こんにちは、この質問は英語というより社会的なイデオロギーを含んだ質問ですが、今日、英語の得意な人がよく口にする「グローバル化」とは具体的に何なんでしょうか?
一ついえる事は、英語と関連付けている人が多いことです。
世界には色んな国があり、国と国の間には垣根があります。そして、「グローバル化」というのが、その垣根を低くして世界規模での国の交流をますます活発すると言うのなら、日本は何を目指しているんでしょうか?
垣根には、言葉の違い、通貨の違い、政治の違い、出入国の手続きなどがあります。ヨーロッパの場合は、先ずは世界規模というよりも、EUを結成し ヨーロッパの国同士が結束を固め、互いに国を自由に行き来できるようにし、通貨を統合させました。そして、それぞれの国の言語が公用語であり、英語に統一しようとはしていません。
ところが日本はどうでしょう? 同じアジアの国で歴史的にも繋がりの深い中国や韓国などの近隣諸国はそっちのけで、いきなりグローバル化を叫びつつ、アメリカとの関係を最重要視しています。そして、EUはそれぞれの国がほぼ対等な関係にあるのに、アメリカと日本は主従の関係にあります。そして、グローバル化の一歩は「言葉の障壁」を取り除くという考え方からか、「英語」に力を入れています。アメリカの一極支配を全面的に支持し、日本も英語を公用語化することで 英語圏の国の仲間入りさせようとしているのでしょうか。 英語の次は ヤードポンド法と温度の華氏も導入しアメリカの基準に合わせるんでしょうか。そして、アメリカや日本以外のアメリカの子分になっている国の間での
出入国手続きを簡素化し、その次に、日本も円を止めてドルを使うんだろうか? そして、ゆくゆくは自衛隊もアメリカの軍隊に吸収されて、しまいにはアメリカの属国になるんだろうか....?
私が書いたことはちょっと極端かもしれませんが、みなさんは日本のグローバル化についてどう思われますか?
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
欧州でも国際的な学会やビジネス的催しは英語が国際語でその点では日本と状況は同じです。
(ローカルな学会等は別です)私もスエーデンで英語でプレゼンしましたし、どこの国でも会社訪問は英語でした。備考:EU では国際政治に関する会議では言葉統一にアレルギーが当然あるようですが、公用語が統一されていないために翻訳の費用・手間は大変なようです。やむを得ませんね。
欧米人は国の数は多いのですがアルファベットを共通に持っていることから言語は(日韓中の差に比べると)割と似ています。そもそもローマ時代には一つの国だった伝統でしょうか、国間の文化的なバリアも低いようです。翻訳もアジアに比べれば楽な作業だと思います。
アジアは幾つかの国が中国の属国であったなどの歴史はあるものの昔から国間の障壁は高く、アルファベットのような言語的共通性も少ないのですね。仰るような米国追従の気分は日本にも中国にもないと思いますが、民間交流では共通言語となると英語が便利という状況だと思います。英語信仰ではなく実用的なのです。良い技術書は英語のものが多いという背景もありますし。
実用性より建前が重んじられる、例えば日中の首脳会談では英語ではなく日中の言葉が用いられていると思います。
中南米では往時の欧州人の征服の歴史からスペイン語やポルトガル語が通用しています。米国ではスペイン語を話す不法滞在者が増え過ぎて英語だけではやっていけない国情になっているそうです。
日独同盟の時代には日本の学生はドイツ語も学びましたし、戦後の一時期ソ連が理想の国と思われた時代の学生はロシア語も学びました。今は中国語を学ぶ人も多いと思います。
言語は難しい哲学で動いているわけではなく、実勢で動いているに過ぎません。ただし民と官では違いがあります。
回答ありがとうございます。
>私もスエーデンで英語でプレゼンしましたし、どこの国でも会社訪問は英語でした。
何か自慢げに聞こえますが、まあ、それはいいとして、そういう学会はヨーロッパだけでなく、アメリカやカナダ、オーストラリアなどからも参加者が集まるでしょうから、尚更 英語が幅を利かせるのもあるでしょう。しかし、KappNetsさんには無縁だと思いますが、パリコレクションのようにフランス語で進行される国際的イベントもありますよ。
>仰るような米国追従の気分は日本にも中国にもないと思いますが、
いや、中国にはなくても日本には多分にありますよ。自衛隊のインド洋での給油補給支援なんかはそのいい例ではないでしょうか?
