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色についての質問です。
DicカラーとCMYKは印刷やさんで使う機械は違うものなのですか?

DicカラーガイドでCMYKでの割合も出てますが、印刷やさんに注文する際、Dicカラーの番号指定か、そのCMYKの割合で指定したほうが良いのかよくわかりません。

また、もしもCMYK4色プラスDicカラー1色を、ひとつの作品の中で使用したい場合は5色ということで高くついてしまうのでしょうか?

初歩的な質問ですみませんが、もしもわかる方いらっしゃいましたら是非教えてください。

A 回答 (1件)

CMYKはプロセスカラー(4色セット)インクでの印刷になります。

カラー印刷機はこの4色が一度に刷れるようになっています。
DICカラーを使う場合は特色扱いになります。
特色を使うと言うことはプロセスカラー4色に加えて別版で色を刷ることになるので、印刷機に複数回通すことになり、工程が複雑化するため高価になります。
DICカラーを使うかどうかは、成果物の目的や特性とコストを考えた上での判断が必要です。わからない場合は使わない方が賢明です。
特色が必要なケースとしては、ペーパーバッグを製作する場合や、高級な印刷物に、指定のコーポレートカラーを使用する場合です。網点(DICのCMYK近似値)でDIC色を再現すると品位が損なわれると思われる場合です。コーポレートカラーでも「隅っこに小さくシンボルを入れる」場合などはプロセスカラーで済ますこともあります。
同人誌のイラスト程度なら特色は必要ないと思います。表紙に入れる同人誌タイトルなど、網点が入るとちょっと安っぽく見える…という場合はコストがかかることを覚悟した上で使うなら効果があるかもしれませんが、通常はうまく色を使ってプロセスカラーで逃げた方が賢いと思います。
また印刷は面付けして複数ページを一枚の紙に刷る都合上、一作品・一ページだけ5色刷りにする訳にはいかず、8ページや16ページ単位で5色刷になってしまいますので、「一ページ分だけコストが上がるだけでしょ」と考えるのは禁物。一カ所の印刷方法変更が広範囲に影響を及ぼしますので、印刷に関する知識がない場合は特色使用は避けた方が無難ですよ。
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