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人体に関わりたくて、医学部を目指しています。
しかし、医学部に動物実験は付き物ですよね。
ですが私は動物実験には反対です。
動物実験の結果が必ずしも人間に適応できるわけではないし、動物だって命を持っているからです。
必ずしも動物実験をしなければ医学を学ぶ事はできない、とは思いません。
アメリカでは医学関係の大学で約7割の大学で生体をつかっておらず、また、イタリア教育現場では71%が代替法に置き換わっているという話を聞きました。

そこで質問なのですが、動物実験をしない医学部というのは日本にあるのでしょうか?(もしくは、選択制を取り入れている大学など)
もしないのなら、アメリカの大学を目指すしかないのでしょうか?
日本でも、動物実験をせずに獣医学部を卒業した方がいると聞きましたが、詳しい話を知っていれば教えてほしいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

研究のためには動物実験は必要だと思います。


いま茶のしずくで話題沸騰中の悠香は動物実験はしていないようです。もし動物実験をしていたら多くの被害者をださずにすんだかもしれません。もはあれば薬害レベルです。
しかし、医学は動物実験をしなくても学ぶことはできると思います。
動物実験を担当する教授などと仲良くなって熱心に動物実験について語りあえばあなただけ動物実験は免除される可能性はあります。いろいろな代償はともなうと思われますが。
もちろん、そうなるためにはあなたが教授に認められるような知識持ち論理的な会話ができる、かつちゃんと言葉の通じる教授であることが必須です。
内部に入り込んでしまえば、意外となあなあで容認される事象は多いです。日本はとくに。
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あなたの言うような主張はあっても良いとは思いますが、主張するならばもう少し物事を正確に知った上でないと。

今のままではあまり説得力がない。

動物実験には意味がない、或いは医学の進歩に動物実験が役立ったことはほとんど無い、とあなたは言ってますが本当にそうでしょうか?あなたは動物実験の何を知ってる?
動物実験反対派の一部の書物に目を通しただけで賛否を論じていませんか?

確かに倫理的に動物実験は極力減らすべきとは思います。その意見に異論はない。ただし私はあなたの主張には賛同できない。

物事を論じるためには事実や客観的なデータを感情抜きにした冷静に判断する目が必要であるが、あなたはどうもそれを持てていないようにみえます。そしてまずいことに、そのような判断力の欠如は、医師として(或いはそれを目指している者として)致命的だと私には思われてならない

辛辣なことを書きましたが、もう少し色々と勉強してみてください。

因みに現時点の日本では動物実験を行わない医学部は無いと思います。
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はじめまして。

薬学部に在籍している者です。
1ヶ月程前にラットの解剖実習を行いました。

質問者さんほどの信条ではありませんが
「かわいそう」とか「意味あるのか」などという気持ちがあって実習する前まで嫌でした。

しかし、教科書の何倍も勉強になりましたよ。

少なくとも、無駄死にをさせたという意識はありません。

確かに医薬品や化粧品などの
製品を作るための動物実験には
いろいろな意見があるでしょう。
質問者さんがおっしゃるように
今や意味のないもの。というのも1つの意見であると思います。

しかし大学での動物実験には
学生にとって、知識や技術を身につける
という大きな意味があるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

経験者さんからの回答、ありがとうございます。

>1ヶ月程前にラットの解剖実習を行いました。
>質問者さんほどの信条ではありませんが「かわいそう」とか「意味あるのか」などという気持ちがあって実習する前まで嫌でした。
>しかし、教科書の何倍も勉強になりましたよ。
>少なくとも、無駄死にをさせたという意識はありません。
確かに、直接体内の内臓を見たら 教科書よりも勉強になるかもしれません。
しかし、動物の命は1回の授業で使い捨てにされる教材に過ぎないのでしょうか。
私にはそこが疑問に思えてなりません。

お礼日時:2009/11/15 15:21

医師ですけど、動物実験がなければ医学は進歩しないし、少なくとも薬剤の進歩はあり得ないですね。



貴方は風邪薬を飲んだことあるでしょう?その薬だって動物で毒性をチェックしてから人間で臨床試験してOKだったから市場に出ているわけで巷の動物実験反対している一般人だって間接的には動物実験の恩恵にあずかっていない人はいないはずです。
考えたら分かると思いますが、新薬をいきなり人間で試すわけにはいきません。それで死んだら誰が責任とるんですか?だいたい、“新しい薬ができました。もしかしたら効くかも知れませんけど死ぬかもしれません。まだ動物での毒性実験もしてません。”と言われてその薬を飲む人がいますか?“動物で毒性実験しました。人間では初めてですが、人間と同じ哺乳類のラットでは毒性チェックOKでした。”こう言われたらまだ飲む気が起きるでしょう。それでも嫌な人は飲まないでしょうが、まあ飲む人はいるわけでそれで新薬開発が成り立っているわけです。

