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昨年度の伝票入力漏れがあったため、既に申告済の損益計算書と賃借対照表をチェックしていたところ数字が不一致であることを発見しました。
簿記知識が皆無で経理ソフト(みんなの青色申告)を使用しているのですが、サポートに質問しても「税理士にご相談ください」としか対応されません。
(有料サポートを付加するほどの余裕はないので加入しておりません)

(損益計算書の数字)
期首商品棚卸高 300
仕入 200
期末商品棚卸高 250

(賃借対照表の数字)
棚卸資産 240

期中に汚損による商品廃棄が10あり、商品/雑損失で伝票を入力しましたが、この入力処理が間違っているのだと思います。
商品廃棄を商品/仕入高で処理するという類似質問回答があったのですが、この考え方をそのまま当てはめて大丈夫でしょうか?

A 回答 (4件)

No.3です。



期中に汚損商品10を廃棄した。期末の商品在庫250はすべて健全商品であり、決算では、
〔借方〕商 品 250/〔貸方〕期末商品棚卸高 250
と仕訳計上した。

こういうことですか。それならば私の理解が誤っていました。正しい仕訳計上です。


>この時点で期中の廃棄分は加えていないのですが、廃棄したものも期末の商品数を数える時に加えなければならないのでしょうか?

いいえ。期中に廃棄した商品は、決算では仕訳計上してはなりません。


さて、改めて回答しますが・・


>期中に汚損による商品廃棄が10あり、雑損失/商品で伝票を入力しましたが、この入力処理が間違っているのだと思います。

その通りです。No.1で書いたように、汚損による商品廃棄は仕訳計上しなくても構わないのですが、仕訳計上するのであれば、

〔借方〕雑損失 10/〔貸方〕商 品 10
この仕訳は間違いです。

分割法(三分法)の商品会計では、貸借対照表勘定の「商品」は、期末の棚卸の洗替え処理以外で使用してはなりません。貸借対照表の「商品」の金額と損益計算書の「期首商品棚卸高」の金額はいつも一致していなくてはならないからです。

この仕訳が間違っているから、前期の期末商品棚卸高 250 と
賃借対照表の商品(棚卸資産) 240 が
合いません。

だから、

今期の期首商品棚卸高 250 と
賃借対照表の商品(棚卸資産) 240 も
合わないはずです。


ですから、

〔借方〕雑損失 10/〔貸方〕商 品 10  
ではなく、

〔借方〕雑損失 10/〔貸方〕他勘定振替高 10 
と仕訳するのが正解でした。これなら、賃借対照表の「商品」に影響を与えませんね。賃借対照表の「商品」に影響を与えることなく、商品廃棄分を売上原価から除去することができます。そして損益計算書の健全性を維持することができます。
※「他勘定振替高」という科目は、売上原価の控除項目として新規に設定して下さい。


ところで、

>商品廃棄を商品/仕入高で処理するという類似質問回答・・

これも間違いです。

この回答への補足

ありがとうございます!
簿記の基本がわかっていない人間にもわかりやすく提示してくださったおかげでよくわかりました。
「貸借対照表勘定の「商品」は、期末の棚卸の洗替え処理以外で使用していけない」という根本的な基本を提示してくださったので、仕入高で処理するのが間違いであることも理解できました。
最初に実際の在庫数が250であると明記すべきでした、説明が足りず申し訳ありませんでした。

補足日時:2013/10/02 23:30
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No.1です。



>前期PLの期末商品棚卸高と今期PLの期首商品棚卸高の数字が一致しないのは根本的な誤りであると過去の質問回答にありました。

財務会計ソフトでは、前期PLの期末商品棚卸高が自動的に今期PLの期首商品棚卸高へ繰り越されます。ですから数字が一致しないはずがないのです。

>そうなると、今期の期首商品棚卸高の実数は250であるにも関わらず

なぜ今期の期首商品棚卸高の実数が250なのですか。

前期(昨年度)の期中に汚損による商品廃棄が10発生したのだから、前期(昨年度)の期末商品棚卸高の実数は240です。だから今期の期首商品棚卸高の実数も240〔←汚損商品を除く数〕のはずです。

