アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

文語に「天霧らふ」「雨霧らふ」「花散らふ」「雪照らふ」などと似た様な
言葉がありますが、文法的に分解するとどうなりますか?
又どういう意味でしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

「ふ」は古語で繰り返しとか、反復する様子を表現するときに付く助動詞です。

動詞に付いて、それが継続するとか、一帯にその状況である、というような意味になります。この助動詞「ふ」が付く前の動詞は未然形(ア行)に変化します。
「霧る」(きる)=霧がかかる………「霧らふ」=一面に霧が立ちこめる
「散る」(ちる)……「散らふ」=花吹雪のように一面に散っている
「照る」(てる)……「照らふ」=一帯に照りつけている

雪照らふ、という表現は初めて聞きましたが、とてもきれいですね。雪明かりの冬の光景が一語で表現されている。
今は失われた日本語に、優れた表現がたくさんあるものですね。
かえって教えて頂いたようで、ありがとうございます。
    • good
    • 1

持続・反復を表す派生動詞です。



◇四段 (主に自動詞)
向く→向かふ
住む→住まふ
祈(ね)ぐ→祈がふ (願ふ)
病む→病まふ→病まひ

移る→移ろふ
祝(の)る→祝ろふ (呪ふ)

◇下二段 (主に他動詞)
押す→押さふ (抑ふ)
取る→取らふ (捉ふ)
引く→引かふ (控ふ)
附く→附かふ (仕ふ)
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!