水に塩を入れると冷たくなるのはなぜでしょうか？

突然ですが、水に塩を入れると冷たくなりますよね。
あれってあぜ冷たくなるのですか？
教えてください＞

No.1 回答者： mojitto 回答日時： 2007/08/30 15:54

少し違います。

単なる水に塩を入れても温度は変わりません。

氷水に塩を入れると水が冷たくなるんです。
凝固点降下といいますが、水に塩を入れると水が０℃以下で凍るようになります。
よって普段の水では０℃以下にならない(例外も起こりますが…)のですが、氷によって冷やされて０℃以下まで冷やされるので、とても冷たくなります。

この回答へのお礼

そうなんですか、普通の水でも冷えると思っていたので、
参考になりました。
　　　　　　　ありがとうございました。

お礼日時：2007/08/30 22:07

No.2 回答者： msz1124 回答日時： 2007/08/30 16:05

氷に塩をかけたり、氷水に入れたりしたら水温が下がったりはしますよね。

只の水に入れて水温が下がるかはちょっとわからないのですが、
参考程度に、上記の例で下がる理由を…

塩は水に溶け込みやすいのですが、そうすると凝固点が只の水より下がります。
要するに、水の中に塩が溶け込み水分子同士が結合するのを邪魔してしまうわけです。
その状態だと水は氷にはならないまま、水が氷を溶かしてしまいます。
この、氷が溶ける時に気化熱の様に氷が水の熱を奪い、更に水温が下がるという訳です。
これによってどんどん水温が下がるのですが…

No.3 回答者： msz1124 回答日時： 2007/08/30 16:17

#2の者ですが…

少々間違っていたので訂正をば。

＞その状態だと水は氷にはならないまま、水が氷を溶かしてしまいます。
この文ですが、融点が0℃なので、水温が0℃以下になった時点で氷は溶けなくなりますね…
密閉された空間や気温が0℃以下の場所じゃない限り、気温の方で溶けて水温は下がりそうですが。

No.4 ベストアンサー 回答者： w-palace 回答日時： 2007/08/30 16:27

食塩が水に溶けるときにエネルギーを吸収します。

これを溶解熱と呼びます。

たとえば、硫酸や水酸化ナトリウムを水に加えると熱くなりますが、食塩の場合には逆に冷たくなるわけです。その理由を説明するのは難しいですが、要するに、固体の状態と水溶液の状態の安定性の差ということになるでしょう。

話を戻しますが、食塩が溶けたときに吸収されるエネルギーは小さいので、大量の食塩を溶かさない限り、その変化はわかりにくいでしょうが、冷たくなることは事実です。

氷に食塩をかけて温度が下がるのはこれ以外の原理も働いています。

この回答へのお礼

ありがとうございました。
いろいろと詳しく教えていただき、とても参考になりました。

お礼日時：2007/08/30 22:04