いつもお世話になっています。
to不定詞の形容詞的用法について分からないところがあります。
I would welcome the opportunity to explain what I can offer to your company.
上の文で、to explain以下はthe opportunityを補足的に説明している形容詞的用法だと思うのですが、このように前の語を補足的に説明できるのはどのような場合なのでしょうか。chance, way, rightなどが前に来た場合にこの用法が使われるのは知っているのですが、何か法則性があるのでしょうか。また、特に法則性がないとしたら、この用法が使われやすい語を教えていただきたいのですが。
よろしくご指導ください。
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
>前の語を補足的に説明できるのはどのような場合なのでしょうか。
>何か法則性があるのでしょうか。
>この用法が使われやすい語を教えていただきたいのですが。
○ 先行する名詞を補足的に説明している不定詞(同格を表す不定詞)は、おおむね次の(A)(B)(C)の3つに分類可能です。
(A)先行する名詞との間で関係副詞的な結びつきをしているもの
(1) The time to go is 9:00 a.m.
=The time (when) we should go is ...
(2) The place to stay is the Prince Hotel.
=The place (where) we should stay is ...
(3) The way to did it was this.
=The way (how / by which) we did it was ...
(4) The reason to think so is this.
=The reason (why) we think so is ...
(B) 先行する名詞の元の動詞や形容詞が不定詞を目的語としていたもの
(5) I have no wish to quarrel with you.
=I don't wish to ...
(6) He forgot his promise to come.
=He promised to come, but ...
(7) He showed the willingness to go to the party.
=He was willing to go ...
※ 他には、decision, desire, intention, refusal, plan, tendencyなどがあります。
(C) 上記以外のもの(ただし関係副詞的な考え方ができるもの)
●(A)の(1)と共通する考え方
(8) I had no occasion to speak French.
=I had no occasion (where / when) I spoke ...
●(A)の(2)と共通する考え方
(9) There will be no chance to visit Paris.
=There will be no chance (when) we ...
(10) I would welcome the opportunity to explain ...
=I would welcome the opportunity (when) I ...
○ 結局、(C)は(A)の中に含まれると考えることが可能ですので、分類としては(A)と(B)の2つに限定しても良さそうです。
○ 同じ形容詞的用法でも異なる用法の「先行する名詞が不定詞の主語の働きをしているもの」や「先行する名詞が不定詞の目的語の働きをしているもの」とは、明確に区別する必要がありそうです
No.6
- 回答日時:
私も#4さん、#5さんのご意見には賛成です。
ただ、それでもなおかつ「名詞が不定詞の意味上の主語」、「名詞が不定詞の意味上の目的語」、「同格的なもの、その他」というふうに分類するのは価値があると思います。
理由としては、1)このような分類をしたとき、必ずといっていいほどそれに当てはまらないケースが出てきます。しかしそれを「例外」として分類していけばすっきりします。また、2)学生などの超初学者から(質問者のことでは決してありません)学校で習った用法の説明をもとめられたとき、その立場に立った説明が必要になります。
そのような視点からの回答をさせていただきました。
No.5
- 回答日時:
#1です。
ここで不定詞についてもう一度振り返ってみましょう。不定詞の特徴として主語がないことが挙げられます。しかし、事実上の主語は存在します。それで、不定詞は多くは、主語の伴った節に置き換えることも出来ます。
それではいくつか例を挙げます。(1)から(5)、及び、(8)、(9)の文は前回答者の文を拝借しました。
(1) I have many things to do.→ I have many things that I have to do.
(2)I have a reason to do it.→ I have a reason why I do it.
(3)I have no time to worry about such little thing. → I have no time that I worried about such little thing.
ここでは仮定法過去になっていることに注目してください。
(4)Distributing free samples is an effective way to stimulate sales of new product. → Distributing free samples is an effective way in order that they might stimulate sales of new product.
(5)The slamming of a door was the actor’s cue to go onto the stage. → The slamming of a door was the actor’s cue that he goes onto the stage.
(6)The previous author of answer of this question ran for a prefectural governor this summer to make a fool of himself. →The previous author of answer of this question ran for a prefectural governor this summer in order that he might make a fool of himself.
ご質問の文はぎこちないですが、このようになります。
(7)I would welcome the opportunity to explain what I can offer to your company. → I would welcome the opportunity for that
I explain what I can offer to your company.
