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TEG エゴグラムの分析法について調べていますが、なかなか情報が見つからず、ご協力いただきたいと思います。

・パーセンタイルについて
 採点表の中で、数値の配置位置が違うのはなぜか。
 たとえば、CP,NP,A,FC,ACのそれぞれで、平均50の位置にある数値(カウント数?)が違っているのはなぜか。

専門的に勉強された方のご回答をいただきたいです。よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

こんにちは、



まったくの素人ですが、
このパーセンタール、というものは、
このテストを受けた人間(男女別)の平均値のようなものだと聞いた覚えがあります。
これより高いか弱いかで、世間一般よりも一般的にその傾向が強い、弱いと判断するようです。

平均値の数値が違うのは、それぞれの要素(CP・NP・A・FC・AC)の平均値が違うため当然です。
むしろ、違う要素の平均値がすべて一緒ということはあり得ないのではないでしょうか?

元々、アメリカでM・デュセイ博士が、エゴグラムを提唱したとき、
こういった数値化などはしなかったようですし、またアメリカでは
エゴグラムの“かたち”を重要視し、各要素の数値などは、気にしないとも聞きます。
http://www.proto-ex.com/gentaiken/egokaitou.htm

(私が)思うに、生真面目な日本人が、答え(性格)の全体の平均を出して、
平均的な答えを、超えるのか、それより低いのかを、
見るために考え出されたものではないでしょうか?

もうひとつは、アメリカ人との全体的なエゴグラムの異差を計る要素と
数値化して、信頼性や権威を高めるといった要素もあったかも知れません。

また、質問紙によるエゴグラムは、回答者の自己イメージなので、
大まかに性格やエネルギーを掴めばことたりるのではないかと、私は思いますけどね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
「パーセンタイルとは何か」を旧式のタイプで説明する必要に迫られていたので、投稿した次第でした。
統計学がからんでいるのだなということは把握しました。ご協力ありがとうございます。

お礼日時:2010/09/22 20:55

大学の教員です。



TEGに限らず、心理検査が測定しているのは、「心理特性」という構成概念(あることがらを説明するために作られたものであり、長さや重さなどとは異なり、実体はありません)です。

実体のある長さや、重さを測定する場合には、客観的な指標(物差し、すなわちセンチやメートル、グラムといった単位で表されるもの)が存在ます。
それに対して、「心理特性」は実体がありませんので、その特性に関連する質問に対しての回答を集計・分析して、その心理特性(TEGでいえば、CP、NPなどの自我状態)の程度や特徴を表すことになります。

このとき、心理特性が客観的な、実体のある測定対象ではないため、平均がどれくらいになるかなどについては、「健常者」を対象としてそれらを求めて、指標を作成する必要があります。
このため、TEGの各自我状態についても、5つの状態ごとに平均値や標準偏差がことなります。
さらに、5つの自我状態の測定結果については、男女差も見られます。
したがって、TEGの場合、5つの自我状態ごとに、男女別に平均値などを求め、それをもとに尺度化がされます。

パーセンタイルは、その得点より低い点数に対象者のうち、何%の人が含まれるかという数値です。
50パーセンタイルであれば、TEGの各自我状態の点数(粗点)以下に50%の人が含まれることを示しますので、50パーセンタイル=粗点の平均値となります。
自我状態の種類(CP、NPなど)によっても、男女などによっても、平均値が異なっていたため、50パーセンタイルに相当する粗点が異なるということになっているのです。

知能指数や、他の性格検査の測定結果なども同様ですので、調べてみてください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
急を要したので投稿させていただきました。後に本で勉強しています。

>パーセンタイルは、その得点より低い点数に対象者のうち、何%の人が含まれるかという数値です。
そういうことなんですね。ありがとうございました。

お礼日時:2010/09/22 20:54

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