プロが教えるわが家の防犯対策術!

以前通信教育で医療事務を取り、最後まで教材は受け取りました。
ですがまさに習い始め、手を付ける前にタイミング悪く大病にかかり、入院や手術、リハビリ等をする毎日で一切勉強しないまま終わってしまっていました。

そして今やっと病気が一段落したので、早く親に迷惑を掛けた分の恩返しもしたいと思い、一人で教材を使い勉強出来ればと考えています。
ですが数年前の教材なので、勿論もう添削やサポート等は受けられません。

こんな環境でも資格を得られるまでになれますでしょうか?また可能ならば、独学の場合最短でどの位かかると思われますか…?

そしてここからが本題なのですが、医療事務を学ぶ上でのコツの様なものがあれば教えて頂けないでしょうか?

例えば国語なら重要なのはまず漢字で次に読解力だとか、数学なら公式を覚えることが重要、
歴史ならその年に起きたことを深く掘り下げ覚えるのは些か無駄な努力で、それよりは年号とキーワード、歴史全体の流れを掴むことが重要だとか、
そういった優先順位というか、効率よく学ぶコツの様なものがあれば教えて頂きたいです。

沢山申し訳ありませんが、よろしくお願い致します…!;

A 回答 (3件)

ANo.1です。

ご丁寧なお礼文ありがとうございます。先の回答では、教材をご紹介しましたが、勉強のコツを重点にした回答のほうが良かったようですね。

「点数表の解釈」を覚えることと申し上げましたが、先にも述べましたが、隅から隅まで覚えるのは至難の業です。何故なら1000頁以上あり、点数が付いた項目は何万にも上る百科事典のようなものです。ですから、要点を覚えるということです。

今、質問者様がされておられる勉強は、医療機関の様々な仕事の中の請求業務に当たります。患者の治療内容を確認して、点数計算し患者に請求するところです。その点数計算はどのように成り立っているのかを順序だてて覚えれば良いのです。外来患者であれば、大きく分けて、診察料、投薬料、注射料、処置料、手術料、レントゲン料、理学療法料、その他料、の8項目で構成されています。これだけで「点数表の解釈」を8分割出来ますね。そして、各々の項目について、どのような場合にどのような手技が算定出来るのかを覚えていきます。例えば診察料を見れば、初診料を算定した日には再診料は算定出来ない。再診の場合も病名によって月初に算定できる管理料がある、投薬だけの場合は再診料に何を足せばよいのか、という具合に覚えるということです。このように考えれば、各々の点数は厳密に覚える必要がなく、これとこれを算定して、だいたい何点と覚えておけば、算出した点数がかけ離れているとどこかに間違いがあるという事に気付くということです。

同様に、投薬料からその他料まで、項目ごとに算定の決まりごとがありますので、その部分を理解しておくことが重要だと思います。

他の回答者が就職にまで言及していましたので、私も少しアドバイスさせて頂くと、質問者様がやりたいお仕事が医療事務なら、それを目指せば良いと思います。ただ、現実的には多くの医療機関が事務員に関してはニチイ学館からの派遣というのが現状です。昔はレセプトを手書きしたり、事務員がカルテを見てコンピュータに入力していましたので、事務員の医療事務の知識が要求されたのですが、昨今では電子カルテ化が進み、コンピュータに入力するのは医師とナースなどで完結してしまう時代です。コンピュータも性能が良くなり、事務員に多くの人間が必要ではなくなってきています。尚且つ、事務部門は点数を稼げませんので、給料も安いという訳です。

とは言え、窓口業務や会計業務にカルテ運び、月に一度の請求業務は事務員(医事課)が行いますので、医療機関とっては必要な人員ですから、勉強して損はないと思います。

また、この世界はどれだけ経験があるかが大きく物を言います。逆に言えば、医療事務の勉強をみっちりして、資格も取って現場に行っても殆ど役に立ちません。私は長年、病院システムのSEとして見て来ましたが、頭で理解した計算方法と実際の計算方法は違います。何が違うかと言えば、現場でどんな処置やオペをしているのか知らないですし、医療材料も見たことがありませんので、どれが算定できて、どれが出来ないのか区別が付きません。なので、医療機関の先輩は当然のこと、業者の私にも太刀打ちは出来ません。もうこれは、経験するしかないということです。

質問者様が医療事務を長くやっていきたいとお考えなら、最初は給料が少なくても、経験を積みなさいということです。この経験とは、医事課内だけの経験だけではなく出来れば処置室などの現場を見て、どんな物が置いてあるのか、ナースがどんなことをすればどの手技になるのかを自分の目で見て覚えることが出来ればベストですね。

そのように、経験と実績を積めば、この世界は本当に狭い世界ですから、より多くの給料を貰える他の医療機関に転職すれば良いと思います。医療事務のニーズは必ずありますから。

少し趣旨が外れてしまいましたが、体調に合わせながら無理をせずに勉強してくださいね。

この回答への補足

度々丁寧な回答を、本当にありがとうございます。
きちんと書けるだけの時間がある時にお礼をさせて頂きたかった為、少しお時間を頂いてしまいましたが…申し訳ありません;

8項目に別けられることや算定のルール、全体のおおまかな点数を覚えておくことでスムーズに仕事を進められること、具体的な一例を優しく教えて下さったので、素人の私でも理解しつつ読み進められました。