それでは別の文です。
(8)We didn’t expect him to refuse to co-operate. → We didn’t expect that he would refuse to co-operate.
(9)The mayor will shortly announce that he has decided to resign.→ The mayor will shortly announce that he has decided that he resign.
ここでは仮定法現在になっています。
結論として、あまり用法の分類に拘っても仕方ないと思います。
参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2392051
No.4
- 回答日時:
>I have a reason to do it.(X)
>「私にはそうする理由がある」
との説明がされていますが、現実には、reason to do の形は広く使われています。
これは、I do it because I... のような文があり、そのbecause の部分が a reason になっているからです。つまり、a reason に対して、一種の修飾語としてto do it が機能しているからです。
a reason of doing の形は、まず、使われていないと思います。
結局、主語とか目的語の関係と言うある意味機械的な判断基準ではなく、意味としてどんな関連性があるかということで、判断をしていく必要性あるのだと思います。
No.3
- 回答日時:
形容詞用法にはご存知のとおり
1)前の名詞が不定詞の意味上の主語
2)前の名詞が不定詞の意味上の目的語
3)不定詞が名詞の内容を説明するもの
などがあり、ご質問の文は3)にあたります。
I have no time to worry about such little thing.
些細なことを心配している時間はない。
ここでは、time「時間」が、どのような時間なのかを、to以下が説明する働きをしています。
Distributing free samples is an effective way to stimulate sales of new product.
見本の無料配布は新製品の販売を促進する有効な方法である。
ここも、way「方法」が、どのような方法なのかを、to以下が説明しています。
The slamming of a door was the actor’s cue to go onto the stage.
ドアがバタンと閉まるのは役者が舞台に出る合図だ。
これもcue合図が、どのようなものかを、to以下が説明しています。
ご質問の文
I would welcome the opportunity to explain what I can offer to your company
opportunity「機会」がどのような機会なのかをto以下で詳しく説明しています。
ご存知のとおり、このケースも、不定詞が名詞の内容を説明するものです。
名詞が不定詞の意味上の主語、名詞が不定詞の目的語の関係になるケースではありません
>>>このように前の語を補足的に説明できるのはどのような場合なのでしょうか。
>>>>そのほかの例として
We didn’t expect his refusal to co-operate.
We didn’t expect that he would refuse to co-operate.
彼が協力を拒否するとは思わなかった。
この例からも
動詞(refuseなど) to 原型動詞(ここではco-operate)の形をとる動詞と原型動詞の組み合わせは
その動詞の名詞形 & to & 原型動詞の形に書き換えると形容詞用法となることがわかります
たとえば
The mayor will shortly announce that he has decided to resign.
市長はまもなく辞意を表明するであろう。
という文を
The mayor will shortly announce his decision to resign.
と書き換えると形容詞用法の出来上がりです。
したがって、不定詞を目的語にとる動詞の場合、その動詞の名詞形は不定詞の形容詞用法で使われやすいということはいえるでしょう。
動詞の名詞形ということで、かなり抽象性があるという点も納得いただけるのではないでしょうか。
「不定詞を目的語にとる動詞の場合、その動詞の名詞形は不定詞の形容詞用法で使われやすい」というご説明が非常に分かりやすかったです。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
こんにちは。
8/22のご質問ではお返事を有難うございました。ご質問1:
<何か法則性があるのでしょうか>
特に法則性があるというのではありません。どんな名詞でも特に限定なく、形容詞的用法の不定詞で補うことができます。
ただ、名詞にかかっている不定詞が形容詞的用法、と判断するコツはあります。
1.ご質問文の場合は形容詞的用法とも副詞的用法ともとれます。
(1)形容詞的用法と判断する決め手のひとつは、名詞opportunityに定冠詞theがついていることです。
定冠詞で特定しているということは、その名詞を限定する修飾語があるということです。前文を受けての特定とも考えられますが、こうした一文だけだと、to不定詞でopportunityを限定している、と考えるのが一般です。
従って、このto不定詞はopportunityを後ろから修飾する形容詞的用法で、「~を説明するための(べき)機会」となります。
(2)しかし、この定冠詞を前文を受けての特定と考え、to不定詞を副詞的用法と考えることもできます。その場合は
「~を説明するためには、その(既出の)機会を歓迎する」
という意味になります。
このような微妙な場合は、やはり前後文脈による判断が大切となります。
2.また、形容詞的用法のto不定詞を判断するもうひとつの方法は、to不定詞の動詞が他動詞である場合、目的語がないことも一つの判断材料になります。
例:
I have many things to do.
