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現在大学3年生です。卒業論文でサーミ語と文化に関する研究を行いたいと考えているのですが、自分の大学に専門家がおらずかつ文献もそれほど多くない為、来年度休学してオウル大学に1年間留学し、専門知識等を身につけたいと思うようになってきました。

しかし私の大学はオウル大学とは交換留学協定を結んでいないので、私費留学になります。申請すれば単位は認定されますが、帰ってきたと同時に卒業では就職活動に支障が出てしまうため、休学しようと考えています。

ただ、ここまでして留学することは本当に自分にとっていいのだろうかと思い始めました。そろそろ就職活動が始まろうとしているのに、そこから離れて留学などしていていいのか。いくら研究がしたいからといって、実学でもない人文学のためにそこまでしていいのだろうか。
以前から北欧に漠然とした興味は抱いていたのですが、少し前から北欧の少数民族サーミに関して興味が湧いてきて、サーミ語とサーミ人の暮らしの関係を探りたくなってきました。こんなことができるのは学生のうちだけとも思いますが、1年生や2年生ならまだしも、3年生になって留学しようというのはいいのか。その点で悩んでいます。何かしらのアドバイスを頂けたらありがたく思います。

A 回答 (1件)

 確かに3年から4年にかけて留学する、というのは就職活動だけを考えればデメリットしかありません。



 そして、実学でもないただの人文学、それもサーミ語とくれば不安になるのはわかります。でもいいじゃないですか、たぶんこのまま留学を中止して就職活動に突入したあと、後悔されるでしょうね。
 それにサーミ語やサーミ人の生活を学ぼうとされるわけですから、学部も文学部とか外国語学部とかでしょう?どちらにしたって就職に強い学部ではありません。ここに一年間の休学が加わったところで、これ以上就職戦線でのあなた様の値打ちが下がることはないと思います。

 大学は学ぶ場だったはずです。いつの間にか就職予備校になってしまいましたが。私はそんな質問者様の興味、意欲を羨ましく思います。
 私は難関と呼ばれるばりばりの実学系学部に入りましたが、その実態は職業訓練専門学校でした。ただ、教養学部時代の二年間は楽しい思い出でいっぱいです。哲学とか言語学とか経済学とかありとあらゆる本を読んだものです。
 そして専門課程に入るとひたすら職業訓練に明け暮れる、充実はしていましたが、ただただきついだけの時代だったことを思い出します。

 実学に明け暮れ、就職後も365日/24時間の労働に明け暮れ、あげく身体をこわして、のんびりと生活が出来る程度の収入の仕事に就かざるを得ませんでした。やってきた仕事には誇りも持っていますが、今の生活もすごく好きです。趣味も読書もやり放題。こんな学生生活も送ってみたかったなと思います。私の頃の時代には円安で海外留学はおろか海外旅行さえ難しかった時代です。

 フィンランド=スオミ、シベリウス、白夜、湖沼地帯、森林、NorthernRights、そして学ぶ目標は明確なのですから是非留学されたらいかがでしょう。こんな時代に生まれられたのですから学生時代くらい好きなことをやったらいいと思いますよ。

 ちなみに私の娘も、関東にある旧帝大卒業後に学べるところがないということでオーストラリアの大学院に進学しました。修士課程を修了したところで、博士に進んでもオーストラリアでの就職の口もなく、また日本での就職も絶望的ということで帰国しましたが、その後国家公務員となって楽しくやっています。

 娘の学んだ分野も全然実学ではなく、ほとんど趣味に近いものでした。それでも、就職とか資格とかとは無縁だったけれども、オーストラリアでの学生生活は楽しかったようです。

 がんばってください
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