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全国的にみて現在高校に在学している生徒は小・中学校時代、国の「ゆとり教育」の真っ只中で過ごしてきています。

高校側もそれを理解していて多くのところでは全力で3年間の間に例年並に大学受験レベルまで追いつけるよう学習・指導している学校が多いようです。

しかし・・・義務教育をゆとり教育で過ごした生徒の多くは、通常の教育を受けた生徒が習う学習内容の約三割程度遅れているらしく、高校に入ってから(極端な話、教師の話では彼らに関しては高校教育が4年間必要という意見もあるらしく)相当大変でそのハードさについていけない生徒もかなり多いと聞きます。
中には小中時代、ゆとり教育を危惧して学校任せにしないで自ら自発的に塾に通い例年レベルをキープしていた賢い連中もいます。ですので一部の出来る生徒は全国的に高い学力を有しているわけなので上位の大学には入れるでしょう。しかし、全体的にはゆとり教育で過ごした今の高校生は過去最もレベルが低いというのは正直、免れないと思います。

そして、将来彼らが社会に出た時にその弊害がもっと現実的になるように思えます。というのは、はっきり言って彼らの下の世代(通常の教育に戻った今の小・中学生たち)が学力が上なので会社組織に入っても上位に立たれる可能性が強いと思えるからです。と言うことは、ゆとり教育で育った今の彼らには全く責任がないのにある意味、国の試行錯誤のモデル=実験台にさせられて一生を送る羽目になってしまった・・・と悲観的に考えてしまいます。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

A 回答 (7件)

あくまで、個人的意見ですが。


高卒のまま社会に出れば、その通りだと思います。
ただし、大卒の場合は何とも言えませんね。
大学時代の過ごし方によってはいわゆる「ゆとり」じゃない世代と変わらない場合もあります。「ゆとり」じゃない世代でも、大学に入ったら勉強しなくなることも多いでしょうから、大学時代の過ごし方で大きく変わってくるのではないでしょうか?それと、受験レベルでの学力は社会に出たときにそのまま役立つかどうかは別ですから。
特に技術職で無い限り、ある程度の基礎的学力があればあとはその人個人個人の能力ややる気の差だったりしますから、それほど悲観する必要はないと思います。
ただし、今のままの大学制度を保つなら大学、高校入試に関しては「ゆとり」は弊害があったとは言えます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

納得出来るご意見でした。

お礼日時:2007/11/14 07:47

僕は現在大学の1回生ですが、中学3年から「ゆとり」のカリキュラムになりました。

それまで歴史の教科書など詳しくてまともだったのですが、突然全ての科目が絵本みたいなものになりました。犬だかなんだかよく分からないキャラクターが「一人ひとりが地球のことを・・・」みたいなことを延々語っている「教科書」です。出てくる用語等も大幅に減り、テスト勉強は何も「できません」でした・・・。そもそも地球の事を考えるツールを得るのが公民なのに地球のことを・・・とか言われてもハア?って感じでした。そして仕方なくその状況で勉強していたら今度は大人たちがゆとりは失敗だ、学力低下が大変だと騒ぎ出しました。初めてこういうニュースを知ったときはさすがに日本という国が情けなく見えました。まあ勉強がよくできた人達が考えたことだからその程度の予測もできなかったんでしょうが。


僕は、多少大学入試が緩やかになっているとはいえまだまだ受験競争は白熱している昨今、この「ゆとり」によって公立高校の生徒が受験において多大なハンデを背負わされることが大きな問題だと思っています。大学受験はゆとりに合わせて簡単になったわけじゃない。ということは公立がゆとりの低レベルなカリキュラムをこなす間に私立の子は質の高い教育を受け、難関大学に入るわけです。


ちなみに、僕の叔父の大学時代の後輩(東大法学部)がこのゆとり教育の先導者だそうですが、その人は人柄は良いのですが、高校時代ろくに勉強しないで超有名進学校でいつも一番だった大変優秀だった人らしいです。しかも子供がいないそうです。この事情を知ってからは少しこの人に同情するようになりましたが、なんにせよ早くまともな教育をしてほしいものです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

貴重なご意見で大変参考になりました。

お礼日時:2007/11/18 23:11

残念ながらその世代の人々には可哀想だとは思います。


物事を学ぶ機会が相対的に少なかったということに関して。

しかしながら、必ずしも、
>会社組織に入っても上位に立たれる可能性が強いと思えるからです
というようなことはないでしょう。

会社はじめ一般的な社会では、学校で学んだ、いわゆる「お勉強」のレベルでは仕事の出来不出来は計れるものではありません。
当然仕事をしていく上で、必要最低限の常識はないと恥をかきます。
もしあなたがゆとり教育を受けた”被害者”世代だとして、それについて危惧するならば、自分でいかようにでも勉強することは出来ます。
実際問題、「一部の出来る生徒は高い学力を有している」わけでしょう?

しかし、その知識にしても、持ってるだけで活用できなければ、ただの”雑学王”で終わりでしょうし、実際に仕事をする上では、もっと実践的なこと、例えば、交渉力だとか、リーダーシップだとか、創意工夫力だとか、臨機応変に行動できる機転など、非常に多くのことが要求されます。

自分の不出来、努力不足を国に責任転嫁するような姿勢は社会人として失格ですし、仮に被害者なのだとしても、周りも同条件。
志あるところに道は開けます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

その通りなんですが遅れを取り戻すというのは想像以上にきついし大変なのは確かです。

お礼日時:2007/11/14 07:59

現状を何も知らない人間が、マスコミや評論家の煽りをまとも受けて、


断片的な情報のみで、「ゆとり教育」というステレオタイプを作り出し、
偏見を持ってその世代を見ている人がいることが社会全体の犠牲だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

当事者たちは想像以上に悲惨です。

お礼日時:2007/11/14 07:50

私もゆとり世代がかわいそうだと思います。


近い将来、まるで今の会社でバブル世代が氷河期就職世代に馬鹿にされていることが再現されるでしょう。
ご愁傷様としか言い様がありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/11/14 07:48

Q、「ゆとり教育」の犠牲・・・


A、訳がわからん。

人生で成功をおさめる為の教育か?
それとも、社会人として通用する為の教育か?

対立軸は、こうでしょう。

>会社組織に入っても上位に立たれる可能性が強い・・・

まあ、はっきり言って、人生で成功をおさめる為の教育の犠牲者は質問者自身。

私は、このように思いますね。
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jupitanさんはゆとり教育を受けた人ですか?


そうではないのなら、普通教育も大したものではないですね。
もしjupitanさんがゆとり教育を受けているのなら、ゆとり教育はかなり弊害を生んだことになりますね。

何が言いたいか分かりますか?
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