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障害年金と、国民年金の免除についてよく分からない点があります。

精神疾患が治らずに就職したことがない30代です。障害年金の申請を検討していますが次の点が気になります。

障害年金を受給する場合、受給している間は国民年金を免除にしてもらえるみたいですが、そうすると、追納しない限り将来の老齢基礎年金額が物凄く減ってしまうことになると知りました。
一生治らない障害で、老後も引き続き障害年金を選択するなら大丈夫のようですが、40~50代くらいになってから精神疾患が良くなって障害者から外れる可能性もあるというのが不安です。

実家が貧乏で、現在親に負担してもらっている国民年金を払わなくてもいいなら助かりますが、やはり障害年金を受給しつつも国民年金は払い続けた方が良いんでしょうか?
他の受給者の皆さんは、そのあたりのことはどうお考えですか?
ここの過去ログで検索してみると、免除してもらう人が多いらしいですが、そういう人達は障害年金が打ち切られた場合どうなるんでしょうか? 減額された老齢基礎年金だけではとても生活できないと思うのですが…。

この問題について、当事者の方や、事情をよくご存じの方などのご回答をよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

基本的には、お考えになっているとおりです。


精神の障害だけにとどまらず、障害年金は、その障害が永久固定(診断書提出不要)だとされていないかぎり、有期認定を原則としています。
ですから、更新時(障害状況確認届[診断書付きの現況届]を提出するとき)の結果次第では、いつでも等級が下げられて支給額が減ってしまったり、あるいは、支給停止になってしまうことがあり得ます。

すると、もし、65歳以降について、老齢年金を選択せずに障害年金を選択した場合には、上で書いたような級下げや支給停止にぶち当たってしまうと、老後の生活が成り立たなくなってしまいます。
ですから、逆に考えると、65歳以降については老齢年金を選択することを前提にして、できるだけ、その老齢年金の額が減らないようにしてゆくことが大事だと思われます。

そのように考えてゆくと、私としては、もしも経済的に余裕があるならば、あえて法定免除(「障害基礎年金1・2級を受給している国民年金第1号被保険者であれば、国民年金保険料の全額の納付を要しない」という制度)を受けずに、そのまま国民年金保険料を納付し続けたほうがよいと思います。
また、老齢年金だけでは、親御さんが亡くなったときに、重度障害を持つ方の暮らしが成り立たなくなってしまいますから、将来に向けての積立のようなものも欠かせないと思います。

そのような積立の方法の1つとして、心身障害者扶養保険事業というものがあります。
親御さん(加入するのは親御さんです。あなたではありません。)が子どものために一定の掛金を積み立てておき、親御さんの死後、その積立をもとにして子どもに対して一定の年金を支給してゆこう、というものです。
http://www.wam.go.jp/wam/gyoumu/fuyou/index.html

正直申しあげて、何らかの障害を持っていると、生命保険などにも加入することができなくなってしまうので、将来に向けた備えこそが大事なのではないかと思います。
ですから、あくまでも私の考えなのですが、目先の保険料免除(言い方はたいへん失礼ですけれども)だけを考えるのではなく、長い目で将来を見据えたほうがよいと思います。
 
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この回答へのお礼

大変詳しくありがとうございました。
リンク先も参考になりました。

お礼日時:2010/12/22 06:47

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