます。

お礼日時:2007/05/06 03:03

(1)について


 1日400キロカロリーの経鼻栄養で、口からの栄養摂取がないとなると、生命維持は困難と思われます。
 通常、人は何もしなくても(寝ていても)呼吸をしますし、心臓も動いています。それらに必要なエネルギー(基礎代謝エネルギーといいます)が
最低限必要です。もし、なければ、身体の成分(筋肉などのたんぱく質や
脂肪を分解してエネルギーにする)を消耗することになります。
 ご質問の方の場合、80代前半の女性ということで、少なくとも1350キロカロリーは必要かと思います。(厚生労働省:日本人の食事摂取基準(2005年度版))
 経鼻栄養の場合、その投与経路の特殊性から長期間の投与には向きません。また、誤嚥の危険性もあります。
 胃腸が丈夫であるならば「胃ろう」という投与経路もあるので、いちど医師に相談してはどうでしょうか?(「胃ろう」とはお腹に穴をあけて、胃にチューブを留置して栄養剤を投与する方法です。)
(2)については、現在の状態がどういう状態なのか医学的な点から判断することになるので回答いたしかねます。

この回答への補足

早速の回答ありがとうございます。今、低カロリーになって20日間経過するのですが、何日位は大丈夫なのでしょうか?医師は、何度も尊厳死の事を言う方で、死亡時の延命処置に消極的というか否定的です。家族に延命処置をしないことの同意を強要(私はそう感じました。)を何度もされましたが、私は延命処置をして下さいと訴え、やっと「わかりました。しかし心臓が止まったら、どうにも出来ないですよ。」と言われたのが、気にかかっていました。何日と言うのは人にもよると思いますが、最低限どれ位大丈夫なんでしょうか?

補足日時:2007/05/06 00:00
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