プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

簿記全くの素人で、簿記3級を取得したものです。

受ける前は、「勉強すれば誰でも受かるよ」「簡単」と言われていました。実際、学校にも通い、試験が近づくと必死で勉強し、なんとか83点で合格できましたが・・・私は少なくとも「簡単」とは思えませんでした。また、先日受けた試験の合格率は50%くらいだったと思います。

私としては、「誰でも受かるほど簡単」とは思えません。皆さんはどうですか?

A 回答 (11件中1~10件)

たくさんの回答が寄せられていますね。


質問者さまの声と、回答者の皆さまのご意見を読んでいて、
共感を覚えた者です。私も、ぜひ、参加させて下さい。

私も、質問者さまと同様、社会人になってから、簿記3級に挑戦することとなりました。
6月受検のための勉強を始めたのは、5月、GWの頃。
学生の頃から、算数&数学が苦手だった私は、簿記3級にも抵抗を覚えたものです。
高校進学後の数学に至っては、赤点続きで、先生からよく叱られました。
『数字を見ただけで、頭が痛くなる』タイプだったのです。
そんな私が仕事のためとはいえ、簿記を勉強することには、周囲から『無謀だ』と猛反発を受けました。
しかし、職業柄、どうしても受からねばならない事情があったのです。
私にとっては、初めて独学で、本格的に目指す資格試験。
大学受験以来のプレッシャーでした。
手の使い過ぎで腱鞘炎になるし、
本試験日までは、寝不足や食欲不振に悩まされる日々が続きました。
試験会場には、商業高校生らしき若者が大勢詰め掛けていて、
教師らしき人々の励ましを受けていました。
制服姿の学生に混じっての孤独な社会人受検。気後れしたものです。

そして無事、簿記3級に合格したものの、
父親からは『なんだ、まだ3級か』
『うちの会社の経理のコは、みんな持ってるよ』と云われて
何となく、カチンときたのを憶えています。
会社の同僚からも、『あら、なぁに?2級じゃなかったの?』との声。
不思議だったのは、簿記を勉強した経験のある人からは
『頑張ったね。大変だったでしょう?』と、労いの言葉を戴いたことです。

質問者さまの、簿記3級に合格したものの、
3級って、大したコトないの?自分は3級でも、けっこう大変だったんだけどな…。
という今の心境は、何となく、お察しいたします。
当時の自分を見ているようです。

今思えば、周りからの"簿記3級は簡単!”という批評は、
簿記3級なんか…と軽視する意図などは、一切なしに、
また、簿記3級だから云々…という理屈も抜きにして(簿記って何?という輩も少なくない)、
俗に言う"検定試験を履歴書に活かせるのは、何でも2級レベルから”という認識の強さが、
無責任に、口にさせた台詞だったのかもしれません。
(会社によっては、何級からでも、ひとつの資格として認識されますが。)

他のかたが仰るように、周りの言葉に、変に過敏にならず、
努力した自分を一番よく知っている自分が、今までの努力を褒め称えてあげればよいのです。
お仕事されながらの受検は、大変だったことでしょう。
苦境を乗り越え、合格を勝ち取ったことは、自分の中で、ひとつの自信になったはずです。

しかしながら、国家試験を目指す人などが、これから簿記にチャレンジする初心者相手に、
訳知り顔で『日商簿記くらい簡単に取れないとね。』と、
あからさまに、上から物を見た言い方をするのを、巷で耳にするたび、
『たかが簿記で、そこまで偉くなれるのか?人間が小さい奴だな…』
と、(失礼ながら)私は、醒めた目で見ることにしています。
たまに、『自分には簿記のセンスがない。向かない。』と悲観的になる人もいますが、
センスの有無とは、個々の五感に係わる問題です。
誰しも、電卓片手に、生まれてきたわけではありません。
簿記で扱う数字は、算数とは違って、公式だけの感覚で解くものではないし、
簿記の根底に在る理論は、国語のように、日常生活に当たり前に転がっているものではないため、
わざわざ勉強時間を作って、一歩ずつ知識を身に付けてゆくしか、方法はないのです。
3級でも、2級でも、1級でも、センスなどに頼らず、こつこつ努力しないといけないのは、みんな同じです。

ただ、補足するとしたら、
簿記1級の資格試験や、税理士・会計士等の国家試験は、
簿記の知識を問うものでも、2級までの資格試験とは、採点方式等が異なるため、
合格のためには、個人の努力だけでなく、試験戦略・運の要素も絡んでくることになります。
簿記3級は、過去問題を制限時間内で70点取れる練習を、何度も積んでいれば、
本番での過度の緊張やケアレスミスに襲われない限り、充分に合格圏内を目指せるかと思います。