就職についてもお話ありがとうございました。
殆どがニチイからなのですね…給料が安い理由も、分かってよかったです。

詳しい方のお話を聞けば聞く程、必要とされる人数が本当に少ないのかもと不安になりめげそうになる部分もあったのですが、
医療機関にとって必要な人員なんだと教えて頂けたので、また心強くなりました。(ゆらゆらしすぎですね;)

でも、どんなに勉強をみっちりして資格を取り現場に行っても殆ど役に立たないという言葉には、正直ドキっとしました。
資格を取ったからといって現場で難なく働ける訳ではなく、一人前になる為には、資格を取りスタートラインに立ってからがむしろ勉強なんだと分かりました。

補足日時:2012/03/05 03:09
    • good
    • 1
この回答へのお礼

経験を積むことに関しても詳しく例をあげて頂きましたし、目指すからには努力や苦労を積極的にしに行く位の気持ちで挑みたいと思います。

今回は本当に、貴重なお時間を割いて色んなお話を聞かせて下さりありがとうございました。
もしサイトを退会することがあってもこのページはブックマークさせて頂き、何度も読み返させて戴こうと思っています。

為になる話をして下さったことだけでなく、なんだか…単にこんなにも親切な方がいたんだということも、今回とても心温まり嬉しかったです。本当にありがとうございました^^*

お礼日時:2012/03/05 03:13

#1さんも書いていますが、「医科点数表の解釈」は必須です。


早見表を使う人もいますがベースは点数表の解釈です。
5000円くらいしますが、持っておくべきです。

4月に改正があるので今買うのは得策ではありません。
ちなみに改正は2年毎にありますので2年以内に取得するほうがいいです。

実際働くようになると改正の度に勉強が必要です。
ころころ変わるので厄介です。

解釈は回りくどい書き方をしているので慣れるまでは読解力が必要かもしれません。

あとは問題集で慣れることです。
数をこなすと傾向もわかるかと思います。

ここまで書きましたが、医療事務という仕事はお勧めしません。
資格より実務経験を優先しますので就職は難しいと思います。
給料も安いです。

どうしてもと言うのなら止めませんが…。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

丁寧な回答をありがとうございます。現実的な意見も聞けて、嬉しいです。為になります。

点数表の解釈はやはり必須なのですね。
また2年以内で取れる様にも、頑張ります…!

改正毎の勉強と、読解力、問題集で数をこなすこと、ですか。
読解力は正直多少不安ですが…何が必要なのか今から意見を聞けているので、それも幾分和らぎます。

就職に関しても教えて頂きありがとうございます。
実務経験が大切なんですね。
医療事務は、まあまあ給料がよいと聞いたことがあったのもあり選んだ為、安いと聞き少し意外でした。

そういえば倒れた時、医療事務を学ぼうとした矢先に病院にお世話になるなんて…(笑)と親も私も苦笑いな感じだったのですが、
病気を経て以降過保護気味に心配してくれていた親も、医療事務に関しては「職場が病院ならいつ倒れても安心かもね(笑)」なんて言っていて。

冗談半分とはいえ、でも確かに一里あるかなと私自身感じている部分もあるので、そういう点から見てもやはり目指してみたいかなと思っています。

ちゃんと問題集で数をこなしてデキる人材になり、少しでも雇って貰いやすくなる様に頑張ろうと思います。
ありがとうございました^^*

お礼日時:2012/03/03 00:08

医療事務を独学でするなら、大きな書店に行って「点数表の解釈」という本の最新版を購入して、とにかく覚える、または暗記するしかないと思います。



この本は医療機関で点数計算する際の基本となるものです。本ですから実際の現場で覚えるということは出来ませんが、とにかく点数を算定する方法を覚えるしかありません。この時、個々の点数まで(例えば全ての手術の点数を覚える等)覚える必要はありません。この検査をすればこの点数も算定できるとか、この項目は月に一回しか算定できないという概要を覚えればよいと思います。

お近くに大きな書店がなければ、あるいは大きな書店でも取り寄せの可能性もありますので、その際は社会保険研究所のホームページから購入出来るようになっています。

http://www.shaho.co.jp/shaho/shop/detail.php?no=17

恐らく、今年(平成24年)は4月に保険点数の改定があると思いますので、購入されるのでしたら4月以降の最新版にされた方が良いかも知れません。

お体の方、お大事になさってください。くれぐれも無理をされませんように。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

お早い回答をありがとうございます。本当に親切丁寧に教えて下さり嬉しいです。
以前深夜に投稿した際は回答が得られず…削除しての再質問だった為、尚更嬉しいです。

「点数表の解釈」という本で勉強すればよいのですね。
あまり本屋さんを回るなんてこともし辛い環境なので、購入のルートまで詳しく教えて下さり本当に助かりました。URLまで貼って頂いて、ありがとうございます。

詳しい勉強のコツも教えて下さり、ありがとうございます。そういったお話が聞きたいと思っていました。伝わっているか不安だったのですが…大丈夫だった様でよかったです。
今から勉強していく上で、かなり心強くなりました。

教えて下さった様に本は4月に購入するとして、(購入先の目処だけ付けておき、)それまでは手元にある教材に一通り目を通しつつ過ごしたいと思います。

色んな方のコツが聞ければと思うので、今暫く回答受付をしたままにさせて頂こうかと思いますが、
一件目から十分すぎる内容の回答を、本当にありがとうございました…!^^*

お礼日時:2012/03/02 23:24

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!