>英語信仰ではなく実用的なのです。
KappNetsさんはそうでなくても、英語信仰の人って多いように感じます。
>良い技術書は英語のものが多いという背景もありますし。
日本は四方を海で囲まれ、外国語と言うとコミュニケーションというより、外国語の文化を吸収するための手段でした。中国語から始まって、オランダ語、英語と変わっただけですし、この質問の趣旨とも直接関係はありませんが、まあ、いいか。
>実用性より建前が重んじられる、例えば日中の首脳会談では英語ではなく日中の言葉が用いられていると思います。
実用性とか建前の問題じゃないですよ。日中の両首相が英語に堪能というわけでもないし、日本にも中国語の優秀な通訳がいて、中国にも日本語の優秀な通訳がいるのに、なぜ、英語を経由する必要があるんでしょうか? 通訳を2人挟むことになり、煩わしくなるだけでは? 尤も、
日本が昔 ロシアと交渉する時は、英語とかフランス語を仲介したそうですが。
>言語は難しい哲学で動いているわけではなく、実勢で動いているに過ぎません。
難しい哲学でもなく、実勢でもなく、もう一つの大きな要因がありますが、KappNetsさんには分からないでしょうね。
結局、日本人にとってのグローバル化とは flying over the skyのことなんでしょうかね。
No.5
- 回答日時:
No.4 です。
>KappNetsさんとは考え的に重なる部分があるのに、妙にかみ合わないですね。
老人と若者より外国人同士理解し合うのはもっと大変でしょう。反日の時期の中国の愛国者と英語で議論するのはとてもとても大変でしたよ。
>>どうも理解して頂けないようなので敢えて説明を足します。
>「外国語を勉強して外国文化を吸収する必要性」から「英米人が外国語を話す必要性」へと、微妙に論点が摩り替えられましたが、アメリカなんかは7人に1人はヒスパニックと言われていますので、アメリカにおけるスペイン語は ある意味 日本のおける英語よりも重要だと思うんですが、スペイン語の学習熱がそれほど高いとは言えませんね。その一方でスペイン語は生活レベルの低い人たちの言語でなんかは、日本人が英語を学習するのに近いくらいに 日本語を熱心に学習していますが、よく分かりません。
人々は「文化のために」という意識ではさほどは動かず、生活上の必要性から(食うために)自分の進路を決めます。(仮に子供心に将来は文学者やスポーツ選手になりたいなどと思った人でも大学進学に際してはおおむね法経を選びますよね。宇宙を極めたかったという人も現実には工学部を選びます)米国におけるスペイン語は生活レベルの低い人たちの言語ですから、普通のアメリカ人はスペイン語を勉強しようとは思わないでしょう。豪州人が大学で日本語を学ぶとすれば彼らの商品相手の国とみているからかもしれません。
>>日本の中小企業も世界に展開していますが、外国語が必要です。
>これは日本ではまだ極一部でしょう。私はオランダにも少し研修に行ったことがあるんですが、そんなに大きくないチューリップの栽培家、チーズを作っている酪農家、場末や田舎のこじんまりとしたスーパーマーケットの店員、運送会社のトラックドライバー、町工場の工員、ちょっとばかり大きなお菓子屋さんとか日本だったら英語とはあまり縁のないような人たちが、直接外国と取引(貿易)しているんですよね。
欧州人の生活スタイルや言語は互いに似ており、国境も接しており、日本人よりも国際取引に入り易かった面はあると思います。
日本でも中小企業の海外熱は高いものがあると思います。製造業では約1100社が(単なる「取引」ではなく)「海外展開」していますが、資本金規模では1-5千万円の小規模の会社が半分を占めています。進出先は中国が圧倒的で他はタイ、米国などです。製造拠点を海外に求めるケースが多いのでいわゆる「産業の空洞化」を起こす原因になっています。
製造業以外の例えば農業関係や観光も海外との関係は深まる傾向にあると思います。身近なところでは登山用品、時計、服飾などは欧州の中小メーカとの取引もあります。
日本も「グローバル化」にどっぷり浸かっているので、見えないところでそれこそ世界中の国とつながっています。ドバイの経済が悪くなると日本の株価が下がり、南米が日本の地デジシステムを採用して電気産業に明るい希望をもたらし、台湾に地震が起きると世界の半導体メーカが困り、反日感情から中国のインジウムがもし入ってこなくなると液晶TVの生産が止まり、アフリカに冷たくすると国連での立場がわるくなり、みたいな関係がそこら中にあります。いろいろの国と折衝するためには英語は役立っていると思います。南米はスペイン語かな。
>ただ、KappNetsさんが「建前」をどのような意味合いで使っているのかよく分かりません。
民間では交渉に何語を使うかは利便性で決めている例が殆どだと思います。それでよければ日本と中国の企業同士が実務で(日本語も中国語も使わず)英語のみを使うのに何の問題もないわけです。(実情はよく知りませんが)契約書も英語のみで作ったりするでしょう。しかし官は公的な会議などではお互いに自国の言語を使うことにこだわります。例えばEUのオフィシャルサイトは欧州のあらゆる言語(23ヶ国語)で併記されています。多額の翻訳費用がかかるわけですが「事業仕分け」で削るようなことはしにくいわけですね。エスペラント1語で済ませることもしていない。
>>言語の響きとかイメージでは英語は若い頃はさほど好きではなかったし。
>昔より英語が好きになった理由はなんでしょうか?
