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3週間前に根尖病巣で頬から甲状腺にかけて膿瘍がたまり、歯茎を切開しガーゼを詰めて3日間の排膿・5日間抗生剤の点滴をしました。

通常3日もあれば切開した傷は塞がるということでしたが、中々塞がらず、4cmほどの傷がやっと1cmほどの傷になったところです。大きな病院で見てもらっているのですが、こんなに傷が塞がらないのは珍しいとのことで「糖尿病?」と聞かれ、その他の疾患があるかもしれないと言われましたが、血液検査は全く問題ない状態です。

痛みも少なくなり、状態が落ち着きつつあるということで、4日前に問題の歯を抜歯しました。抜歯当日は坐薬を入れるほどの痛みがあり次の日も受診しましたが、レントゲンの結果を見ても特に問題なく、ドライソケットによる痛みだろうということでガーゼを詰めて帰りました。その後もなかなか痛みが治まらず、今はロキソニンを約4時間おきに飲んでいます。

本日受診し痛みが治まらないことを告げ、採血してもらっても炎症反応はなく、痛みや創傷治癒遅延の原因も不明のままロキソニンと抗生剤を処方してもらって帰りました。

精神的なものからの痛みかもしれないとも思いましたが、痛み止めが切れてくると本当に何もする気にならないほど痛みます。臨床的に問題ないということではありますが、3日でだいたい塞がるはずの傷が塞がらないとしたら、もしかしたら排膿時に詰めたガーゼが残っているのでは?と思い始めました。もちろんそんなことのないように1枚ガーゼを詰めていただろうとは思いますが、専門職の方に意見を聞きたくて投稿させていただきました。その他、痛みや治癒遅延につながる可能性があることがあればアドバイスお願いいたします。

A 回答 (1件)

痛み続き大変だと思います。


病院の歯科口腔外科にかかられているのだと思いますが、治療法については大筋で一般的だと思います。私は口腔外科を専門としていないのですが、かなり大きな歯槽膿瘍あるいは蜂窩織炎だったとおもいます(口腔外科の先生からするとそうでもないかもしれませんが)。切開部にガーゼを入れたのは、傷がふさがると排膿できなくなるため入れたのだと思うのですが、ガーゼを3日間入れていればふさがらなくても当然のような気がします。排膿させ続けるために、傷をふさぎたくなかったのですから。また、排膿量もそれなりに多ければ傷がふさがりにくいこともあるかと思います。
抜歯後の痛みについては、消炎後の抜歯が一般的で、炎症時は原則的に抜歯しません。ただし、抜歯により排膿路が確保され消炎できる場合はしてよいとされています。「痛みが少なくなり、状態が落ち着きつつあるということ」でというところが少し微妙です。痛みが少なからずあるということは完全には急性炎症が収まっていないいうことになるからです。全体の経過からすると消炎が進んでいれば抜歯ということになることが多いですが、術後疼痛の出かたが強いのは抜歯がやや早かったためかもしれません。
私も担当患者でドライソケットにしてしまったことがあるのですが、露出した骨面が少量でもかなり痛いようです。骨面が治癒組織に被覆されればいいのですが、私の場合は血餅で骨面が覆われるように麻酔下で抜歯窩を再掻爬したり、抗生剤の軟膏を塗布したガーゼを抜歯窩に入れたりして1週間強かかりました。文献的にも治癒に7~10日かかると書かれています。
精神的なもの?経過からするとyuyu0412さんの不安も募るばかりですから、精神的にも痛みに過敏になりやすい部分もあるとは思いますが、私の経験上では、炎症性の痛みは経過は長くとも必ず治ること。この点は安心していただいていいと思います。
歯科口腔外科のある病院は少ないため、転院をすることが難しいかもしれませんが、不安であれば他院を受診するのもいいと思います。
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