簿記2級となると、試験員が、ごくたまに、範囲外のようなイジワル出題をすることがあったり、
さらに、簿記1級では、周りの受験生の出来具合により、採点箇所が変化するらしいため、
死ぬほど努力していても、時として、その実力が充分に発揮できない状況が、足を引っ張ります。
人格が変わるぐらい勉強し、恋人を捨て、人生をかけて挑戦してさえも、
合格の実現が厳しい難関試験の前に、打ちひしがれる人を、私は、目の当たりにしています。
そのような『勉強しても受からせてもらえない、リスクの大きい試験』から比べれば、
簿記3級は、努力すれば受からせてもらえる良心的な試験だと言えるのかも知れないな…とは思います。

『簿記3級なら、がんばれば、誰だって合格できる』という言葉の裏には、
簿記3級は、ひとりひとりが実行可能な労力を惜しみさえしなければ、
誰にとっても、その努力が充分に報われる要素のある試験なんですよ。って気持ちが込められています。
私が友人に、受検を励ます意味で、その言葉をかけるとしたら、そうした意味を込めて用います。

簿記を好きになれると、自信を失くす時があっても、また立ち直って頑張れます。
華やかな勉強ではないし、あまり理解を得られない面もありますが、
私自身は、簿記学習を通じて、『算数キライ』の苦手意識を克服でき、根気や忍耐力もついて、よかったかな?と思います。

身の上話が長くなり(苦笑)、申し訳なかったですが、
あなたに簿記の勉強を続けてみようというお気持ちがあるのならば、
何とか、自信を持って、ご自分の道を歩んで頂きたく、この回答を書きました。
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この回答へのお礼

親身なご回答、ご自身の経験話から本質まで丁寧にご説明いただき、ありがとうございました^v^まず、InTheLifeさんの経験、よーく分かります!私も同じです!3級の勉強している時、計算機の使いすぎで指に「たこ」が出来ました。でも何度も何度も練習しました!InTheLifeさんは簿記を通じて「算数嫌い」が克服できたのですね!おめでとうございます。余談になりますが、私がまず簿記に興味を持ったのは、月次報告やら決算書やらを少しでも読めるようになればもっと仕事ができると思い、決断したことと、私は今人間関係の複雑な立場におかれ、「何が正しい」「何が間違っている」というのは日々変化します。昨日正しいことでも、今日はなぜか怒られるなど(笑)そこで思いました。「数字はいつも同じ」ということを。1+1=2は常に1+1=2ですが、人間関係においては1+1=-100になることもあります。そこで、数字を見て判断できるような業務にいつか(あくまでもいつかですが)携われることを夢見て簿記2級の習得のため、勉強始めました。あ、私も身の上話してしまいました(笑)すみません。

お礼日時:2007/07/16 22:14

簿記検定3級合格、おめでとうございます。


キャリアアドバイザーをしております。
その立場から、ご回答します。

「誰でも受かる」という言葉が、少々気になったのではないでしょうか。

人には適性というものがあり、得手不得手があります。
簿記が得意な方には「簡単」かもしれませんが、そうでもない方にとっては、とても大変な努力が必要なことかもしれません。

慣れてくると、前よりも容易にできるようになることもありますが、それまでの間は「大変」ということも多々ありますね。
簿記に限らず、「誰でも簡単」という勉強や資格、仕事というのは、皆無といってよいでしょう。

今回は、相当な努力をなさったのではないでしょうか。
おめでとうございます!
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商業高校だったので、1年の時に受けて、合格しました。


授業なので、強制的に勉強するから、周りの皆、受かってました。
先生も3級はかならず受からす、で、くるので受かります。商業高校のメンツとかあるのでは(笑)
それに大学は推薦が普通なので、簿記がないと…。また、就職クラスは簿記ないとお話にならないので勉強する。
寝る奴はよほど自信がないとできない。色んな意味で(笑)

それに1級や日商2級が目標というか、就職・推薦がかかってますので。

簡単かどうかは人それぞれと思うけど、商業高校卒の人なら、3級は簡単だったと言う人が多いと思う。
理由は、高校の頃だから、強制的に勉強。解らない所も周りの友達に簡単に聞ける。教えてもらえる。
また頭にはいるのも早い。
記憶力が勝負なので。若い頃&学生の特権ですね(笑)

