最速怪談選手権

本社がドイツにある外資企業に転職を考えています、(100%子会社です)
今まで外資系に勤めた事がないので待遇、仕事のやり方を教えていただきたいです。
職種はアパレル関係です。

A 回答 (1件)

私は米国系企業で働いています。

前職でドイツ系企業で働いていた友人がいたり、ドイツ系企業に面接に行ったことがあるので、多少の推測はつきますが、やはりドイツ系企業にお勤めの方が返答されれば、理想でしょう。

米国系企業の場合、以下のような特徴があります。

●無駄なスタンプラリーがなく、意思決定が迅速。いちいち出張などせず、電話会議とプレゼンの共有(Web会議と言います)で意思決定してしまうことがほとんど。顔の見えない相手と外国語で議論し、自分たちの主張をきちんと通すにはエネルギーが必要。英語を使うシーンで、最も難しい状況と言える。

●上司である外国人と、現場の日本人で意識が違うことがある。特にアメリカ人の場合、自分たちのやりかたがグローバルスタンダードだと信じて疑わない傾向が強く、現場の日本人と意識のずれが生じていることがある。対応策としては、徹底して現場の声を主張していくしかない。上司にしても、聞く耳を持たないわけではない。

●性差別、人種差別には敏感である。

●世界をいくつかのリージョンに分けている組織構造が多い。日本は市場も大きくビジネス慣習も独特であるため、日本1国で1リージョンの会社だと、仕事がやりやすい。他方、日本が香港やシンガポールやオーストラリアの下にあるという組織構造になっている場合、現場の意見を上に通すには、相当なエネルギーが要る。

●100%出資子会社を作るにあたり、今後は株式会社ではなく合同会社という組織形態が増えることが想定される。合同会社は最近できた新しい企業形態で、子会社としての株式上場を全く考えていない場合は、株式会社より監査等の作業が簡略化されているので、便利。

上記の傾向は、多少はドイツ系企業にも当てはまります。

さて、ドイツ系企業の独特なポイントは、こんな感じです。

●旧西ドイツの人が、旧東ドイツの人を馬鹿にしている傾向がある。

●米国企業よりは、仕事の進め方や就業規則、待遇などが日本企業に近い。

●アメリカ人はひたすら自己主張をするが、ドイツ人は自己主張もすれば、他人の話を聞くという意識も高い。安易なアイデアを出そうものなら、ドイツ人は即、「Warum?(なぜだ?)」と聞いてくる。このWarum攻撃に耐えられる理論武装をしてから会話に臨むほうが良い。

●ドイツの学歴社会(子供が小さいうちに進路と職業を決定してしまう)を反映した文化なので、ビルの掃除人等に対しては、非常に失礼な態度をとる人がいる。「どうせ、中卒だろ」くらいのことは言う。
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この回答へのお礼

大変参考になりました、ありがとうございます。
外資の中でもドイツは日本に近いイメージがありましたが、ドイツの商慣習を理解しないといけないですね。

お礼日時:2008/01/25 18:20

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