英米文学にもよいものはありますが、好きになったという表現は当たりません。成長期の日本で米国を追いかけるため論文や専門書を読み、留学したりするのに英語しか考えられなかったのです。更に言えば世界をリードする国の言語はその国を理解するにも、世界の人(私の場合、仏独中韓ほか)と意見を交わす共通語としても重要でした。いくら好きだからといって特定の国の言語を(英語を排除してまで)極めてもその国で(その国を相手に)働くなどの目標でもない限りおおむね趣味の域を出来ないでしょう。
そういえば米国での指導教官は(日本に被害を受けた大陸)中国人でした。仕事の上でつきあった米国人の中には中国人、フィリピン人、インド人なども多く、同じアジア人のよしみでしょうか、心が通じる部分があったように思います。米国では言語こそ英語ですが、いろいろの国の人が助け合って生きています。人種的グローバル化は日本より一歩先をいっていましたね。
この回答への補足
>普通のアメリカ人はスペイン語を勉強しようとは思わないでしょう。
それでも、政治家なんかは立候補する時、ヒスパニックの票がカギになることもあり、一生懸命スペイン語で演説することもあるようです。
>豪州人が大学で日本語を学ぶとすれば彼らの商品相手の国とみているからかもしれません。
いや、大学だけでなく、中学や高校でも(一部小学校でも)日本語が教えられているんですよ。
>民間では交渉に何語を使うかは利便性で決めている例が殆どだと思います。
利便性と言っても、そう単純なものではありません。例えば日本がフランスに商品を売り込むんだったら、フランス語で宣伝しなければならないし。
>製造業では約1100社が(単なる「取引」ではなく)「海外展開」していますが、資本金規模では1-5千万円の小規模の会社が半分を占めています。
全体の割合から見れば、まだまだ少ないですね。それに、中小企業でも海外との交渉に当たるのは、重役とかエンジニアとかで 普通の工員はただ与えられた作業を黙々とやっているだけです。
>エスペラント1語で済ませることもしていない。
エスペラントはそもそもそんなに普及していません。
>成長期の日本で米国を追いかけるため論文や専門書を読み、留学したりするのに英語しか考えられなかったのです。
世代の差を感じますね。日本がアメリカに追いついた今や、今度は日本が世界に文化を発信するニーズも高まっていますね。
>いくら好きだからといって特定の国の言語を(英語を排除してまで)極めてもその国で(その国を相手に)働くなどの目標でもない限りおおむね趣味の域を出来ないでしょう。
KappNetsさんのタイプの人が大半ですよ。私の場合は服飾を勉強するためにフランスに留学しました。日本人は美的センスや食通に関しては英米人の上を行っています。英米ではカラフルでシンメトリックなものであれば美しいし、食べ物はジャンクフードが美味しいと思っているんですよね。そんなわけで、フランスは美的センスや食通で日本と比肩する国なので、刺激を求めるために渡仏しました。それと、イギリスにも行ったことがあるんですが、イギリスで英語を話すのとフランスでフランス語を話すとでは まるっきり相手の態度が違うんですよ。フランス人との方が仲良く出来るなあと思いました。
私の場合は英語を排除してまでフランス語に力を入れました。でも、英語も避けて通れません。フランス語をマスターした後、英語を勉強したら、普通の人の半分以下の努力で2倍以上上達しました。ですから、
英語以外の外国語を先にマスターした人の大半は英語も使えますが、
英語を先にマスターした人は英語しか出来ない傾向にあります。
>人種的グローバル化は日本より一歩先をいっていましたね。
これはただの人種のるつぼじゃないですか?