お疲れ様でした。
合格おめでとうございます。
次は2級ですね。頑張って下さい。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました^v^そう、若いころって本当に上達が早いですよね。私ももう少し若いころに勉強しておけば3級でここまで努力せずに受かれたかもって思ってしまいます。商業高校ご出身の方はほとんどの方が3級受かってるようですね。たしかに強制的なご指導と、まわりの人の影響もあるかもしれませんね。なるほど。

お礼日時:2007/07/16 22:04

私は商業高校で2年間簿記の授業を受け


高校1年で中国五県3級(中国地方でしか通用しないローカルな簿記検定の商業簿記)と全商簿記3級を取得
高校2年で中国五県2級(上と同じく)に合格、全商2級は不合格
短大で2年間簿記の勉強後3年のブランクを空けて日商簿記3級に挑戦をしました。
商業卒だとたかをくくって検定コースから入って1回目は見事に不合格、レベルの高さを思い知りました。
2回目は気を引き締めて挑戦し80点ぐらいで合格しました。
その後2級を挑戦しましたが、二桁受けてやっと合格、去年の6月に不合格のどつぼから抜け出した。
2・3級共に1日にきちんと勉強をし望めば1発合格も可能な検定試験だと思います。
「誰で儲かるほど簡単」はもし初心者で簿記を学び、商業科でなくても取れた的な優越感が有る人だと私は思ってます。
簿記に初めて触れない人でもレベルの違いはびっくりしますし、真っ白の状態の人が学ぶにはもっと戸惑うと思います。逆にそれが戸惑わなくてうまく行く人も居ますが。
今1級を勉強してますが2級とはかけ離れるくらい難しく途方にくれております。

全経は 主催:社団法人 全国経理教育協会
    後援:文部科学省
      :日本簿記協会
の簿記の検定試験です。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりすみませんでした。高校から勉強されていたのですね。貴重な経験話をありがとうございます。「誰でも受かるほど簡単」と思う人は、優越感がある人、なるほど!と思いました。hamutaro25さんは非常に努力家ですね。経験話を読ませていただいて、すごく思いました。1級、受かるといいですね^v^がんばってください。そして、全経の意味もありがとうございました!

お礼日時:2007/07/16 22:00

多分誰でもの誰でもの意味合いが人によって違うんだと思いますよ。



まず僕は3級は誰でも受かると人に言っています。

そんなに時間もかかりませんし、合格点に達すれば受かる試験だからです。
当然誰でもの中には勉強していない人は含んでいませんし、一回で受かるということまでいってるわけではありません。

国家資格の難しいものはやっても、実力があっても受からない試験がごろごろあります。1,000時間レベルで勉強する資格がごろごろあります。
もし、勉強しない人を含めて誰でもと受け取っていたとしたらそれが受け取り方として違っていたのかと思います。

ですから3級はある程度やったら誰でもうかる試験です。普通に勉強したら受かる試験です。
(ある程度ってのも人が限界を超えてまでやらなくてもってことです。)

やらなくてもうかる試験ではありません。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。確かに「誰でも」の意味合いが人によって、また聞き手によっては異なりますよね。話し手と聞き手の意味の違いで、受取方が違うということですね~なるほど。

お礼日時:2007/07/13 16:48

こんにちは。



>受ける前は、「勉強すれば誰でも受かるよ」「簡単」と言われていました。

どのような試験においても、このようなことを言う方はたくさんいます。
他には「○○日の勉強で受かった」みたいなことを言う方も多いですね。
私が思うのは、こういったことを言う方は自分が合格したから何とでも言えるのであって、信憑性もありませんし、あまり気にされない方が良いと思います。まあ、見栄というか、自慢というか、そういう類のものでしょう。
簿記3級の合格率が50%なのであれば、不合格の方は50%いるわけです。不合格の方は絶対に簡単だとは言わないですよね。

ただ、「勉強すれば誰でも受かるよ」というのはある意味、間違っていないかもしれません。attractiveさんみたいにしっかりと勉強する人は誰でも受かります。(一発合格かどうかは別として)
私は今のところ日商簿記は2級までしか取得してませんが、2級も同じで、勉強すれば誰でも受かると思います。(これも一発合格かどうかは別として)
ただし、やはり3級よりは範囲が広くなりますので、学習は長期にわたりますが、しっかりと勉強すれば必ず合格します。
そして、attractiveさんみたいに必死に勉強する人は、さらに難易度の高い試験であっても、必ず対応できると思いますので頑張ってください。