臨床医学でも同じことです。確かに人間と動物は解剖学的構造が違います。でも特に哺乳類ならば似ているところは似ています。
単純なところで外科系の手術で“私の考えた新しい手術法を貴方で初めてやってみます。私の頭の中で考察した限りではうまくいくと思いますが、人間以外の動物でも試したことはありません。この方法で血管がきちんと吻合されるのかも未確認です。”これでは誰もその手術を受けません。血管吻合や皮膚縫合などの技術などの手術の技術は特に犬などの動物でも学べるものは学べます。少なくとも人間でいきなりやるよりは動物でやってからの方が安全性は格段に上がります。

まあ、まとめて言うと動物実験しないと医学はできんということは事実です。そもそも動物実験すること自体が命の重さを実感する意味で非常に意味のあることです。そりゃあ、命のある健康体の動物を人間の都合で殺すわけですから正しいとは言い切りませんが、そんなこと言ったら肉食うのだってかわいそうですよ。牛とか豚とか人間に食われるために生まれてきたわけじゃないのに彼らは食肉用として生まれた時から育てられて大きくなったら殺されて結局は人間の食卓に並ぶわけです。これをかわいそうだから食うなと言ったら肉は食べられないし、まあ魚だって食べられません。極論すれば野菜だって生き物ですから食べられんわけです。そしたら人間は何も食べられない。生きていけないということになります。
人間に限らず、生き物というものが生きていくということは他の生き物の犠牲の上に成り立っていることなんです。他の生き物は医療とか創薬とかの生命活動をもちませんが、人間にはそれがある以上、そのために動物の犠牲は仕方のないことであり、必要悪とも言えます。医療も創薬も人間にいらんというのであれば、野生動物のようにけがした人間、病気の人間は自然治癒しないかぎり何もしないで見殺しということになるわけで医者もいりません。今更そんなことができますか?
個人的には欧米の動物実験いらん主義は正直偽善だと思っております。捕鯨に関してもそうですが、お前ら牛をバカスカ殺して食ってるのにそれはかわいそうじゃないのか?と思いますよ。そもそも新薬開発には彼らだって動物実験しているわけで動物実験いらんとか嘘つくなと。

ちなみに私は動物大好きですよ。猫とか犬とか好きだし、兎を飼ってたこともあります。幼いころから家には何かしらの動物がいて一緒に暮らしていましたし、ある側面においては人間より動物が好きです。動物は一旦お互いに信頼を獲得したら絶対に裏切らないしね。飼い犬にかまれるなんてことは実際はあり得ない。人間と違って裏表もないし。医師でなくて獣医でもよかったんですが、まあ家が医者家系でその流れもあって医師になりました。
学部の頃の動物実験だって好きでやったわけではないですよ。でも今思えば動物実験を通して色々なことを学ばせてもらったと思います。

最後に医学部での動物実験の概要を書いておきますが、使用する動物はカエル、マウス、ヒヨコ、イヌなど。大学によって使用する動物は多少違います。私の出身大学(慶應医学部)は1年でカエル、ヒヨコの解剖、2年でカエルの坐骨神経、心臓での生理実験、3年でマウス使用した免疫の実験、5年でイヌ使った気管切開と虫垂切除の手術手技練習、6年で豚の眼を使った白内障の手術練習だったはずです。少なくとも私の時はそうでした。5年のイヌの手術練習は希望者のみで、6年の時の豚は眼だけを業者からもらってくるので生体ではないです。
まあ、一般の人が思っているほど医学部での動物実験は多くないと思いますが。
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この回答へのお礼