フランスにも色んな外国人がおりますが、コスモポリタンという言葉が似合います。
>人種的グローバル化は日本より一歩先をいっていましたね。
アメリカはもともと移民の国なので、日本と比較するのはナンセンスでしょう。
No.4
- 回答日時:
No.3 です。
前回より少し件数を減らして(出来るだけ言語に絡む部分に限るようにして)議論させて頂きます。>>外国語を勉強して外国文化を吸収する必要性はどこの国でも高いと思います。現在英米人だけはその必要があまりないのですね。
>いや、そうとも限りません。KappNetsさんのケースは私には些か浮世離れした印象を受けますが、
どうも理解して頂けないようなので敢えて説明を足します。外国人が英語をしゃべってくれてしまうので英米人は英語以外を学ぶ必要性が「低い」のです。これは彼らがそういうのですから確かです。むろんそれでも外国語を勉強する人はいますけれども、大勢はそういうところです。(ロシアやフランスを引き合いに出されますが、英米人がロシア語やフランス語をしゃかりきに勉強する状況にはおそらくないと思います)ところが日本人は外国人が日本語をしゃべってくれることに頼るわけにはいかないので外国語とくに英語を学ぶわけですね。日本の中小企業も世界に展開していますが、外国語が必要です。中国の人も私の分野では敵わない位に英語の達者な人が多いのですね。米国(あるいは日本)から技術を仕入れたり製品を売ったりするために英語が必要なのでしょう。
>>官が自国語を用いるのは官は建前の世界だからです。
>官の建前がなかったら、英語を使うんですか? これも変です。それなら、今までも英語の心得が少しある日本の首相がアメリカとの対談で一部英語を使ったのはどう説明しますか?
大事なポイントで少し誤解があると思います。「一部英語を使う」のは官でも当然することです。ただし議事録に残るような正規の対話となると自国語を使いたがるというのは(ミスを恐れる意味も含め)官の建前だと思うのですね。昔敗戦処理の演説原稿(吉田首相だったかな?)を誰かが英語から日本語に書き換えさせて和紙を使い日本語で演説した逸話も残っていますが、これはまさにプライドの問題でした。
>>EU諸国もそれは同じです。
>これも違うと思います。例えばEUの牽引役であるドイツとフランスの首脳が話す時も当然通訳を挟むでしょうけど、ドイツの首脳がフランスの首脳にフランスで話したり、逆にフランスの首脳がドイツの首脳にドイツ語で話すことはあっても、英語を介在させることは少ないと思います。
これも上と同じです。communication のための会話ではお互いに出来る限り相手の言語を使うことは当然です。メルケル首相がロシア語を話し、プーチン首相がドイツ語を話し、両国の理解に貢献していることは知られています。ただし議事録に残るような正規の対話となると自国語を使いたがるというのは(ミスを恐れる気持ちもあり)官の建前だと思うのですね。
EUの正規の会議で各国語で議事録を書かねばならないのも建前が理由です。
>教養の為とか、その言語の響きとかイメージに何となく惹かれるとかで英語以外の外国語を学ぶ人も少なからずおりますが、これは KappNetsさんにとっては難しい哲学でしょうか?