「することが沢山ある」
このdoは「~をする」という目的語をとる他動詞として使われています。Doの目的語が後に明示されていませんから、to以下の文は不完全ということになります。これは、doの目的語は前置されたmany thingsで、to不定詞は後ろから後置修飾しているためです。
そのような場合、このto不定詞が形容詞的用法として、名詞を修飾していると判断することができるのです。
3.また、to不定詞の動詞が自動詞の場合、前置詞の有無が判断材料になります。
例:
I have something to write with.
「書く道具がない」
I have something to write about.
「書く主題がない」
このwriteは前置詞の使用から、自動詞として遣われていることがわかります。この場合、to不定詞がかかっている名詞somethingを前置詞の後に置くと文意が成立します。
例:
write with something
write about something
それぞれのsomethingが「道具」「主題」となるのは、前置詞によってきまります。
同じwriteでも下記のwriteは前置詞がないので他動詞になります。
I have something to write.
「書くことがない」
前置詞がなくても、目的語がないのでこのwriteが他動詞だとわかります。上記の2の法則から、このto不定詞も形容詞的用法になります。
4.また、to不定詞がかかる名詞と、to不定詞の動詞が、主語+述語の主格関係にある場合があります。
例:
I have a boy friend to love me.
「私には自分を愛してくれる恋人がいる」
この場合は、boy friendという名詞が、love meという他動詞+目的語の動詞句の、主語になっています。
ご質問文は実はこのパターンで、opportunityがexplainの主語になっていると考えれば、このto不定詞は形容詞的用法と言えるのです。
ご質問2:
<この用法が使われやすい語を教えていただきたいのですが。>
1.「使われやすい」というのは、使い手が携わる職業や、生活環境、興味のある分野・趣味、読み物の種類、などによって変わってくると思います。
ただ、形容詞的用法のto不定詞が修飾する名詞は、あくまでto不定詞の動詞の主語、目的語、修飾語になるなど、文法上何らかの関わりがあるということです。
2.例えば次のようなto不定詞は、形容詞的用法にはならず、正しい不定詞の使い方であはありません。
例:
I have a reason to do it.(X)
「私にはそうする理由がある」
このto不定詞は文法上正しくなく存在しません。理由は、reasonはdoの主語、目的語、修飾語いずれにも当てはまらないからです。
ここは
I have a reason of doing it.
I have a reason that I do it.
と、同格の前置詞ofや、同格のthat節を使って表さなくてはいけません。理由はa reason=I do itという同格の関係にあるからです。
3.だからといって、reasonという名詞が形容詞的用法の不定詞とは一緒に使えないというのではありません。
例:
I have a reason to justify it.
「それを証明する理由(理屈)がある」
このto不定詞は形容詞的用法になります。この場合、reasonはjustifyの主語になるからです。
3.従って、どんな名詞でも形容詞的用法の不定詞の使用は可能ですが、その名詞とかかる不定詞の関係に注意することで、不定詞の用法を判断することができる、ということです。
以上ご参考までに。
No.1
- 回答日時:
鋭い質問ですね。
私も疑問に思っていたんですが、そもそも不定詞を形容詞的とか名詞的とか分類することに問題があるような気がします。これはどの参考書にも書いていないような私の独断の解釈ですが、不定詞というのは本来は動詞が名詞化したもので、toは前置詞と捉えることができます。そして、to+名詞が 形容詞的に働く時と副詞的に働く時がありますよね。(私はここで形容詞的とか副詞的というのもあまり使いたくないのですが。)この論法でいくと、名詞的用法はどうなるかと言いますと、toはただの飾りで前置詞的な働きを失っていると考えられます。ここでご質問に戻りますが、このtoは目的を表します。副詞的用法の多くは目的を表していますよね。そして、このtoは不定詞の副詞的用法のようにforのような意味合いを持ちます。これも私の推測ですが、昔の英語ではtoの代わりにforを使っていたと思うんです。しかし、次第にtoにとって代われたのだと思います。
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