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私は24歳男性で看護師を目指しています
(1)看護師が不足している理由は何ですか?
(2)看護学校は倍率が3~4倍ありますし、皆さん複数校併願しているということは、人気があるということですよね?
(3)看護師は公立病院で、公務員にもなりやすいのにどうして希望者が殺到しないのでしょうか?
(4)学費が安い学校が多く、奨学金も整っているのに看護師不足する理由はないのでは?
(5)7年ほど前は、不況のため福祉の仕事に就こうとして福祉の専門学校に入学希望者が殺到しました。どうして、このようなことが看護学校では起きないのでしょうか?

A 回答 (2件)

それはですね~(^^;)



ずばり、激務&ストレスが半端じゃないからですよ~☆
最初はたくさんいた看護師が、脱落していき、辞めちゃうんです☆
一旦辞めた看護師は、ほとんどが看護師として戻らないようです☆

日本には、看護師免許を持っていながら、辞めると復帰しない「潜在看護師」が何万人もいるんですよ?

復帰できない理由は、「看護師の仕事が嫌になった」とマイナスなものから、「結婚して子育てして復帰したいけど、ブランクがあって自信がない」というものまで、いろいろあって、今の日本の医療界は「潜在看護師」をいかにして現場に戻すか(子育て支援、練習できる機関の充実)を考えてるわけですよ☆

看護師になる理由が「就職に困らないから」とか、逆に、純粋に「あんなステキな看護をして~、こんなに患者さんに慕われて~」とか言う人が、実際に働き出して、壁にぶつかって辞めた場合は、二度と戻りたくなんてないでしょうしねぇ…。(最近はこういう人が多いらしい…学校で量産しても、実地でつぶれるわけです)

それでも、復帰できないほど「戻りたくない」看護師が多いということなのです(^^;)
とにかく、キビシーんですよね。
大変な割りに給料安いし(笑)

残っている人は、「仕事のため」と、完璧に割り切れる人か、本当に看護をやりたい人…な気がします。

…って、今から看護師を目指している方に言うことじゃなかったですね☆
看護に対する気持ちがしっかりしてる人は、辞めませんよ☆
今の日本は、あなたを求めてます!!
是非とも、看護師になって下さいね(^^)
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はじめまして。



看護師をしています。わたし自身が看護師なので、あくまで私見、主観的な回答です。

1)日本の皆保険制度、国民に医療を安く提供しようという国の方針によって低く抑えられた人件費(看護料)によって労働に見合った賃金が提供されていないことでしょうか。また、当然ですがみなさんが可能な限りの医療・看護サービスを求めながらもそれについての出費は抑えたいと考えているということがその根底にあるでしょうね。一般の女性の仕事よりも額面としての給与はいいですが、実際の勤務から考えると到底見合った額ではありません。医療がより高度になり、またみなさんの権利意識が高まるなかで看護師に求められるものが多くなっていて、手を尽くそう、よい看護サービスを提供しようとすればするほど個人の持ち出しになり、十分なケアができないことで自らを責めて消えてい者も少なくありません。看護師が人間らしい生活を営めるようにする、また女性看護師が結婚生活をしながら勤務を続けられるようにする努力よりも、国は看護師養成機関への入り口を広げて看護師を量産することで不足を解消しようとしているように見えます。これが臨床看護師の数が増えずに結果的に潜在看護師の数を増やすことにつながっています。

2)看護師以外の方たちからの就労の機会としての看護師の人気があるということと就職後の定着率が高いということは同じではありません。真に人気のある職業は離職率が低いと思います。

3)看護師の免許を持っていること自体が公務員的な意味を持つからです。公務員のメリットのひとつが「失職しない」ですよね。看護師は仕事を選ばなければ失職することはありません。公立病院にこだわる必要がないです。新人としてより高度な急性期病院で修行をしたいと思えば公立病院よりも適した病院がありますし、とにかくより多くの金がほしいという人も公立病院ではその望みは叶わないかもしれません。

4)まったく逆です。看護師不足が類を見ないほどに深刻だからこそ国や自治体や病院や医師会が学費を提供し、奨学金を出しているのです。だから免許が取れる、仕事に就けると人は集まりますが、実際に長く勤務をする看護師は多くありません。毎年多くの中堅看護師が退職し、それが新卒によって補われ、残ったスタッフは失った中堅看護師の分も働きながら新人の指導をし、疲れて次は自分が辞める番だとまた中堅が抜けていきます。毎年どの病院もこれを繰り返しています。

5)これについてはわかりません。そのときに福祉系専門学校に行った方になぜ看護を選ばなかったのかを聞いた方がいいかもしれませんね。

看護師は日本では社会的地位が低く、まだまだ学問としても浅く層の薄い領域です。ただ、だからこそ可能性が大きいという見方もできます。看護界は来るものを拒まないし、入ればそこで自分を活かす道を探すこともできるかもしれません。がんばってください。
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