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大学受験用の英文解釈に出ている問題なんですが、先ず
It does not matter to a great actor what part he plays, whether it is that of a king or a beggar ; but only that he plays his part well. という英文です。全体の意味は分かっているつもりですが、but以下の部分が構文としてどのように成り立っているのかが分かりません。このbutは文の最初のIt does notのnotを受けたものと考えていいのでしょうか(いわゆるnot~butの構文として)?そして、but it only matters that が省略されたものと考えていいのでしょうか?
それとbutの直前の;はどういう意味を持っているのか分かりません。
次に
Whoever has to deal with young children soon learns that too much sympathy is a mistake. Too little sympathy is of course, a worse mistake. But in this, as in everything else, each extreme is bad. A child that invariably receives sympathy will continue to cry over tiny mishap; the ordinary self-control of the adult is only achieved through knowledge that no sympathy will be won by making a fuss.という英文です。mishapまではスラスラと意味が理解できるのですが、それ以下の英文、何がどんな風になればどうなるのか、言わんとしていることが理解できません。making a fussをどういう意味にとればいいのか解りません。子供を「ちやほやする」でtoo much sympathy と同じなのか、それとも別のことを言ってるのかよく解りません。どなたか解り易く教えていただけませんか。宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

こんにちは!



 とてもよく出来る方だと拝察いたします。この分なら、大学に入る前に英語が読めるようになるかもしれないですね。往年の落ちコボレ高校生から見ると羨ましいです。

 さて

1)It does not matter to a great actor what part he plays, whether it is that of a king or a beggar ; but only that he plays his part well. の It は、「仮主語」で、「真主語」が "what part he plays" 【と】"that he plays his part well" ですね。

 通例、2つ以上の真主語は同じ形――例えば、どちらも to不定詞とか that 節とか――をしているのですが、この場合は違っています。

 お察しのように not ... but 構文です。doesn't ... but で、これもちょっと見抜きにくいですね。

偉大な俳優にとっては、

 A:王様の役であれ乞食の役であれ、どの役を演じるのかということ

が重要なのじゃなく

 B:その役をうまく演じること

が重要なのだ

 という構造です。

 セミコロン(;)は、コンマ(,)より大きな区切りを表します。
, whether it is that of a king or a beggar がなければ、コンマで十分です。でもこれがコンマを使ってますので、それよりも大きな区切りの力を持つセミコロンを使ったのです。

2)the ordinary self-control of the adult is only achieved through knowledge that no sympathy will be won by making a fuss.

only の使い方をよく勉強して下さい。中級以下の受験生はこれでボロボロになります。「やっと」という訳語が大事です。

大人が持っている普通の自己抑制力は、ワーワー泣いたり叫んだりすることでは何の同情も得られないと知ることによって(=through knowledge)やっと獲得できるのだ

となります。make a fuss は「大騒ぎ」することです。

 ウェ~ン、みっちゃんがね、あなたの絵には天才らしさがどこにもないわ、なんてヒドイこと言ったんだよ、ウェ~ン...(He's making a fuss.)

 おお、そうかい、そりゃひどいこと言うねえ、お前が天才であることは、お天道さまが東から昇るくらいにはっきりしたことだのにねえ...(His mother shows too much sympathy, thus spoiling her son.)

 こんな親に育てられたら、self-control のない人間になりますわな...

 以上、ご参考になれば幸いです!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。高校生じゃないんですよ~。翻訳家になれないかな~と思って昔の参考書を引っ張り出して勉強を始めた団塊の世代のオジサンなんですよ。一時、英語の勉強をしていたのですが、ここ数年間ご無沙汰をしておりまして、また数年ぶりに始めたんですよ。
これからもちょいちょい、このサイトで質問させていただくことになると思いますが宜しくお願い致します。
go_urn様のself-madeの例文、大変参考になりました。
それにしてもself-control のない人間が増えたのは、His parents
show too much sympathy. の結果なんでしょうね・・・

お礼日時:2008/07/05 19:20

1)


> but it only matters that が省略されたものと考えていいのでしょうか?
その通りだと思います。
not A but B の構文であるか、という疑問ですが、これもその通りです。この構文は、A, B にどんなものでも来られますから。
2)
この、making a fuss というのは、'cry over tiny mishap' と同じで子どもが同情を買うために、「大騒ぎをする」ということです。文全体としては、「大騒ぎをすることで同情を勝ち取ることはできないのだということを知ることで...」ということになります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。省略せずにbut it only matters that と書いていてくれたら理解できたのに省略形に慣れていないせいでしょうね。
「making a fuss」 に「ちやほやする」という意味もあったので、てっきり、子供にtoo much sympathyをかけることだと思い込んでしまいました。'cry over tiny mishap' のことを指した表現であることに気づきませんでした。

お礼日時:2008/07/05 18:51

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