本職の方からの回答、ありがとうございます。

>貴方は風邪薬を飲んだことあるでしょう?
>その薬だって動物で毒性をチェックしてから人間で臨床試験してOKだったから市場に出ているわけで
>巷の動物実験反対している一般人だって間接的には動物実験の恩恵にあずかっていない人はいないはずです。~それで新薬開発が成り立っているわけです。
確かにそうですね。
でも、動物実験がない時代から多くの薬が存在するわけですよね。
また、長い間たくさんの患者が使用してその有効性が評価されている薬なら、新たな動物実験をする必要はありませんよね。
そういった薬を使っていく、という道もあると思うのです。

また、動物実験で得られたデータが、臨床の場において関連性を持つとは考えにくい というのを本で見ました。
人間には毒だけれど、犬には無毒だった。その逆もあると。
(私はただの学生なので、専門的な事はわかりませんが そこには245yやパカタルなどというものがが挙げられていました)
それに、LD50のテスト内容も変更されましたよね。
それは不必要だから、変更されたのではないのでしょうか。

>まとめて言うと動物実験しないと医学はできんということは事実です。
>そもそも動物実験すること自体が命の重さを実感する意味で非常に意味のあることです。
>そりゃあ、命のある健康体の動物を人間の都合で殺すわけですから正しいとは言い切りませんが、そんなこと言ったら肉食うのだってかわいそうですよ。
>これをかわいそうだから食うなと言ったら肉は食べられないし、まあ魚だって食べられません。
>極論すれば野菜だって生き物ですから食べられんわけです。
>そしたら人間は何も食べられない。生きていけないということになります。
「生きるための殺し」と「動物実験による殺し」を同列に扱う事は間違っていると思います。

>他の生き物は医療とか創薬とかの生命活動をもちませんが、人間にはそれがある以上、そのために動物の犠牲は仕方のないことであり、必要悪とも言えます。
動物の犠牲は仕方のないこと、と決め付けてしまっていいんですか。
それを減らそうという努力が大事だし、必要だと思います。

お礼日時:2009/11/15 16:47

質問者さんは、本当に優しい方なのでしょうね。

別に嫌みではなく。
誰だって、嬉しくて、楽しくて動物の命を奪っているわけではないんです。
実験するときは、ほんと心が痛みます。
毎年、実験動物の慰霊祭があります。
でも、本当に必要だからするんです。

人間と動物と命の重さに違いがあるのか。
どっちが、というのは難しいです。

医学の進歩に動物実験は「必要」です。
あなたが、日本において受けられる医療は殆どすべて実験動物の犠牲の上に成り立っています。
文献でなく、実際に医学部に入り医学を学べばわかることですが。

ところで、家畜はどうでしょうか?
人間のために殺されるわけです。
同列に比較することは多少無理があることは承知ですが、現実はそういったことも考えなければなりません。

でも、質問者さんのそういった意識は、医学部に入っても持ち続けて欲しいと思います。
何時の日か、ゼロにならないまでも実験動物を殆ど使わなくてもすむ日がくるかもしれません。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

>あなたが、日本において受けられる医療は殆どすべて実験動物の犠牲の上に成り立っています。
そうですね。
でも私は、動物実験に依存しすぎた近代医学や治療法には頼りたくないと思い、東洋医学やホメオパシーの治療を受けています。

>ところで、家畜はどうでしょうか?
>人間のために殺されるわけです。
>同列に比較することは多少無理があることは承知ですが、現実はそういったことも考えなければなりません。
確かに人間の生活は、沢山の動物の犠牲の上に成り立っていると思いますが、無駄を減らす努力というのも必要だと思います。
(あまり関係ないかもしれませんが、私は健康のために動物の肉は食べていません。
ここで動物がかわいそうだから、と言うのは少し違う気がします。
生きるためには、食べなくてはいけません。
でも、動物実験は減らす事ができると思います。)

>何時の日か、ゼロにならないまでも実験動物を殆ど使わなくてもすむ日がくるかもしれません。
そうしたいですね。

お礼日時:2009/11/15 15:45

人間で実験するのは良くて、動物はダメ?


いきなり人間ではなく、動物で慣れましょう。
本物に触れなくて、どうして学ぶことができるの?
動物止めて、人間をたくさん使おうか...


「動物だって命を持っている。動物実験には反対。」
聞こえは良いけど、実際どうなのでしょうかね?
動物優遇しすぎて、人間軽視になってませんか?


