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It seems that...という構文は、形式主語構文ではないようです。
しかし、私はずっと形式主語構文だと思っていて、Itにthat...を代入して考えていました。

ロイヤル英文法を見るとP.47から以下のように書いてあります

『「~のようだ」という意味を表す It seems that... , It appears that... などの構文では、it がthat以下の節を導入する働きをしている。形の上では<主語+述語>となるので、第1文型として扱われることが多いが、特殊な文型としておく方がよい。

It seems that john dislikes his boss.
(ジョンはボスが嫌いらしい。)
It appeared that john was ill at ease in my company.
(ジョンは私と一緒にいると落ち着かないようだった。)
It turned out that one of the pictures was missing.
(絵の一つがなくなっていることがわかった。)

注:It seems that... 型と一般の形式主語構文
<It seems that...>型構文では、that節を文頭に置くことはできない。
[誤] That john dislikes his boss seems.
次の文との比較:これは第2文型である。
It is obvious that money doesn’t grow on trees.
(お金が木にならないことは明らかだ。)
(=That money doesn’t grow on trees is obvious.)
※that節が前に出ることは少なく、It is ~ that…のほうがふつう。』

とあります。


この解説を読んで、
『It seems that... , It appears that... などの構文では、it がthat以下の節を導入する働きをしている。』と書いてあるので、itがthat以下の節を導入しているのだから、itが受けるのはやはりthat以下なのでは?やはりthat以下はitの意味上の主語になっているのでは?などと考えてよく分かりません。このitは何を指すのでしょうか。またthat...はどう扱えばいいのでしょうか。

あともう一つ分からないことがあります。

『It seems that... , It appears that... などの構文では、it がthat以下の節を導入する働きをしている。形の上では<主語+述語>となるので、第1文型として扱われることが多い』

『注:It seems that... 型と一般の形式主語構文
<It seems that...>型構文では、that節を文頭に置くことはできない。
[誤] That john dislikes his boss seems.
次の文との比較:これは第2文型である。
It is obvious that money doesn’t grow on trees.
(お金が木にならないことは明らかだ。)
(=That money doesn’t grow on trees is obvious.)』

ここでの第1文型、第2文型って何のことでしょうか。
It seems that...などが第1文型で
It is obvious that money doesn’t grow on trees.などの形式主語構文が第2文型
ということなのでしょうか。
この文型の区分が、どうしてそうなるのか、が全く分かりません。


どなたか、この2つの疑問をお答え頂けることを願っております。
よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

第一文型は SV


第二文型は SVC
のことです。

This is a book.
He is tall.
こういうのが SVC で,
He became a doctor.
She got angry.
のような「なる」
She looks beautiful.
He seems sick.
のような「見える,思える」系もそうです。

He seems sick. のように S = C が成り立ちます。
seem の基本はこれです。

It seems that ~.
「~のように思える,らしい,ようだ」
形は違っても,that 以下の方が C っぽいです。

it を形式主語として that 以下が真主語,
これで it = that ~が成り立つと言っても,
それは SVC としてというのでなく,
形式主語=真の主語という中身の問題です。

とにかく,that 以下の方が seems の主語というのは意味的に変だし,
主語 seems で文が終わってしまうのもおかしい。

It seems great to go there.
これであれば,it = to go there
で何の問題もないのですが,
It seems that ~
これは形式主語とはしにくい。

この it は非人称の it と言われ,時や天気の it と似ています。

こういう複文構造になると,文型を考える意味はありません。
(It seems that) ここまでで修飾語,後の文が主文と考える方がすっきりします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
回答を読ませて頂いて、ここでのitは非人称のitであり、また、It seems that... は文型を考える意味があまりないということが分かりました。
ありがとうございました。

しかし、それは分かったのですが、重ね重ね失礼ですが、

『It seems that...構文では、it がthat以下の節を導入する働きをしている。形の上では<主語+述語>となるので、第1文型として扱われることが多い』

、の部分がどうもまだよく分かっていないようです。

It seems that...が、どうして、主語+述語 の第1文型になるのでしょうか。
that.以下が副詞節のようになってseems にかかるという感じになるのでしょうか。
Itが非人称のitで、that以下がCのようであるのなら第2文型のようになると思うのですが、どうでしょうか。

しかし、It seems that... のような構文は文型を考える意味がないことが分かりましたので、おかげさまで、解決は大体致しました。

ただ、枝葉の細かい所なので恐縮なのですが、なぜIt seems that...が第1文型なのかが気になりまして、またご質問をさせて頂いたわけです。

もしお手数でなければで結構ですので、上記した愚問に再度お答え願えないでしょうか。

お礼日時:2012/07/17 11:29

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