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急性呼吸不全・医療に詳しい方に質問です。

老人施設での話です。

<一日目>38度台の発熱・嘔吐・食欲不振。解熱剤投与、吸入・吸引する。

<二日目>8時 朝食・水分摂らず、脱力状態。ゼイゼイ・発熱続く。吸入・吸引する。

9時20分 状態変化する。顔色不良、深大性呼吸、爪甲色チアノーゼ。
KT39.2℃ 血圧80・60 SPO2が67パーセント。
酸素投与2リットル施行、解熱剤投与。

看護師(早番)が病院へ通常受診の準備。
家族に電話する。

9時40分 遅番の看護師が出勤、バイタル計測 SPO2 70パーセント台 血圧67/48
状態をみて救急にきりかえると判断。

10時14分 救急車要請
10時20分 救急車到着、施設より搬送される。

状態急変してから救急要請まで一時間近くかかっています。

病院の診断名は 急性呼吸不全と誤嚥性肺炎
来院時よりSPO2 60パーセント台・血圧60mmHgのショック状態、大量の誤嚥による急性呼吸不全で
長時間の高度の低酸素状態下にあり、多臓器不全をきたしている。 というものでした。

病院搬送の翌朝亡くなっています。

93歳で心臓疾患・嚥下障害あり、食事はとろみ食で自力ではまったく食べられず介助され食していました。

施設の対応は適正だったと思われますか?

A 回答 (3件)

くどくて申し訳ありません。

嫌がらせではなく真面目に書いております。
介護施設にも沢山有りますが、例えば特養レベルにまで重症度が上がりますと、慢性的な誤嚥の方がいて、かといって自宅での介護がマンパワー的に困難で、やむを得ず社会的な必要にせまられ施設で預からないと行けない場合が有ります。この場合、37-38度そこらの熱が連日出る事が当然の様に有ります。かといって慢性的な事であれば様子を見るほか無く入院する事も出来ません。そのような状態を老衰と考えます。施設の協力により老衰期の入所が可能になっているとも言えます。そう言った方が10-20人も居ることがざらです。これは介護を実際に家でやって見ないと分からない実情ですし、自宅で介護されている方もきっと一日目は同じ対応であったのではないでしょうか。
今回は御家族の前1ヶ月程度の熱型を見てみると良いのではないでしょうか。
今回は急変?してからの時間が常識より長いと思いますし、なぜそうなったのか説明が無いと納得出来ないのは誰でもそう思うと思います。

ただ、要するに線が引けない状況が沢山あります。引くと連日家族に病院に言って貰って診察の結果、介護施設で入所継続可能可否を伺っていただくか、その時点で契約解除・自宅介護に戻ることになります。施設と病院の間が有りません。
あと、契約に関しては自力で節食が安定している、または胃瘻などが安定しているが通常の介護施設の「預かる条件」です。すでに超えてます。
その際に何処までの状況を「体調が悪くなったら家族に連絡し、病院に連れて行く」もう一度確認しあう必要が有ったのでしょうね。
で、元にもどってそんな施設の利用目的を逸した条件を書けもしませんから、施設としては自宅に戻って頂く他無いと思います。訴えて見ると良いと思います。規則を守れば誤嚥の患者さんが自宅介護が迫られるはずですし、断る施設も多いですよ。
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この回答へのお礼

NETPCさん、真摯にお答えくださり、ありがとうございます。
状況を補足しますと、施設に入所して一ヶ月、それ以前は嚥下障害はありましたが、誤嚥性肺炎を患った事はありません。
今回の場合、慢性的な誤嚥・発熱という事ではありません。
発熱したのはやはり二日前からです。この日は38.9℃、血圧もあがり(158・98)、嘔吐・ゼイゼイなど普段とは明らかに違う状態でした。

入所時に施設からは病院に入院したとして三ヶ月以内に退院するとまた受け入れると説明がありました。その上で「退所になると困るだろうから、体調が悪くても様子を見よう。」という認識が施設にあったのなら、「具合が悪ければ当然病院へ」という家族側とのズレがあったのだと思います。

「あずかる条件」ですが、嚥下障害のある入所者は他にもいらっしゃいます。契約時にそういう説明はありませんでした。
契約書に書けなくとも、口頭での確認もなかったです。
施設側は、自宅介護が大変だろうからリスクの高い人間も受け入れる、という姿勢で入所させていただいたという事だと思います。
その面ではとても感謝しています。
だから今回の事はとても残念です。
 

お礼日時:2009/07/07 11:28

>> 苦しんでいる人に全力をつくして出来るだけの事をしたいというのも


もっともなご意見かと思います。
ですので、それを何処まで介護施設に責任を求めるのか、介護施設が許容できるのか
になりますね。
過失を問う場合、医療者でなく、お世話をする方としての過失の範囲になります。
もちろん1時間は長いと思います。
全力を尽くす方でリスクの存在する方をそもそも施設に入所させて置くことは、施設
とご家族両者に問題があろうと思われます。
リスクがある方の入所は極力避けて、全力を尽くす場合は自宅で行うと言う理屈が
正しい事になります。
介護施設ですから。介護職が服薬も制限されている理由でもあろうと思います。
子供だって施設ではお薬を飲ませて貰えません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
NETPCさんの言う通り医療施設ではなく、介護施設ですから
お世話(介護)をする上での責任となると思います。
そして通常、お世話をする相手の体調に異変があった時にはまず病院に連れていきます。お医者様に診てもらいます。
高齢者で既往症があればなおさらです。
高齢であり嚥下障害がある以上、誤嚥性肺炎になったのはある意味仕方のない事だとも思います。
しかし亡くなる二日前から症状がでており
前日に状態悪化してからも、救急要請するまでに一時間かかっています。
家族側としての落ち度は、通常の介護施設は
「体調が悪くなったら家族に連絡し、病院に連れて行く」という前提があると思い、お願いしたのは考え方が甘かったのだという事になります。
契約時にそういった説明があれば入所させる事はなかったのですが。

お礼日時:2009/07/07 01:38

過失を問うとしたら、節食困難・誤嚥リスクが有る方を入所受け入れた過失と救急要請が遅れた過失。


入所自体は施設としては断るべきか、リスクを家族に許容して貰わなくては入所は不能。説明して受け入れたかどうか。
また要請の遅れは、それによって被った損害は、迅速に30分以内に要請した場合と比べて差が見込めたか。酸素吸入を受けていますし、具体的な治療上の遅れが指摘出来るか。「長時間の高度の低酸素状態下」が治療を行っても避けることが出来ない状態を指すのか、救急搬入30分遅れの30分を指すのか(例えば人工呼吸器を早急に装着していたら回避可能であったか)。
誤嚥は昔で言えば老衰。より身近に経験された事であったと思います。
昔の人はそこまで罪悪心をもって看取っていたのでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
入所時の説明は、事務手続き的なものだけでした。
救急対応については、搬送先のドクターに「気管から食物が大量に入りすぎていて酸素が入らない、ショック状態がかなり進行している、ここまで状態がひどくなる前に搬送されていたらまだ回復の見込みはあったのですが・・・」といわれました。
高齢で誤嚥が避けられなかったとしても、苦しんでいる人に全力をつくして出来るだけの事をしたいというのも、ひとつの考え方ではあると思います。

お礼日時:2009/06/29 00:57

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