むろんそれはいるでしょうね。私がドイツ語を第2外国語に選んだのは神話や小説や詩を読みたかったのが動機になっています。言語の響きとかイメージでは英語は若い頃はさほど好きではなかったし。
>>なおヤードポンド法と言われますが、物理単位は今ではMKS法が国際標準です。
>だから、アメリカは面倒ですね。工業基準と物理単位が違うので、一々計算しなくちゃいけないですね。
日本にも尺貫法があります。坪単価で話します。お互い様ですね。こういう論点はあまり重視しない方がよいと思います。
>>グローバル化は米国追従とイコールではありません。多極化が時の流れとされています。
>私はそもそも「グローバル化」という言葉があまり好きでありません。ただの「国際化」でいいんじゃないでしょうかね。
グローバル化は我々の生活に深刻な影響を及ぼす大きな時代の流れを表す語として自然に広まったものと思います。global warming (地球温暖化) も同様ですね。英語と日本語の語感は違いますが「地球規模の」という意味合いを込める英単語はあっても良いのではないでしょうか。ちなみにドイツ語では Globalisierung, Treibhauseffekt と言います。
この回答への補足
KappNetsさんとは考え的に重なる部分があるのに、妙にかみ合わないですね。
>どうも理解して頂けないようなので敢えて説明を足します。
「外国語を勉強して外国文化を吸収する必要性」から「英米人が外国語を話す必要性」へと、微妙に論点が摩り替えられましたが、アメリカなんかは7人に1人はヒスパニックと言われていますので、アメリカにおけるスペイン語は ある意味 日本のおける英語よりも重要だと思うんですが、スペイン語の学習熱がそれほど高いとは言えませんね。その一方でオーストラリア人なんかは、日本人が英語を学習するのに近いくらいに 日本語を熱心に学習していますが、よく分かりません。
>日本の中小企業も世界に展開していますが、外国語が必要です。
これは日本ではまだ極一部でしょう。私はオランダにも少し研修に行ったことがあるんですが、そんなに大きくないチューリップの栽培家、チーズを作っている酪農家、場末や田舎のこじんまりとしたスーパーマーケットの店員、運送会社のトラックドライバー、町工場の工員、ちょっとばかり大きなお菓子屋さんとか 日本だったら英語とはあまり縁のないような人たちが、直接外国と取引(貿易)しているんですよね。
ただ、KappNetsさんが「建前」をどのような意味合いで使っているのかよく分かりません。「建前」はよく「本音」の対義語として使われますが、KappNetsは「実用」と対比させています。そもそも「建前」という日本語が概念のはっきりしない言葉なんですけれど、和英辞典で引くと principle, theory, opinion などの訳語がありますが、KappNetsさんはどの意味で使っているんでしょうか? それとも、formalityとか... いずれにせよ、その場合、英語を仲介言語にするのが実用的だとは思いませんが。
>言語の響きとかイメージでは英語は若い頃はさほど好きではなかったし。
昔より英語が好きになった理由はなんでしょうか?
>日本にも尺貫法があります。坪単価で話します。お互い様ですね。
尺貫法はあまり使いませんが、それでも「坪」は使いますよね。世界に基準はメートル法なのに、アメリカという世界的最大の産業国がヤードポンド法を使っているもんだから、パソコンとかテレビのモニターのサイズは「インチ」でしょ。結局、日本人は 3種類のシステムを覚えなくっちゃいけないんですよね。
温度に関しては 華氏は日本人には馴染みが非常に薄いですが(かなり英語の得意な人もアメリカに行くと必ず戸惑います)、よく考えると、慣れれば 日常生活では華氏の方が便利なような気もします。
私がアメリカに行った時、温度計を買ってきて 結構気に入っています。食料品は華氏0度で冷凍保存すると長持ちするし、華氏100度のお風呂に長くつかっているとのんびりリラックスできます。すみません、完全に脱線しました。
>グローバル化は我々の生活に深刻な影響を及ぼす大きな時代の流れを表す語として自然に広まったものと思います。
もともとは経済用語で、やはりアメリカの基準に合わせることを指したらしいです。
>「地球規模の」という意味合いを込める英単語はあっても良いのではないでしょうか。
そうですね、「コスモポリタン」はどうでしょう?
No.3
- 回答日時:
No.1 です。
手短にお答えするのは難しそうなので逐一お答えしてみますね。>>私もスエーデンで英語でプレゼンしましたし、どこの国でも会社訪問は英語でした。
補足しますと私がスエーデンで出席した行事は国内的なものでした。当然スエーデン語が一部使われていたと記憶します。ただ日本以上に英語教育に力を入れているスエーデンの人はほぼ誰でも英語が出来ます。
そういえば韓国の国際会議はすべて英語でした。私の知る限りアジアでは(中国も含めて)英語が国際用語です。
>>パリコレクションのようにフランス語で進行される国際的イベントもありますよ。
フランスでは国際会議でフランス語が使われる可能性はあると思います。フランスではアンチ英語みたいな気分もあるのでしょうね。私はフランス語で進行する「国際会議」は communication が難しいので避けて来ました。
>>仰るような米国追従の気分は日本にも中国にもないと思いますが、
>いや、中国にはなくても日本には多分にありますよ。自衛隊のインド洋での給油補給支援なんかはそのいい例ではないでしょうか?
