最速怪談選手権

笹子トンネルの吊り天井落下事故を見て思ったのですが、
設備は、だいたい20年位で設置し直すのが理想だと思います。
(耐用年数も30年位と記されてるものも多いでしょうし)

Q1
ところで、この耐用年数(交換の推奨・目安?)みたいなものは、
地震の揺れも想定しているものなのでしょうか?
(稀な強風による煽りも含む)

Q2
少なくとも、設置後20年以上経っている設備のうち、
3.11とその後の余震を受けたもので、吊り構造のものは、
新しい基準で検査や交換を義務付けた方が良いと思いますが、いかがでしょうか。
直ぐにとはいかなないでしょうけど、段階的にでも。
(例えば耐用年数20年のものも5年マイナスして考えるとか)

※ 建築に関して私は素人です。

A 回答 (5件)


 地震のゆれは想定していません。

2 
 新しい基準で検査や交換を義務付けるのは結構ですが、その基準を満たすためには検査費用や交換費用、下手をすれば新規にトンネルを作り直す費用も必要でしょう。
 予算的な裏づけがないとできないと思います。

 元建設業の立場から言わせてもらうと、はっきり言って「コンクリートから人へ」の弊害です。
 九州四国の、全国的時期からはるかに遅れて開通した高速のトンネルの多くには、あのような形式のものは少ないです。
 すでに古い形式の問題点や改修の必要性は認識されていて、だからこそ後の時代には使われてきませんでした。
 建設業=悪というメディアの宣伝に流され、建設関係の予算を大幅カットしなければ、しかるべきときにしかるべく改修もしくは新しいトンネルへの移行が行われていた可能性が高いです。
 道路公団の民営化も、こうした問題点への対応を遅らせた一因ではないでしょうか。
 実際に私も、工事をするべく検討を進めていたトンネル修繕工事が、役所の方針転換(=経費節減)で中止になった経験があります。

 日本人は本当に時節に流されて物事の本質を見誤るのが得意です。
 その責任は我々自身にあるのに、昔の設計者や施工者を叩くばかりで、なぜ改修が行われなかったかを考え論じようとしません。
 必要なものは作る、作るよりも維持管理が大変であるということを、私たちはもっとよく知るべきです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/12/07 19:19

耐用年数とか点検不足とか施工ミス が問題ではありません




重く、落ちると重大な被害になるものを吊るという設計思想が間違っています


なぜそんな設計がまかりとおったのか 

マスコミはそこを追求してほしい
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この回答へのお礼

みなさまありがとうございました。
大変参考になりました。
3.11の後、建物の壁だけでなく、よく見ると設備へのダメージも大きかったですね。
あらためて考えると、吊ってある物というのは結構ありますね。
天井にはダメージなくてもその中に這わせてある配管もかなり動いたようですし。
ボルトで取り付けたようなものもズレの跡があります。
表面上、異常が無ければそれで済ませてしまうところありますね。
高所に吊ってあるもの、取り付けてあるものに対して過信があるのでは?と思いました。
強風や地震による揺れによるダメージを考えているのかなと。
今は、予算などありましょうから、入念な点検整備、改装などはより難しいかもしれませんね。
笹子トンネルの件を地震によるダメージを結びつけたのは個人的な思い付きですが、設備が計算に含めていない第3の負荷によるダメージもあるんでは?と思って質問しました。
勉強になりました。

お礼日時:2012/12/07 19:33

>工費を高くして、皆で儲けを山分けしてきたツケです。

損するのは、いつも庶民です。
と言うご意見がありますが、皆で儲けを山分けした皆の中には庶民は入らないのでしょうか。
その工事を請け負ったのは大手建設会社かもしれませんが、実際に作業したのはその下請けの庶民ではなかったでしょうか。
経済は誰かに増えた儲けは回りまわって多くの人に波及します。
それが無かった場合に比べれば明らかかに周囲の人間は豊かになります。
彼らには事業の儲けはないというかもしれませんが、その仕事で当時の生活を維持したのは間違いなかったのではないでしょか。
一見関係なさそうな魚屋やその他の商売も結果的に恩恵を受けるのです。少なくとも地方で仕事が少ない環境下では貴重な収入源になったと思うのです。
したがって一方的に庶民だけが被害者と言うのは軽率な見方かなと思います。

今回の事故ではメンテナンスの不備は間違いないでしょう。今から考えると不合理な構造のように思えますが、当時の車の排気ガスの濃度から考えるとこのように大きな通風孔は必要だったということのようですから、今の基準だけで判断するのは軽率かなと思います。

それよりももう新たな公共投資は減らして、既存の社会資本のメンテナンスに資金を向けるべきだというのが最大の教訓だと思います。
これは今回の選挙でもそういう政策を取って欲しいと思っています。
もう有権者は票目当ての公共投資は期待しないことにしましょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/12/07 19:22

耐用年数と言うのは元々いくらかマイナスして算出している物で実際はもっと多いのです。


頭のよろしい方はその辺はちゃんと織り込み済みです。
今回の事故は対応年数云々と言うより整備不足のように思えます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/12/07 19:18

吊天井などと、お金のかかる仕事を余分にするから、事故につながったのです。

吊られたものは、何時かしら吊り具が老化して、脱落するのは、万有引力の法則を知ってなくても常識でしょ。
工費を高くして、皆で儲けを山分けしてきたツケです。損するのは、いつも庶民です。
吊り具は、景観のみの理由で、安全からは程遠い工作です。不必要であることも考慮すべきです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/12/07 19:17

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