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質問はタイトル通りなのですが、例えば

「私の願望」

といった場合、単に所有だけを意味するとは、どうも考えにくいので質問しました。
宜しくお願いします m(__)m

A 回答 (2件)

 日本語の名詞には英語やドイツ語などの「主格・所有格・目的格」や「主格・属格・与格・対格」がありません。


日本語では「名詞+助詞」の形でこれらを表現します。「私は・私が」「私を」「私に」「私の」の形です。
 ご質問にある「私の願望」は言い換えれば「私が願うこと」の意味でもあり、その場合の「の」は用言の後に付いて体言に準じる意味を表すことになります。この形は「形式名詞(英語で用いられる“不定詞の名詞的用法”や“名詞節に近い考え方)」と呼ばれることから準体助詞と呼ばれる場合もあります。
 質問者様は、こうしたケースを想定しているかと考えられ、「私の願望」との表現を、英語の目的語として考えても差し支えはありませんよとのお話しをさせていただきました。
 また別な考え方をするならば、「私の本」と「私の願望」で前者は具体的な「形のあるモノ」ですが、後者は主体である「私が願うこと、そしてそのために努力した結果として生ずるモノ」ですから、具体的なモノとは少しばかり隔たりがあります。
 但しこの考え方には一つ欠点があって「私の家」がその典型的な事例となります。「家」という具体的な形のあるモノ(“My House”)ではあっても、それと“My Home”では少しニュアンスも異なります。こうした場合は「私が住み暮らす家」などと表記することが正確な意味を伝えることとなります。こうした文章を簡略化し「言葉のニュアンス」として伝えたいなどの場合に「私の家」と表記する場合もあります。
 結論から申しますと、「私の願望」は所有表現とも目的表現とも理解することが可能です。
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日本語というより膠着語と言われるモンゴル系の言語には助詞という範疇の単語を有しているので主格、所有格、目的格、補格等の格を名詞、代名詞が用意しておく必要がないのです。

名詞には、が、をつけるとこれが主格に相当し、の、をつけると所有格、を、をつけると目的格、に、を付けると補語ないしは第二目的格と同じ役割を持たせることができるようになるからです。もちろん『の』は所有格を作るためだけに用いるのではなく、英語の of に当るさまざまな機能が用意されているので、単にこれが所有格を作るためだけのものではないことは貴方が指摘されるとおりです。
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