日本は海外に比べ動物愛護の精神薄いですし、動物実験無というのは日本ではまずないでしょうね。
むしろ、動物実験もできないなら、医学部来るな!!という考えだってあるし。
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この回答へのお礼

>いきなり人間ではなく、動物で慣れましょう。
>本物に触れなくて、どうして学ぶことができるの?
本物=人体ではないのですか。
人間と動物とでは構造に違いがあるので、人間以外の動物で練習をしても意味はないのではないでしょうか。
まず、経験豊富な教授や医者のもとで手術を見て学ぶのが大切だと思います。

>動物優遇しすぎて、人間軽視になってませんか?
動物の犠牲のない医学こそ、人間にやさしい医学なんじゃないでしょうか。

お礼日時:2009/11/14 15:59

動物実験というものが何を指すかわかりませんが、学部生(1~6年)の間で動物実験はほとんどありません。


やるとしても、一年生でネズミの解剖でしょうか。あと、生理学の実験でカエルは使いました。
これを自分の信条で拒否したら多分進級できないと思います。つまり医師になれません。

研究者であれば「仕事は実験動物の世話」という人がいるくらい実験動物がでてくるようですが・・・。

実験動物には申し訳ないと思いますが、私は解剖をしたときの記憶はとても良く覚えています。人体とは違いますが、それでも構造はとてもよく似ているので実際に解剖して勉強することはものすごく学習効果があります。

必ずしも動物実験の結果が人間に当てはまるわけではありませんが、それでもいきなり人間に実験したらどうなるでしょう。
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この回答へのお礼

経験者さんからの回答、ありがとうございます。

>これを自分の信条で拒否したら多分進級できないと思います。つまり医師になれません。
悲しいですが・・これが現実ですね。

>人体とは違いますが、それでも構造はとてもよく似ているので実際に解剖して勉強することはものすごく学習効果があります。
そうですか・・
しかし事実確認のために、こうも繰り返し解剖がされているのにはどうも納得がいきません。

>必ずしも動物実験の結果が人間に当てはまるわけではありませんが、それでもいきなり人間に実験したらどうなるでしょう。
動物ならよくて、人間ならだめなのですか?
同じ生命として扱う必要があると思います。
それに医学の進歩のために動物実験が必要だったことは、ほとんどなかったと思いますし、沢山の文献にもそう書いてありました。

お礼日時:2009/11/14 16:29

どうなんでしょうか。

これは大学に直接聞くしかないですね。
(批判が多いのでそうそう簡単に教えてくれるとは思いませんが)。
昔は実験が多かったみたいだけど今は座学ばかりみたいですよ。
6年にある国家試験もペーパー試験だけだし。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%8A% …
この女医さんに直でメールして聞けばいいんじゃないか。ものすごい犬好きらしいんで詳しいと思う。
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この回答へのお礼

>昔は実験が多かったみたいだけど今は座学ばかりみたいですよ。
>6年にある国家試験もペーパー試験だけだし。
そうなんですか。知りませんでした。
やっぱり直接大学へ問い合わせてみようかと思います。
URLもありがとうございました。

お礼日時:2009/11/14 16:13

http://www.ava-net.net/alternative/129-InterNich …

>獣医学部の場合、欧米では動物実験をせずに卒業することが可能になってきていますが、日本では現在も高いハードルが存在します。

現状では、日本では厳しい状況でしょう。実際に代替のものである程度は可能なのでしょうが、いきなり患者、病気の動物を実習で使う、それこそ、無理があるのかも知れません。

医学部で日本人で動物などに触らずに卒業した人、都市伝説では存在するみたいですが、実際にそうなのかは私は知りません。本人もそうだとしても、信用を失う可能性もあるので、公表しないでしょうし、確認できないかも知れません。

しかし、ある程度、欧米では代替の方法を取り入れているので、上記のものが参考になると思います。

あとは、実際に大学を訪問し、直接質問し、確認することをお勧めします。欧米でも本音は公開していないことも多いです。
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この回答へのお礼

そうですね。日本ではまだまだマイナだし、厳しいですよね・・

>医学部で日本人で動物などに触らずに卒業した人、都市伝説では存在するみたいですが、実際にそうなのかは私は知りません。本人もそうだとしても、信用を失う可能性もあるので、公表しないでしょうし、確認できないかも知れません。
・・たまたま読んでいた本にその方の名前が載っていました。
中野真樹子さんという方だそうです。

URLありがとうございます。参考にさせてもらいます。

お礼日時:2009/11/14 16:18

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