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人間は油分がほとんど含まれていない食事だけで生きていけますか?それとも油分を適度に摂取しないと生きていけないのでしょうか?

A 回答 (4件)

栄養士免許をもっています。


(10年前に取得。今は別の仕事のをしているので、
最新情報はわかりません。)

chrさんの健康状態にもよるのですが・・・
私個人の意見は、一般の方が、油分ゼロでは、生きていくの
には、無理があるのでは?

人間の、油の含まれるところ、たとえば肌とか、
髪(?)とかが、かさかさになってしまう、と勉強した記憶が・・・
そのほかにも、内臓機能に影響するはずです。

さて、厚生労働省が出している、日本人の食事摂取基準(2005年版)
によると、エネルギーの食事摂取基準は、たとえば18歳~49歳、
男性、日常の身体活動(運動量のようなもの)が普通程度の方
で、2,650kcalです。

このうち、どれだけ脂質を取っていいか、説明します。
総脂質の総エネルギーに占める割合は、
18~29才男性で「20%以上30%未満」
30~49才男性で「20%以上25%未満」
となります。

総脂質20%を例に取ると、2,650kcalの20%なので、
総脂質は530kalとる計算となります。

ちなみに、油のカロリーは、1gあたり、9kcalです。
これは、べにばな油であっても、オリーブオイルであっても、
同じです。530を9で割って、58.9gの脂質を摂取が望ましい
という計算になります。

参考までに、低脂質の食事制限を医師から指示されるのは
慢性膵炎の患者さんなどと聞いております。このような
患者さんであっても、脂質ゼロではないと思います。

chrさんに、そのようなご病気などが無いようでしたら、
脂質ゼロは考えない方が良いでしょう。

現役栄養士ではありませんので、もしかしたら、古い情報
もふくまれているかも知れませんが、参考程度にご活用
いただけたらうれしいです。

参考URL:http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/11/h1122-2a.html
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太りたくないとかそういうことですか?それとも研究でしょうか?



普通に摂ったほうが楽に生きられると思いますよ。少しずつ減らしていって適応すれば生きられる可能性はなくはないでしょう。
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>人間は油分がほとんど含まれていない食事だけで生きていけますか?


生きていけるでしょう。
でもどんな動物性食品、植物性食品にもおおかれ少なかれ油分が含まれています。それは、動物や植物の生命活動に油分が必須だからです。油分を化学的に100%除去すれば油分を含まない食品が作れます。脂肪分0%の牛乳も販売されていますので飲んできてください。まずくて飲めたものではありません。少なくても1%以上含んだ低脂肪乳でないと飲めません。普通の生100%の牛乳は3.6%以上脂肪分を含んでいるものが売られています。

> それとも油分を適度に摂取しないと生きていけないのでしょうか?
そんなことは無いですね。
蛋白質や炭水化物から体内で脂肪が作られます。

油分というのがどこまでを指すか、によって回答が変わります。
食事とは切り離して
石油と水と石鹸を考えると、石鹸は油脂と苛性ソーダを原料に作られています。この場合の石鹸は水にも油にも溶けます。この石鹸を油に分類するか、油でない方に分類するかをどう考えますか。

必須ビタミンの中の脂溶性ビタミン(油に溶け水に溶けないビタミンですので油分の仲間)には
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK
があります。
Aが不足すると夜盲症、Dが不足するとくる病、Eが不足すると溶血性貧血、Kが不足すると血液凝固障害が発生します。
例えば、Aは卵、人参、動物性食品、緑黄色野菜などに多く含まれそれだけを食べないわけにはいきませんね。

また、パンやご飯や小麦粉やでんぷんには炭水化物が多く含まれており、また蛋白質や炭水化物を取りすぎると体内で脂肪に変化し蓄積されます。それらの脂肪を溶かしてエネルギーにするのにも脂溶性の酵素が必要になります。それらの酵素は脂肪や脂溶性ビタミンとミネラルなどを原料に作られます。細胞と細胞をつなぐ物質も脂溶性物質でそれが無いと皮膚がかさかさになってしまいます。

豚肉や牛肉や鶏肉などの脂身は全く食べなくて良いですが、動物性食品や植物性食品には多少の差はありますが油分を含んでいます。大豆や胡麻やトーモロコシや椰子の実やオリーブの実から食用油が作られている事はご存知ですね。どんな動物も植物もその体内に油分を含んでいます。
それらの油分を全く食べないことは現実的に無理ですね。

炭水化物や蛋白質を食べれば脂質は体内で作られます。なので、体の構成成分から水を除けば、蛋白質が半分を占めますので蛋白質(必須アミノ酸は9種類で他のアミノ酸は9種類から体内で合成される。アミノ酸を組み合わせて体の中の細胞や酵素やホルモンが作られます)は必須です、脳や筋肉を働かせるには炭水化物(分解されてブドウ糖や果糖になり最終的には筋肉や頭脳を働かせるエネルギーや体温を一定に保つエネルギーになる)も必須です。他に必須ビタミン(体内で作られないビタミン)や必須ミネラル(体内で作られない)を摂取して、ホルモンや骨や酵素(数1000種)やブドウ糖や果糖をエネルギーに変えたりして身体の生命活動を維持します。酵素は体内でも作られますが、体外から食品と共に摂取するものも沢山あります。

という事で、油分(油肉や魚の油、豚肉の油、鶏肉の油、バターやてんぷらやカツレツの衣など)は意識的に摂取する必要はありませんが、それらを食べなくても結構その他の食品から油分を結構摂取しています。油分を100%含まない食品や、脂肪分0%の牛乳はまずくて食べたり飲んだりできないと思います。低脂肪乳でも1%以上脂肪分がないとまずまずくて飲めないでしょう。
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何にせよ、偏った食事はよほど計算された計画に


基づいた献立にしないと、体に何らかの障害を発生します。
素人判断で油だけ抜いても、

太りすぎなどで油を制限されるなどの場合を除いて
人間には、繊維質と水分と油分がバランスよく必要です。
ほかにも、栄養素としてはいろいろなものをとらなくてはいけませんが、
上記の3つがないと腸の中での消化されたものが硬くなりすぎたり
滑りが悪くなってスムーズに腸や内臓の運動だけで押し出すことが
できにくくなります。
(いわゆる、便秘とかひどくなると腸閉塞になる)

野生動物の世界では、調理など無論やりませんので
油らしい脂成分は直接とりませんが、肉食獣であれば
獲物の肉に含まれる脂肪分などで必要量を補うそうです。


参考までに
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/09/22 18:33

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