人生最悪の忘れ物

消耗品勘定と消耗品費勘定の違いを教えてください。

問題集に、
7月1日に岩手文具店でファイル20冊を購入して現金3,500円を支払った取引を現金勘定で見てみるとどうなる?
と書いてありました。

そして仕訳の部分に
仕訳:(消耗品費)3,500 (現金)3,500
とありました。

なぜ
仕訳:(消耗品)3,500 (現金)3,500
にならないのでしょうか。

仕入れたときには消耗品、それを使ったら消耗品費ではないのでしょうか。

また、
仕訳:(消耗品)3,500 (現金)3,500
とすれば間違いですか。

A 回答 (3件)

大学2年会計学を学んでいる者です^^



>取引を現金勘定で見てみるとどうなる?
って所はイマイチ分からないのですが、消耗品については説明できます。

まず、消耗品に関しては処理方法が2つ認められます。

第一法)期中に消耗品勘定を使い、使った分を消耗品費勘定に振り替える方法
(例題)
・当社は1,000円の消耗品を現金で購入した。
 仕訳:(消耗品) 1,000 (現金) 1,000
・(決算時) 消耗品の当期使用分は800円だった。
 仕訳:(消耗品費)800  (消耗品)800

第二法)期中に消耗品費勘定を使い、使わなかった分を消耗品勘定に振り替える方法
(例題)
・当社は1,000円の消耗品を現金で購入した。
 仕訳:(消耗品費) 1,000 (現金) 1,000
・(決算時) 消耗品の当期使用分は800円だった。
 仕訳:(消耗品)200 (消耗品費)200

このような感じです。
 理論的に考えると、購入した消耗品も資産であり、使われるまでは資産として計上すべき物ですので、mamoru1220さんの考える第一法通りに処理すべきです。ではなぜ第二法が認められるのでしょうか。
 その理由は、実務上、消耗品に属する物を購入した場合使用されていなくても当期の費用として処理する場合が多いからです。
 たとえば大企業でボールペン何百本か購入した場合、当期中に使用されないボールペンもあるでしょう。しかしこれを何本か数えることは普通しません。理由はボールペン程度の金額なので調べる作業がムダだからです。
 また、その問題集のようにファイルを購入してすぐに使い始めたとします。しかしファイルといえど1年以上使う場合もあるでしょう。その場合理論上、建物などと同じように減価償却すべきです。しかし減価償却はしません。なぜなら金額が少額だからです。
 よって実務上購入した消耗品はその期に一括費用として処理する場合が多いのです。
 このように考えたときに、どうせ当期の費用とするのなら、購入時に費用項目として計上した方が手間が省けるということです。上の例題では期末に未使用分を消耗品勘定に振り替えていますが、第一法と処理を合わせるために書きました。

>また、仕訳:(消耗品)3,500 (現金)3,500とすれば間違いですか。
 これについては、問題次第と言うことになります。
 決して間違いではありません。ただ問題の指示に従ってください。指示がなければその問題の作問者の不注意です。
 日商簿記検定で言えば、3級等の仕訳問題では勘定科目が指定されているのでそこに消耗品勘定と消耗品費勘定のどちらがあるかで判断、精算表問題では残高試算表でどちらで使っているかで判断します。

参考になりましたでしょうか??^^
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
とても勉強になりました。

お礼日時:2008/11/01 21:35

※消耗品勘定と消耗品費勘定の違い。


A消耗品=資産勘定・・・・内容は貯蔵品・事務用消耗品を言います。
B消耗品費=費用勘定・・・・事務用消耗品費を言います。

(例)会社が事務用消耗品を買いました。この仕訳。
借方(Dr)                  貸方(Cr)
消耗品費500       /    現金500
(事務用消耗品)ノートと鉛筆
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/11/01 21:35

問題集が説明不足です。

あなたの考えで間違いありません。


http://www.boki-3.com/archives/51011800.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/11/01 21:34

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