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スキーの滑る原理について調べています。
スキーの滑る原理は未だに解明されていないとよく書かれていますが,
http://www.d3.dion.ne.jp/~pre/sab15.htm
のようにどちらか一方の説が成り立つと仮定した場合説明できないので,両方の説が重なり合っているという記述をいくつかのサイトで目にしました。

固体潤滑説が正しいとした場合の『雪温が変化することによって滑走性が変化すること、特に極端な低雪温の場合、滑走性が悪くなることを説明できません。』は,雪面の温度が下がって溶けにくくなると,水潤滑説に必要な水のコロが発生しにくくなり,滑走性が低下するため個体潤滑説だけでは説明できないという捉え方で納得できました。

反対に水潤滑説が正しいとした場合の『湿雪の場合に滑走性が悪くなることが説明できない。』というのは,どういう考え方なのでしょうか?
個人的には,水分が多すぎてコロになりづらいため滑走性が低下するという考えですが,これだと固体潤滑説が必要なくなってしまうため,2つの説が重なり合っているという結論にたどりつけません。

どなたか意見を聞かせてもらえませんか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

こんにちは


 スキーは大好きの理論についてまったく門外漢です。

 湿度の低いサラサラ新雪は軽いけど滑っていて体感上それほど滑り易いとは感じてません。
 逆に湿度が多くべちゃっとした湿った雪も重いです。
 乾いた新雪が降った後、晴天でお日様が出てきた頃が最高にいいコンディションです!(^^)

 スキーやスノボの板は、表面積が大きいのでスケートと同じ考え方では手落ちがあると思います。基本的に水だろうが氷だろうが摩擦は存在すると思いますので。
 そのために乾いた行きようのワックスや湿った雪用のワックスを板に仕込んで楽しんでいます。
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どちらも、とっても古い言い伝えでして、まったく説明になっていない。



 水の結晶に限らず、固体の表面は構成粒子間力の不足から液体(自由に動きうる)の粒子が存在します。氷の場合は、表面に数分子の厚さの液体がある。
 それが、氷と他の物質がすべる理由です。
 一方、氷と氷をくっつけると接着するのも同じ理由
 ワックスは、水分子の整列を妨げる分子間距離や電子配置を持つため液体を保てる。

 実は雷の発生も、粒子の大きさが異なる氷粒が衝突したときに、体積あたりの表面積の大きな氷へ小さいほうの水が電荷の偏在の関係で移動するためです。

 スケートも同じ理由で、人の体重くらいで氷が解けるわけでも、摩擦熱で水ができるわけでもない。

 十数年前--20年近く前に、その論文を見ました。手元に詳しい文献は今ありませんが、とりあえず翻訳なら・・アブストラクトだけですが。

【参考サイト】
氷表面の謎を解く:日経サイエンス
  http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0004 …
とか・・
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この回答へのお礼

さっそくの回答ありがとうございます。
固体潤滑説・水潤滑説の考え方がそんな古いものだったなんて知りませんでした。
とても助かりました。
表面融解の資料をWEBで探してみたのですがあまりいい資料が見つからなかったので,もしいいサイト等ありましたら、教えていただけるとありがたいです。

お礼日時:2010/01/11 21:33

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