私もいろいろな資格の勉強をしておりますが、あまり他人の言うことを聞くと自信がなくなり、自分は頭が悪いんじゃないか?と思うこともあります。
ただ、そういう時には「自分は自分」と考えて、壁にぶつかっても、しつこく何回も繰り返し勉強して、優秀な人達との差を埋めるようにしています。合格できれば結果は同じですからね。

試験にはやはり個人の適性も影響しますので、他人が簡単だと言って自分が簡単だと思わなくても、あまり意識せず、その分勉強して自分のものにしていけば良いのではないでしょうか?
合格できれば結果は同じですからね。

なんか質問から外れた投稿内容になってしまい、申し訳ありません。
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この回答へのお礼

貴重なアドバイスありがとうございます!なるほど~!と思いながら読ませていただきました^^確かに「●日で受かった」のようなことを言う人に限って見栄や自慢など含んでいるかもしれませんね^^それにAlbertiniさんのおっしゃるとおり、他人の言うことを聞くと自信がなくなりますね。これは本当にそうです。また、「しっかり勉強すれば受かる」これもそうですよね。今簿記2級の勉強も始めました。そうそう、Albertiniさんと同じ、私も「自分は頭が悪いんでは?」と思うことしょっちゅうです。それでも結果を信じて続けていきます!

お礼日時:2007/07/13 16:45

誰でも受かるほど簡単なものではありません。


私も専門学校で簿記の勉強をしています。全経簿記はいきなり1級工業簿記から入りました。工業簿記は決まりさえ覚えれば簡単かもしれません。商業簿記と比べたら勘定もある程度決まってきますしね。
ちなみに、日商3級の商業簿記は難しいです。
全経の簿記はなんとか受かると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。m1tkさんもお勉強されているのですね!やはり「簡単ではない」ですよね^^ところで、「全経の簿記」って何ですか?(すみません、またど素人な質問で)

お礼日時:2007/07/13 16:38

「誰でも受かるほど簡単」ではありません。



簡単と思う価値観は人それぞれです。

簡単に合格した≠資格として簿記を活かせる

満点合格≠簿記3級の範囲を完全に習得

検定試験とは、単なる指標でしかありません。

テキストや問題集にのっている仕訳ができるからと言って、
実務の仕訳(3級程度)ができるわけではないのです。

また、各主催団体発表の検定合格率ですが、記念受験、アルバイト(問題入手)
強制受験等の方が多数おられますので、実態とは一致しません。

簿記の入り口である3級を学んだ中で、知識を《習得》するだけではなく

・数字をわかりやすく書くことの重要性
・文字を正確に書くことの必要性
・検算をすることの必然性

以上のことも併せて《修得》することが大切です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。簿記に限らずすべての資格に対して言える考え方、ありがとうございます^^おっしゃるとおりだと思います。

お礼日時:2007/07/12 13:06

こんにちは。



勉強しなければ、受からない
問題を何度も何度も解いて
多くの知識を自分のモノにできたら、合格だと思います。
どんな試験でもそうだと思います。

私は、実は3級を二回受けました。
1回目、3級なんて簡単と思い勉強をしなかった→不合格
2回目、予備校の試験予想(4回分)を
    間違ったり、迷ったりすることが無くなるまで繰り返しやりました。→合格

2級は猛勉強の上、一発で合格
1級は、2回目の挑戦で合格でした。

ただ、人によって簿記学の向き不向きがあると思うので、
試験の結果によって、適性もわかると思います。
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この回答へのお礼

早速のアドバイスをありがとうございます^^3級から1級まですべて持ってらっしゃるのですね。1級受かったのですか???すごい@@)あれ合格率1%ですよね!?本題に戻りますが、「試験の結果によって、適性わかる」というのは本当ですね。経験話、とても参考になりました。

お礼日時:2007/07/12 13:03

合格おめでとうございます☆


私も商業高校でしたので
高校時代は頑張って受かったという記憶があります。
「誰でも受かるほど簡単」とは私も思えません。

人それぞれ向き不向きがありますから
あまり考えなくていいと思いますよ!!
合格できたんですから喜びましょう☆☆
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この回答へのお礼

早速のアドバイスありがとうございます^^fastlove31さんは学生時に取ったのですか?@@)すごいですね。私は社会人8年目に初めてトライしました。

お礼日時:2007/07/12 12:59

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