アジアでは(フランスやオランダも植民地支配しましたが)英語以外の共通語は考えにくいと思います。これは「追従」ではないと思います。
戦争に負けて以来、米国追従の気分が政権党にもあったのは確かだと思います。国政としての米国追従はこのフォーラムではなくて別のところで議論したいと思いますが、いかがですか。
>>良い技術書は英語のものが多いという背景もありますし。
>日本は四方を海で囲まれ、外国語と言うとコミュニケーションというより、外国語の文化を吸収するための手段でした。中国語から始まって、オランダ語、英語と変わっただけですし、この質問の趣旨とも直接関係はありませんが、まあ、いいか。
外国語を勉強して外国文化を吸収する必要性はどこの国でも高いと思います。現在英米人だけはその必要があまりないのですね。
>>実用性より建前が重んじられる、例えば日中の首脳会談では英語ではなく日中の言葉が用いられていると思います。
>実用性とか建前の問題じゃないですよ。日中の両首相が英語に堪能というわけでもないし、日本にも中国語の優秀な通訳がいて、中国にも日本語の優秀な通訳がいるのに、なぜ、英語を経由する必要があるんでしょうか? 通訳を2人挟むことになり、煩わしくなるだけでは? 尤も、
日本が昔 ロシアと交渉する時は、英語とかフランス語を仲介したそうですが。
官が自国語を用いるのは官は建前の世界だからです。EU諸国もそれは同じです。民間同士の communication は実用性です。
>>言語は難しい哲学で動いているわけではなく、実勢で動いているに過ぎません。
>難しい哲学でもなく、実勢でもなく、もう一つの大きな要因がありますが、KappNetsさんには分からないでしょうね。
?????論旨をはっきり言って下さらなければ理解出来ません。是非率直なご意見を。
これからは中国語が重要と思って勉強している人もあるでしょうし、個人の感覚はいろいろです。昭和の世代には西欧の強さに圧倒されて西洋かぶれとかの人だってありましょう。それはそのようなテーマとして個別に議論したらよいと思います。
なおヤードポンド法と言われますが、物理単位は今ではMKS法が国際標準です。ドルは現在世界の基軸通貨ですが、揺らぎ始めています。グローバル化は米国追従とイコールではありません。多極化が時の流れとされています。
今米国追従はやや時代遅れのテーマです。この関連では
http://tanakanews.com/
をご覧になるのがよいと思います。
この回答への補足
回答ありがとうございます。
>補足しますと私がスエーデンで出席した行事は国内的なものでした。当然スエーデン語が一部使われていたと記憶します。ただ日本以上に英語教育に力を入れているスエーデンの人はほぼ誰でも英語が出来ます。
私もスウェーデンに行ったことがありますが、あの国は外国人が無理して片言のスウェーデン語を使うよりも、英語で話した方が歓迎されるんですよね。しかし、その割には 街の標識は日本よりも英語との併記が少なかったでした。
>私はフランス語で進行する「国際会議」は communication が難しいので避けて来ました。
そうですね、フランスは英米文化とはカウンターカルチャーの側面がありますからね。英米より優れているもの、英米には欠けているものが
フランスにはありますからね。でも、これでいいんですよ。20人のKappNetsさんが英米の優れた技術を日本にもたらし、一人でもフランスの粋なエスプリを伝える人がいれば。
>アジアでは(フランスやオランダも植民地支配しましたが)英語以外の共通語は考えにくいと思います。
確かに、英語が仲介言語としては便利でしょうけど、ヨーロッパと比べると 国民の平均的な教育水準も低いし、アジアの国同士は政治的、文化的な垣根も高いので、互いの国との結び付きが弱いですね。
>戦争に負けて以来、米国追従の気分が政権党にもあったのは確かだと思います。
ようやく自民党の座を失い、微妙に変化の兆しが見え始めかけていますが、そんなには期待できませんが。そのことに関しては気が向いた時にでも社会のカテゴリ-に新たに質問を立てようと思いますので、KappNetsさんの目に留まりましたら、お付き合い頂ければ幸いです。
>外国語を勉強して外国文化を吸収する必要性はどこの国でも高いと思います。現在英米人だけはその必要があまりないのですね。
いや、そうとも限りません。KappNetsさんのケースは私には些か浮世離れした印象を受けますが、ロシアなんかはそもそも外国語の学習熱が低いし、今でも伝統的に教養として英語よりはフランス語が好まれることも少なくありませんし。中国は外国文化を吸収することよりも、自国の文化を外国に発信することに熱心だし、インドではそんな高尚なこと以前に、英語は教育言語であり 共通語になっているし、オランダのような国では日本と違って ごく平凡な中小企業が外国の企業と気軽に国境を越えて取引しています。
>官が自国語を用いるのは官は建前の世界だからです。
官の建前がなかったら、英語を使うんですか? これも変です。それなら、今までも英語の心得が少しある日本の首相がアメリカとの対談で一部英語を使ったのはどう説明しますか?
