子供の遠視性乱視 弱視 眼鏡

子供の遠視性乱視　弱視　眼鏡
現在海外に住んでおります。８歳２ヶ月の娘が、学校で目の疲れ、頭痛を頻繁に訴えるようになり現地の眼科を受診したところ、遠視性乱視と診断され、眼鏡の着用と、アイパッチによる１日３時間のトレーニングを指示されました。
眼鏡作成指示書は次の通りです。

遠視　
右：Cyl. -1.25, Axis 180
左：Cyl. -1.50, Axis 10
PD:52

矯正視力は、右1.0, 左0.6　です。

眼鏡着用後、疲労感や頭痛はなくなり、本人もよく見えるようになることから進んで眼鏡を着用しております。

ただ、クラスメートの中に同じように遠視性乱視のお子さん（娘よりもう少し度が強い）がいてそのお子さんと眼鏡を比べたところ、お友達のレンズは凸レンズというのでしょうか、厚みがあり表面のカーブもあるものなのに比べ、娘のものは表面は平たく普通の厚みで、着用していても目立って外から目が大きく見えることもありません。　
お友達は日本の病院を受診し、日本の眼鏡店で作ってもらった眼鏡ですが、娘は海外の後進国で作った眼鏡です。レンズの価格も調べたところ日本のレンズの価格の何分の一かでした。眼鏡店では、レンズはドイツかフランスからのインポートだとおっしゃっていたと記憶しています。
眼鏡のレンズがとても違うこと、とても安かったことから、本当にこの眼鏡を着用し続けて、娘の目のためによいのか心配です。
また眼鏡着用、アイトレーニング開始が遅かったので、そもそも目がよくなっていくのかも不安です。
もし今の眼鏡が不十分なのでしたら、学校の長期休暇を利用して日本へ一時帰国し、受診も考えています。

言葉の問題もあり現地の眼科医の先生に聞くことが難しく、こちらでアドバイスいただければと思います。
よろしくお願いします。

No.1 回答者： yuyuyunn 回答日時： 2010/11/06 22:39

こんばんは

通常ですと遠視であれば
+　が付き中心が厚いレンズになります

質問者さんのお嬢さんの場合
-　の記号がついていることから　近視の弱いものと言うことになります
中心が薄いレンズです

指示書（処方箋でしょうか？）とおりであれば
近視の眼鏡を作って下さい、と読めますが
先生に確認してもらってください

この回答への補足

回答ありがとうございます。

娘の眼鏡のレンズが近視眼鏡のように薄いのは、ーの記号がついているからでしょうか。
先生には遠視と言われましたが、たとえば遠視でーの記号がつくケースはありえないでしょうか？

補足日時：2010/11/09 11:00

No.2 回答者： y8gool 回答日時： 2010/11/06 23:51

大学病院の眼科医です。

質問の内容だけではよく分かりませんが、Sｐｈの欄に絶対値の大きな数字がありませんか？
屈折性弱視であればもっと大きな絶対値の数字がある筈です。
それにアイパッチは左右差が非常に大きな場合のみ使います。
これを誤った使い方をすると、取り返しのつかない結果になりますから、
小児眼科の熟知した眼科医の受診を勧めます。

この回答への補足

回答ありがとうございました。
手元の資料にはSphの記入を含め情報が少なかったので、英文の診断書をもらってきました。
一部抜粋しますと、

Visual Acuity of the right eye 0.3, with C-125(180)->1.0
Visual Acuity of the left eye 0.1, with C-1.50(10)->0.7
Anterior Segment ODS: within normal limit
Posterior Segment ODS: within normal limit
Streak retinoskopy : OD S+1 C-1(180), OS S+2 C-1.50(10)

と記されています。
Sph表記はありませんが、この結果を回答者様はどのようにご覧になりますか？
診察の際に、先生から左右差が大きく、使っていない目の方を鍛える目的でアイパッチトレーニングを勧められましたが、正確な指示といえるのでしょうか。

度々申し訳ございませんがよろしくお願いします。

補足日時：2010/11/09 11:25

No.3 回答者： sakira7171 回答日時： 2010/12/22 00:11

視能訓練士を目指して勉強中の素人です。

もう時間が経ってしまっていますが、回答します。
あくまでも参考意見としてのみ御覧ください。

＞Streak retinoskopy : OD S+1 C-1(180), OS S+2 C-1.50(10)
ここから右眼が+1D、左眼が+2Dの遠視だと思われます。
ただ、作成指示書を見る限りお嬢さんの処方されている眼鏡は乱視矯正のみです。
となると凹レンズですので、お友達とは違い厚みの少ないレンズであっています。
（お友達は遠視のレンズも入っているのでしょう）

見たところ、お嬢さんの検査結果を日本の多くの眼科で書くとすれば以下のようになると思います。
　R：S+1.0D=C-1.0DAx180
　L：S+2.0D=C-1.5DAx10
　RV=0.3(1.0×C-1.25DAx180)
　LV=0.1(0.7×C-1.5DAx10)
確かに左眼のほうが遠視度数が大きく視力が出ていないようですが、
アトロピンもしくはサイプレジンの点眼をしてから屈折検査をされたのでしょうか？？
点眼無しでこの視力だとすると、もっと大きな遠視があるかもしれません。
眼鏡処方が乱視矯正のみなのは、乱視矯正だけで十分に視力が出ると判断されたからではないでしょうか。
（右眼は1.0出てますし、左眼も0.7までは出ています）
もしくは、凸レンズを加入しても視力が変わらなかったのかもしれません。
（それでも遠視度数は入れてあげたほうが、慣れれば楽に見ることができるとおもうのですが…）

心配されている治療方法ですが、恐らく日本でも同じような治療になると思います。
もしかすると処方眼鏡は遠視＋乱視矯正になり、遮閉時間は長くなるかもしれませんが・・・
弱視眼の視力を育てるために、健眼にアイパッチをするのも同じです。
ただし、8歳というのは基本的に視力の成長が終わる頃とされていますので、
眼鏡装用＋アイパッチでどこまで視力が上がるかはわかりません。
もしかすると全く上がらないかもしれません。
それでもしないよりは絶対にいいです。

もし今の治療に不安があり、可能であれば、日本で眼科にかかってください。
出来れば斜弱外来がある病院が好ましいです。
待ち時間が長くなるかもしれませんが、大学病院などで受診したほうがいいと思います。