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次 の部首はなんですか?
調べてみると(あくび)という説と(にすい)という説があります。
どちらが正しいのでしょうか?

A 回答 (4件)

これは、欠(あくび)です。


但し、市販の漢和辞典では便宜上冫(にすい)に入れてあるものがあります。

漢字の部首は康煕字典によるのですが、この字典の部首の決め方が字義によって決めています。
例えば、「相」は木によってみればよく目(見)えるから「目」の部になっています。
漢和辞典は、字を知らない人がひくものである。字義を知らなければ総画ひきしかないのでは不便だと戦後、長澤規矩也先生が、三省堂の漢和辞典で便宜上の部首として見た目でひけることを主眼として定められたのものがあります。これでは「相」は木の部に、「次」は「冫」の部になります。市販の漢和辞典もこれは便利だとしてこれに倣うものが少なくありません。
但し、手許の「新明解漢和辞典」(長澤規矩也編、原田種成補)では、その旨を「もと目」「もと欠」と明記しています。

康煕字典は清朝の康煕大帝の勅命でつくられたもので学術的性格があります。一方、市販の漢和辞典は無学の人でもひけるようにと云う事でつくられています。私見をいえば、両方「部首」と云う名称を用いたのが拙かった。形からの分類は違う名称をつければ良かったと思います。
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この回答へのお礼

わざわざありかとうございます。
そいった背景があるとは。。。

お礼日時:2010/07/23 15:01

#2です。


単独のニスイを出すのを忘れていました。
http://www.zdic.net/zd/zi/ZdicE4ZdicBBZdic8C.htm
[字源字形]
先に見た「冷」の左旁はこれと全く同じですね。
これに義符[水]を加えたのが「冰」(氷)です。
ですから「冰」の部首は、本当は「水」であるべきです。
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「欠」です。



そもそもこの字にニスイは含まれていません。
まずニスイを含む字を見て見ましょう。
【冷】
http://www.zdic.net/zd/zi/ZdicE5Zdic86ZdicB7.htm
[字源字形]
「Y」の逆さまのようなものが二つ重なっていますね。
これがニスイです。
なお「台湾細明体」の[ン]のような形は、手書きの字体などを考慮して、伝統的な明朝体のニスイを変更したものです。

【次】
http://www.zdic.net/zd/zi/ZdicE6ZdicACZdicA1.htm
[字源字形]
ニスイでないことは明らかですね。
ここで「旧字形」とあるのが、1945年以前の日本の印刷物に使われていた明朝体の正字です。
いっぽう手書きでは「ン」のように書かれていたことも事実です。
当用漢字はそれをニスイと同じ形として新字体を定めたのです。
「中国大陸宋体」「香港明体」も同じです。
「台湾細明体」はおおもとの字形に近づけたものです。
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この回答へのお礼

なるほど。。 使っているある本ににすいとして載っていたので疑問に思って質問しました。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/07/23 15:04

欠(あくび)ですよ。

冫の部分は次という漢字の場合、にすい《氷からきている》とは違いは《二》からきていたはずです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2010/07/23 15:02

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