>商品廃棄の仕訳は借方が雑損失、貸方が商品で処理されています。

正しいです。

>期末商品棚卸高はソフトで設定されている決算取引の項目で借方が商品在庫、貸方が年度待つ商品棚卸高に仕訳されます。

正しいです。

もう一度補足して下さい。

1.前期(昨年度)の期末の商品在庫を計上した時の仕訳を書いて下さい。

〔借方〕商  品 ☆☆☆/〔貸方〕期末商品棚卸高 ☆☆☆

☆☆☆は、いくらですか。240ですか。250ですか。


2.質問文に「棚卸資産 240」と書いてありますが、これでは不適切です。勘定科目で表現して下さい。「商品 240」ですか。
※「棚卸資産」は勘定科目ではない。

この回答への補足

期末の現物の数は250です。
決算取引は借方商品250/貸方期末棚卸高250で処理しています。
この時点で期中の廃棄分は加えていないのですが、廃棄したものも期末の商品数を数える時に加えなければならないのでしょうか?
数字が現物と一致していないのは貸借対照表の期末棚卸資産です。
(資産は商品以外ありません。棚卸資産の全てが商品です。)

補足日時:2013/10/01 16:24
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棚卸資産と商品在庫不一致と書いてあるが,商品つまり現物があるかないか,もっと書くなら棚卸は現物主義なのです。

ですから,現物を確認してから棚卸をするのが正解なのです。

この回答への補足

現物の数は確認しています。
期中に廃棄した商品を除いて250あったので、期末商品棚卸高を250と手入力しています。
貸借対照表の棚卸資産の項目は入力した内容で自動計算されている数字で、自分で240と入力しているのではありません。

補足日時:2013/10/01 16:09
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かりに期中に汚損による商品廃棄が10あったとしても、



前期末の仕訳は、
〔借方〕商 品 240/〔貸方〕期末商品棚卸高 240
が正解でした。

それでは、商品廃棄10 は、どのように仕訳をするのか、とお聞きになるでしょうが、特に何の仕訳をしなくても、最終的な「税引前当期純利益」は正しく表示されるので、これだけで構わないのです。

ただ、そういうズボラな経理はしたくない。これでは商品廃棄分が売上原価に入り込んでしまい、損益計算書の健全性を損なうではないか。厳密な経理をしたいのだ、とおっしゃるのであれば、

前期末の仕訳は、

期末棚卸商品を計上する仕訳
〔借方〕商 品 240/〔貸方〕期末商品棚卸高 240


〔借方〕棚卸資産廃棄損 10/〔貸方〕他勘定振替高 10
と仕訳します。
※「棚卸資産廃棄損」という科目は、廃棄損が少額なら「営業外費用」の区分に、多額なら「特別損失」の区分に設定して下さい。(少額なら雑損失でもよい)
※ここで「他勘定振替高」という科目は、売上原価の控除項目として設定して下さい。

これで、商品廃棄分を売上原価から除去することができます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ところで、補足をお願いします。前期末の仕訳(誤り)を教えて下さい。質問文では「商品/雑損失」とありますが、貸借が反対なのではありませんか。
1.期末商品棚卸高を計上する仕訳
2.商品廃棄分を計上する仕訳

この回答への補足

前期PLの期末商品棚卸高と今期PLの期首商品棚卸高の数字が一致しないのは根本的な誤りであると過去の質問回答にありました。
そうなると、今期の期首商品棚卸高の実数は250であるにも関わらず240としなければいけないのでしょうか?

勘定科目に相手方の摘要を入れることで仕訳されるソフトのため借方貸方の意識がなく、表記順がルールに則っていないものでしたら申し訳ありません。
商品廃棄の仕訳は借方が雑損失、貸方が商品で処理されています。
期末商品棚卸高はソフトで設定されている決算取引の項目で借方が商品在庫、貸方が年度待つ商品棚卸高に仕訳されます。

補足日時:2013/10/01 13:33
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