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The speaker couldn't make himself (    )over the sound of the marching band.
という文で、解答はheardとなっています。
make oneself ppで、「〈人・物を〉(ある状態に)する」とありますが、過去分詞にする理由がわかりません。
わかる方教えてください。

A 回答 (3件)

こんにちは。

7/27のご質問ではお返事を有難うございました。

ご質問:
<make oneself pp~過去分詞にする理由がわかりません。>

oneselfが「人」ではなく「物」だからです。

1.この用法では、oneselfは人ではなく、「彼が言った事」という「物」として使われています。

2.このmakeは使役動詞で、目的語には「人」「物」どちらをとることもでき、SVOCの第5文型になります。

3.この時、目的語Oと補語Cの間には、S+V(主語+動詞)の関係が成り立ちます。

4.ご質問文ではhimself「彼が言ったこと」がS、heardがVの関係にして文意が成立します。
例:
himself is heard
「彼の言ったことが、聞かれる」

himselfはここでは「言った事」という事柄ですから、hearを動詞にすると、「聞かれる」という受身にしなくては文意が成立しません。事柄はhear「聞く」という能動の行為ができないからです。

5.目的語が人であれば、補語Cには原形動詞が来ます。
例:
The speaker couldn't make him hear over~
「~彼に聞かせる~」

6.この問題は以下のパターンで受験要綱としてよく出される問題です。
例:
He made me understand it.
(直訳)「彼は、私に、それを、理解するように、させた」
→(意訳)「彼は私にそれをわからせた」

He made himself understood.
(直訳)「彼は、彼の言うことを、理解されるように、させた」
→(意訳)「彼は、自分が言ってることを、わかってもらった」

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

お久しぶりです。
毎度丁寧な回答ありがとうございます。
人ではなく物だからという、核心を最初に持ってくるご説明は非常にわかりやすいです。

お礼日時:2008/09/07 02:48

make oneself ppで、「〈人・物を〉(ある状態に)する」と自分で既に調べられておられるように、過去分詞はこの場合状態を表す形容詞としてつかわれます。

heardの場合は、聞きとられた状態を表します。代わりにclear(形容詞そのもので、明確な状態)でもいいですよね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
自分では自信のなかった考え方も、教えていただいて確信が持てました。

お礼日時:2008/09/07 02:51

現在分詞hearingを入れるとhimselfが何かを聞くことになってしまいますし、その場合hearingの目的語が必要になってきます。

the speakerはhimselfが聞かれるようにするわけですから、ppがはいります。

似たような表現にcouldn't make oneself understood in English(英語が通じない,英語で理解されない)と言う表現もあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
聞くか聞かれるかで文の構造が変わるということですね。

お礼日時:2008/09/07 02:54

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