>EU諸国もそれは同じです。
これも違うと思います。例えばEUの牽引役であるドイツとフランスの首脳が話す時も当然通訳を挟むでしょうけど、ドイツの首脳がフランスの首脳にフランスで話したり、逆にフランスの首脳がドイツの首脳にドイツ語で話すことはあっても、英語を介在させることは少ないと思います。
>?????論旨をはっきり言って下さらなければ理解出来ません。是非率直なご意見を。
これは別に KappNetsさんに理解してもらうことは期待していませんが、実用性が低い割には人気の高い外国語があります。例えば、昔はドイツ語と言えば、日本では英語の次に重要視された外国語でした。しかし、今では、タイ語とかインドネシア語よりも役に立ちません。イタリア語も比較的人気がありますが、同じラテン系の言語ではポルトガル語の方がまだ需要があります。つまり、教養の為とか、その言語の響きとかイメージに何となく惹かれるとかで英語以外の外国語を学ぶ人も少なからずおりますが、これは KappNetsさんにとっては難しい哲学でしょうか?
>なおヤードポンド法と言われますが、物理単位は今ではMKS法が国際標準です。
だから、アメリカは面倒ですね。工業基準と物理単位が違うので、一々計算しなくちゃいけないですね。
>グローバル化は米国追従とイコールではありません。多極化が時の流れとされています。
私はそもそも「グローバル化」という言葉があまり好きでありません。ただの「国際化」でいいんじゃないでしょうかね。「多極化が時の流れとされています。」に関しては KappNetsさんと同意見です。
それと、外国語を学ぶのは視野を広げるというのもあります。
それと、KappNetsさんも「多極化が時の流れとされています。」と言われるように、言語も英語一本から多言語社会になるのではと睨んでいます。そこで、私は中国語、フランス語、ロシア語も学習しています。
英語だけでは見えない世界も垣間見れて、自己啓発にも繋がっているような気もします。
よろしければ、こちらの質問にもお付き合い頂ければ幸いです。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5466774.html
No.2
- 回答日時:
日本の場合、表面的にはできても、本質的には、外国に合わせるのは無理です。
理由は、世界中で日本人だけが、思考行動パターンが情緒思考だからです。外国は、アメリカでも、中国でも、論理思考で自己表現です。また文化も外国は、論理思考の自己表現文化です。日本の伝統文化は、情緒を表現した情緒文化です。論理思考は、情緒を排除するので、論理と情緒は、対立していて両立しません。だから日本の場合は、現代の日本文化は、論理思考の自己表現文化ですが、行動パターンは、情緒思考なので、矛盾と歪みが発生しています。また外国の論理思考文化に、染まり過ぎて、情緒文化が、伝統文化が理解出来なくなっています。だから日本の歴史は、鎖国を利用して論理文化と情緒文化の調整をしています。鎖国は、縄文時代、遣唐史の廃止後の平安時代、江戸時代にしています。歴史は繰り返すなら、現代は調整時期みたいです。しかし新しい時代は、情緒思考の心の時代です。情緒は、人を癒し、人を育て、社会を調和に導きます。だから論理より情緒が、精神性が高いです。だから新しい時代は、情緒の時代です。脳の論理思考の時代は、終わりました。そして情緒の国、日本が、新しい時代の手本になり、人類を導きます。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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