誕生日にもらった意外なもの

http://www2.odn.ne.jp/~cbh56070/grammar14.html と言うサイトに次の記述があります。

以下引用:
動作、変化を表わすときは、would。状態を表わすときは、普通動詞の仮定法を使うという規則を前回発見しました。
I wish I would have a car.は×。I wish I had a car.です。

では宿題の答え。

Are these sentences right or wrong? Correct the ones that are wrong.

(1) I wish you would listen to me. = right

(2) I wish I would have more money. = wrong
→ I wish I had more money.

(3) I wish it wouldn't be so cold now. = wrong
→ I wish it weren't so cold.

(1)は、動作、変化です。「私の言うことを聴いてくれるといいんだがね。」
成人式での話しての気持ちです。I hope you will listen to me.では、その気持ちは出ません。

(2)は「お金があればなあ。」と状態。(3)も、「こんなに寒くなければ...。」といいながら、現在の状態を嘆きます。I would go swimming....というせりふが聞こえてきそうです。

引用終わり

状態とか動作と言う区分けは正しいものでしょうか?

例えば、I wish she would love me. とも、I wish she loved me. とも言えると思います。実際に、googleで引いてもある程度用例が出てきます。

これと同様に、I wish I would have more money. とも、文脈によっては言えるように思うのです。皆様はどうお考えになりますか?

A 回答 (3件)

大体、「仮定法」という用語が元凶です。

アメリカの英文法書では
仮定法という用語は、動詞の叙法を表しているのか構文を表しているのかも不明瞭ですし、subjunctive moodのことだけでなく、conditional moodとも混同して解釈されていることが多いです。

それから、日本式の英文法はあれだけつぶさにやっているようで穴がありますが、それは先ほどの動詞の叙法と並んでアスペクトの問題です。動詞のアスペクトに関しては日本式の英文法では滅多に言及されませんが、分かりやすいものを一つ挙げれば、進行形に出来る動詞と出来ない動詞の区別です。

ご質問の例文では、間違っているのは動詞がhaveとbeでどちらも進行形に出来ません。そして、話者が話している現時点で動詞の作用が行使されている最中であり、過去から未来に現在を跨いでいる時間の線的な広がりがありますが、listenの場合は近い未来に動作が一度限り行われ、それが完了されることを前提としています。

話は戻りますが、(余計に話をこじらせるかもしれませんが)、subjunctive moodというのは、(2)と(3)の訂正した文で、従属節内の動詞が過去形になっていることを指し、(1)の文では willという助動詞が subjunctive moodになり、condtional moodと同じ形になってしまっています。

>例えば、I wish she would love me. とも、I wish she loved me. とも言えると思います。
はい、loveに関しては可能です。その他にはliveも同様です。
By the way, who is she? Perhaps is it the girl student to whom you wrote a love letter?
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>

http://www2.odn.ne.jp/~cbh56070/grammar14.htmlと言うサイト
このサイトの別の頁を紹介した関係上回答したいと思います。
一言で言えば、当該ページの説明には著者の誤解があると思います。時制に関して勘違いされているみたいですね。
「形容詞の語順」の説明は良かったのに、残念です。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございました。

時制も含め心理的な要素が入ると、判断が難しいといつも思います。また、つい勘違いもしてしまうので、結構、慎重さが必要ですね。
実を言うと、昨日自分が書いた回答にも勘違いの部分があって、訂正しようと次の回答を書いて、アップしようとしたとたんに締め切りになってしまっていました。

お礼日時:2008/10/18 13:08

引用先では would について誤解されているようです。



I wish+仮定法過去というのは変えられないまたは変わる可能性の極めて低い現実に対するボヤキのようなものです。I hope のような未来への希望とは明らかな違いがあります。

I wish she would love me / she loved me の両方とも言えますから当然使用例が出てきます。しかし意味が違います。

I wish she loved me. の裏にある現実は She does not love me. で love は状態動詞「好きである」です。現状自分が好かれていないということに対してボヤイているわけです。

I wish she would love me. の裏には She will not love me. ですがこれは未来形ではなく will not には「どうしてもしてくれない」という現在の意味があります。また love は「love を体現する行為を行う」という動作動詞です(意味は状況によっていろいろ変わります。有名な i'm lovin' it もその一種です)。意思や固執を表す will には意思でコントロールできる動作動詞がふさわしく状態動詞はなじみません。

以上のように would は意思を伴うといった重要な点が抜けており、love が状態と動作の両方で使われるという点も抜けています。listen は動作動詞で I wish you would listen to me. は「言うことを聞いて”くれたら”なあ」です。現実は You WON'T listen to me.「君は意地でも言うことを聞いてくれないなあ」です。

I wish I had more money. は I don't have more money (than I really need). 「(実を言うともっとあった方がいいんだが)持ち金がカツカツだ」が現実にあります。

I wish I would とするとその裏には I am sorry I WON'T(意思) があります。自分で自分の意志にボヤくのは通常考えにくく will not(推量) であるとしても I wish と結びつきにくいのです。

ただし非標準的な用法として I wish I had seen it. の代わりとして I wish I would have seen it. が使われることがあるようです。これは will not have seen it を前提にしているのではなく反実仮想の帰結節の would have pp が流れ込んだもので、仮定法(非現実)をよく表す形であることから流用されたと考えられます。確かに単なる仮定法過去は普通の過去と形が同じで if や wish があってこそ非現実であることが示されます。

このことから I wish I would have more money. のような形も起こりうるかもしれませんが、非標準です。
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この回答へのお礼

いつもありがとうございます。

>I wish I would とするとその裏には I am sorry I WON'T(意思) があります。自分で自分の意志にボヤくのは通常考えにくく will not(推量) であるとしても I wish と結びつきにくいのです。

確かに仰るとおりですね。どうも心理的な分析と言うのは難しいなと思います。自分で考えていて、ある時はこうだと思っても別のときはまた違った感覚を覚えることが良くあり、なかなか的確な分析が出来ません。

>非標準的な用法として I wish I had seen it. の代わりとして I wish I would have seen it. が使われることがあるようです。これは will not have seen it を前提にしているのではなく反実仮想の帰結節の would have pp が流れ込んだもので、仮定法(非現実)をよく表す形であることから流用されたと考えられます。

今までほとんどこのことを考えたことがありませんでした。I wish I would have seen it. のような表現は普通のものと思ってきたのですが、一種の流用なのですね。

I wish I would have more money.については、どうも判断がつかないと言うのが今のところの自分の状態です。「もっと金が出来ればなあ」、「もっと金が手に入ればなあ」のような意味あいで使うことがあるのではとも感じるのですが、googleで引いてもでてきません。

重ねてありがとうございました。

お礼日時:2008/10/18 13:04

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